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FILCO Majestouch Xacro M10SP - CHERRY MXスイッチ搭載、70%タイプ左右分割型エルゴノミクスキーボード、ハードウェアマクロ・ソフトウェアマクロに両対応

FILCO Majestouch Xacro M10SP

FILCO(ダイヤテック株式会社)がメカニカルキーボードの新作「Majestouch Xacro M10SP」を発表しました。んー、いいですねーFILCO、私も4年ほどFILCOのMajestouchを使ってましたけど、品質・使いやすさとも素晴らしいキーボードです。

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トップ画像にある通り、Majestouch Xacro M10SPは左右分割型で、メーカーでは「エルゴノミクスキーボード」と呼んでいます。

Majestouch Xacro M10SP
キースイッチ/キー数Cherry MX /日本語:76キー, 英語:72キー
赤軸・静音赤軸・茶軸・青軸から選択
かな印刷なし
キーピッチ19mm
キーストローク赤軸:4 mm
静音赤軸:3.7 mm
茶軸:4 mm
青軸:4 ±0.5mm
サイズ/重量336 × 123 × 39 mm / 840 g
インターフェースUSB
付属品PC接続用ケーブル(1.8m / USB-C to USB A)
連結ケーブル(USB-C to USB-C)、交換用キーキャップ
FILCO Key Puller、高さ調整脚
マクロ機能ハードウェアマクロ・ソフトウェアマクロ両対応
FILCO Assist対応

こちらがスペック表です。Majestouch Xacro M10SPは日本語配列と英語配列それぞれにCherry MXの赤軸、静音赤軸、茶軸、青軸を選べるので、トータルで8バリエーションモデル展開となります。

Cherry MXの軸色の違いについてはこちらをご参照ください。
CHERRY MXスイッチとは:FILCO

メカニカルキーボードを使ったことがない人にちょっとだけアドバイスしておきます。メカニカルキーボードは打鍵感が素晴らしい反面、打鍵音はかなり大きめです(特に青軸)。なので、職場で使うような場合は静音タイプにしておくほうがいいでしょう。青軸なんて自分で使ってて「うるせえ!」なんて思っちゃいますしね、私(青軸が一番気持ちいいけど)。

ただし、Majestouch Xacro M10SPは「スイッチを固定する鉄板と基板の間に吸音性に優れたシリコーンシートを挟んでいます。打鍵時の底打ち音を抑え快適なタイピングが可能です。」という説明がありました。

FILCO Majestouch Xacro M10SP
日本語配列

FILCO Majestouch Xacro M10SP
英語配列

キー配列です。Majestouch Xacro M10SPはテンキーレスで「70%タイプ」というコンパクトなサイズの製品です。ただ、私はこの配列を見て「これ60%じゃねえの?」と思ってしまいました。最上段のFキーが数字キーと同時押しなのはいいとして、右下に方向キー(矢印キー)がありません。この製品はいろいろと細かく設定ができますが、それにしても方向キーは他のキーと同時押し(デフォルトではFnキーとJで左矢印、FnキーとIで上矢印など)になります。

それと、中央のグレーのキーは普通のキーボードにはありません(このキーについては後述します)。

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FILCO Majestouch Xacro M10SP

これが左右分割したところ。グレーのキーが境目になっています。またMajestouch Xacro M10SPは有線キーボードなので、中央上部に左右を連結するケーブルがつきます。

FILCO Majestouch Xacro M10SP

で、中央のグレーのキーですが、「マクロ専用キー」です。普通のキーボードだと「中央にマクロキー」というのは、少なくとも私は見たことがないですが、左右分割型キーボードだとこの位置が使いやすいとのこと。

FILCO Majestouch Xacro M10SP

底面にはDIPスイッチがついています。よく使う「ESC⇔E/J」や「Caps Lock⇔左Ctrl」の切り替えと、FNキーや特殊キー位置はDIPスイッチで対応します。

なお、記事タイトルにある「ハードウェアマクロ」とは「特定の操作をキーボード本体に記憶させる」というもので、接続するPCを替えても有効です。一方で「ソフトウェアマクロ」とは「特定の操作をソフトウェアを使って設定する」というもので、PC側に操作が記憶されますので、PCを替えてしまうと使えません。

Majestouch Xacro M10SPには「FILCO Assist」というソフトウェアが用意されており、これを使ってソフトウェアマクロを設定します。また、FILCO AssistからDIPスイッチの設定状況とハードウェアマクロの登録内容の確認もできます。

FILCO Majestouch Xacro M10SP

キーボードの底面に取り付けるネジ式の脚がついており、これを着脱することによってより「エルゴノミクスらしい」使用感が得られます。

FILCO Majestouch Xacro M10SPは10月26日の発売予定で、FILCO ダイレクトやAmazonでは予約販売がスタートしています。この記事を執筆している10月13日現在だと価格は23,100円、静音赤軸のみ24,200円です。

なお、FILCOダイレクトでの予約購入に限り、専用リストレストがプレゼントされます(数量に限りあり)。

「いいキーボード」であることは間違いありませんが、一般人にはなかなか「クセつよ」ですよね。ゲーマーやプログラマーといった専門的な用途で使う人向きの製品でしょう。でも「カッコいいので欲しい」とは思います。

関連リンク

Majestouch Xacro M10SP:FILCO製品紹介ページ
FILCO Majestouch Xacro M10SP 日本語配列:Amazon
FILCO Majestouch Xacro M10SP 英語配列:Amazon

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