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OUKITEL WP16 - バッテリー容量10,000 mAh越えのタフネススマホ。エントリー寄りのスペックですが、価格も低めです

OUKITEL WP16
OUKITELがタフネススマホ「WP16」を発売しました。型番ではひとつ前の「WP15」が5Gにも対応するミッドレンジクラスのモデルだったのに対し、このWP16は5G対応せず、どちらかというとエントリークラス寄りの製品となっています。しかし超大容量のバッテリーを搭載するなど、タフネススマホにノウハウのあるOUKITELらしい製品とも言えます。

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1.OUKITEL WP16 スペック

スペック表

  OUKITEL WP16
OS Android 11
CPU MediaTek Helio P60
RAM 8GB
ストレージ 128GB
ディスプレイ 6.39インチ(1,520 × 720)
LTEバンド FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17
18/19/20/25/26/28A/28B/66
TDD:B38/40/41
SIM nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力 USB Type-C
カメラ イン20MP/アウト12MP+20MP
バッテリー 10,600 mAh
サイズ 174.8 × 83 × 18.5 mm
重量 380 g

コメント

先日紹介記事を掲載した「HOTWAV Cyber 9 Pro」と基本スペックが非常に近くなっています。OSはAndroid 11、CPUはHelio P60、RAM/ストレージは8GB/128GBと、ここまではHOTWAVと変わりません。CPUのHelio P60はAntutu Ver.8のスコアが16万点程度(Ver.9でも20万点には届かないと思います)なので、現在の水準だとエントリークラスの上のほう、くらいの性能です。ただし、ゲームプレイを想定しないのであれば、普段使いで特にもたついたりはしないでしょう。また、RAMが8GBありますので、ゲームも「意外にいける」かもしれません。

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ディスプレイは6.39インチで解像度はHD+です。2万円を下回る価格(1月12日現在)のタフネススマホとしては標準的くらいですね。タフネススマホは一般スマホ(タフネススマホ以外という意味で使っています)よりも解像度が低めになっていることが多いです。

OUKITELのスマホは日本で技適を取得しているものが少なくありませんが、WP16に関しては技適の有無は不明です。しかし、通信バンドは「グローバル対応」で、日本でも問題なく使えそうです(日本でVoLTEが可能かどうかはわかりません)。

上のほうに「HOTWAV Cyber 9 Proとほぼ同スペック」と書きましたが、カメラとバッテリーについては一長一短あります。まず、カメラのスペックです。HOTWAVはイン16MP/アウト48MP+5MP+2MP」と、アウト側メインに48MPを搭載しているのが魅力ですが、WP16は「イン20MP/アウト12MP+20MP(ナイトビジョン)」という構成なので、インカメラの画素数では上、またナイトビジョン対応というメリットもあるものの、アウト側メインはそれほど高画素数ではありません。

OUKITEL WP16
でも、OUKITELによれば、WP16のカメラまわりのデザインは「チャームポイント」とされています。

OUKITEL WP16
一方、バッテリーはWP16が圧倒的です。でも、HOTWAVの7,500 mAhでも十分と言えば十分かな、という気も…。いずれもリバースチャージには対応しないようですしね。また、バッテリーが大きいぶん、WP16は重量も380 gと、
HOTWAVの323 gに対して重くなっています。

2.OUKITEL WP16 筐体

OUKITEL WP16

クリックで拡大します

筐体の展開図です。前面にはパンチホールがありますが、ベゼルも結構太くなっていますので、あまり意味がないような気もします。また、背面のカメラまわりのデザインをチャーミングと言えるかはわかりませんが、個性的ではありますね。全体的にタフネススマホらしい、「いかにも」なデザインだと思います。

また、外観だけでなく、IP68/IP69Kの防水・防塵性能と、MIL規格(MIL-STD-810G)の堅牢性を備えています。

OUKITEL WP16
左側面にあるオレンジ色のボタンは「カスタマイズキー」です。ユーザーが任意に(正確にはいくつかの選択肢の中から1つを選ぶ)操作を割り当てることができます。また、このボタンは指紋センサーも兼ねているようです。

3.OUKITEL WP16 筐体

OUKITEL WP16はAliExpress内のOUKITEL Official Storeで販売中で、1月15日午後4時59分(日本時間)まではワールドプレミア(セール)で159.99ドル(19,172円)で購入できます(製品ページにある20ドルOFFクーポンを使用した価格)。記事中で比較したHOTWAV Cyber 9 Proは129.99ドル(15,546円、こちらも1月15日午後4時59分まで)なので、30ドルほど高い、ということになります。

ウインタブとしては複数回の実機レビューをしているOUKITELのほうが「勝手知ったるメーカー」なのですが、純粋に価格だけで比較するとHOTWAVのほうがより割安感があります。まあ、どちらもお買い得と言える水準だとは思いますけど。

4.関連リンク

OUKITEL WP16:OUKITEL Official Store(AliExpress)

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