記事にアフィリエイト広告を含みます

Teclast M50HD - 軽量でWidevineもL1、しかも低価格な10.1インチタブレット

Teclast M50HD

TeclastがAndroidタブレット「M50HD」をAmazonで発売しました。この製品はまだTeclast公式サイトやAliExpressには製品ページができておらず、日本で先行して発売されたようです。TeclastのAndroidタブレットは型番がどんどん増えていて、このM50HDに似た型番だと「P40HD」「M50」「M50 Pro」があり、価格帯も割と接近しているので、ちょっとややこしい…。

スポンサーリンク

1.スペック

Teclast M50HD
OSAndroid 13
SoCUNISOC T606
RAM8GB(拡張機能により最大16GB)
ストレージ128GB
ディスプレイ10.1インチIPS(1,920 × 1,200)
バンドFDD:B1/3/5/7/8/20
TDD:B34/38/39/40/41
ネットワーク802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0
入出力USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメライン5MP/アウト13MP+0.3MP
バッテリー6,000 mAh
サイズ238.4 × 157.7 × 7.8 mm
重量435 g
※Widevine L1(ただしNetflixはHD動画視聴非対応)

OSはAndroid 13、CPUはUNISOC T606です。このT606という型番は中国タブレットの中位クラスの製品に搭載例が多く、冒頭で触れたP40HD、M50もT606搭載です。Antutu Ver.10(ライトバージョン)のスコアは22-23万点ほどで、OSの基本操作やSNS、動画視聴、Webブラウジングなどはサクサクこなせますが、凝ったグラフィックのゲームをプレイするのは厳しいです。

RAMは8GB、拡張機能により最大16GBとして使えます。ストレージは128GBです。なお、Teclast製品はモデルによってRAM/ストレージ容量に差がつけられていることが多く、P40HDは8GB(16GB)/128GB、M50は6GB(12GB)/128GB、M50 Proは8GB(16GB)/256GBと、微妙に違っています。

ディスプレイは10.1インチで解像度は1,920 × 1,200です。M50HDは実売価格が2万円前後の製品なので、標準的と言える仕様だと思います。また、WidevineはL1なので、動画サブスクリプションサービスでHD以上の画質で視聴が可能です(ただしNetflixはHD画質視聴に対応しません)。

M50HDはLTEモデルです。技適マークもありますが、日本の主要通信バンドをフルにカバーできているわけではなく、ドコモ(B19/B28)とau(B18/B26/B28)のプラチナバンドには対応していません。

スポンサーリンク
Teclast M50HD

カメラはイン5MP/アウト13MP+補助カメラと言う構成です。アウトカメラの画素数は「そこそこ」ですが、タブレット製品はカメラアプリの出来がいいとは言えませんので、スマホほど高品質な撮影は難しいです。

2.筐体

Teclast製品の製品画像のうち、前面画像は当てになりません。ほとんどの場合ベゼルが細く見えるように画像加工されています。M50HDのベゼルも実際にはもう少し太いと思われます。

Teclastの他機種(10.1インチのもの)とサイズ比較してみます。
M50HD:238.4 × 157.7 × 7.8 mm / 435 g
P40HD:242 × 160.1 × 8.4 mm / 535 g
M40 Air:240 × 158 × 7.9 mm / 430 g

このように、M50HDのセールポイントは「サイズ」ですね。製品名に「Air」は冠されていませんが、比較的薄型で軽量に仕上がっています。

背面です。筐体色は「パールブルー」で、M50 Proと同じ筐体と思われます(M50 Proは正確なサイズが開示されていませんが、M50HDと同色で重量も同じです)。

Teclast M50HD

背面は金属製で、質感も高いと思います。ウインタブの経験上、Teclast製品は「製品画像は盛るが筐体品質は高め」ですし。

3.価格など

Teclast M50HDはAmazonで販売中で、10月12日現在の価格は25,900円となっていますが、製品ページに10月13日まで有効の6,000円OFFクーポンがあり、これを使うと19,900円…じゃなくて、なぜか17,900円になります(カート画面でこの価格になります。実際にカートに入れて確認しましたし、Teclastからもその説明を受けています)。

冒頭に「ちょっとややこしい」と書きましたが、この製品に最も特性の近いと思われるのがM50 Proだと思います(筐体サイズと筐体色がほぼ同じ、SoCはM50 Proのほうがわずかに高性能でストレージもM50 Proのほうが大きい)。M50 Proの価格が20,900円(10月12日現在。製品ページのクーポンを使った価格)なので、それよりは3千円安くなっていますから、個人的には「こっちでいいのでは?」と思います。

4.関連リンク

TECLAST M50HD:Amazon

スポンサーリンク