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LEMFO LEM7 - Android 7.0を搭載し、単体でも電話やアプリが使えるスマートウォッチ!これは欲しい!

LEMFO LEM7
スマートウォッチながら、CPU、RAM、ストレージ、そしてOSを搭載し、単体で電話ができたりアプリが使える製品「LEMFO LEM7」を紹介します。つい先程中国の通販サイト「CAFAGO」のセール情報記事を掲載したのですが、その記事のセール品に含まれていました。中華のスマートウォッチにしては値が張る(と言っても1万円強)なあ、と思っていたら、機能面で一般的なスマートウォッチとは一味違ってました。

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1.スペック

LEMFO LEM7
この製品はAndroidとiPhoneに連携できるのですが、本体でも「Android 7.0」を搭載し、エントリークラスのAndroidスマホに使われるMT6737M(有名どころではASUSのZenFone 3 Maxに搭載されています)をCPUに、そして1GBのRAMと16GBのストレージを備えています。これがスマホだと、2018年の現在ではちょっと厳しめのスペックということになりますが、なにせスマートウォッチなんでねえ。

また、NanoSIMスロットも装備しているので、単体で電話をしたり、データ通信をしたり、アプリを動かすことが可能です。ただし、さすがにUIは高度にカスタマイズされていて、一般的なAndroid OSとは全然違います。この記事の最後にBanggoodが作った紹介動画にリンクしておきますので、詳しくはそちらをご覧ください。なお、日本語ロケールは入っており、Google Playストアも利用可能のようです。

ディスプレイは1.39インチの有機ELで、解像度は400 × 400(ただし、円形なので、長方形のスマホとは感覚が全く異なると思います)です。サイズがサイズなんで、解像度が高いとか低い、というのはわからないです。

LEMFO LEM7

クリックで拡大します

「スマートウォッチとしてできること」というのは特にすごい、という感じではないです。スマホとの連携はWiiwearという、スマートウォッチ用の、おそらく汎用のアプリを使うことになるので、アプリ側の制約というのもあるはずです。ちなみにこのアプリ、とっても評価が低いみたいです…。

ただし、単独でAndroidデバイスとして使えるというのは大きいですね。例えばLINEはアカウントに電話番号を紐付ける必要がありますが、この製品であれば(SIMカード挿入が条件ですが)LINEでサブアカウント運用もできてしまいます。ただ、ディスプレイのサイズと形状に制約があるので、ゲームをして遊ぶというのは難しいかもしれません。

また、この製品はカメラも搭載しています。画素数は2MPということなので、本格的な写真撮影には向きませんが、「スパイカメラ」としてはいいかもしれないですね(冗談です)。

では筐体説明のところでもう少し詳しく…

2.筐体

LEMFO LEM7
いきなりトップ画像と全然違う文字盤になってますが、もちろんフェイスは着せ替え可能です。

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LEMFO LEM7
こんな感じですね。筐体素材は本体部分が「チタン合金」、バンドはシリコン製です。

LEMFO LEM7
実機を装着している画像がありましたが、こうしてみると腕時計としてはかなり大きいサイズであることがわかります。このへんは好みがはっきりわかれるんじゃないでしょうか?

LEMFO LEM7
本体の裏側です。開口部がありますが、おそらくここにSIMカードを挿入すると思われます。心拍数用のセンサーもありますね。また、充電やデータ通信に使うPOGOピンも見えます。

LEMFO LEM7
カメラはここ。一般的な腕時計のリューズの位置にあります。ただ、この位置だとビデオチャット(Skypeとか)をするにはちょっと不便かも。

LEMFO LEM7
この製品は本体に580 mAhのバッテリーが搭載されていますが、700mAhのバッテリーを内蔵する充電器が付属します。基本的に充電器の上に置くだけ(POGOピンの位置は合わせる必要があると思います)なので、割と簡単に充電できそうです。

では、Banggoodが公開している動画をご覧ください。特に操作性に重きを置いていて、とてもわかりやすくなっています。しかも日本語字幕付き。

3.価格など

LEMFO LEM7は中国の通販サイト各社で販売中(もしくはプレオーダー中)となっていて、8月14日現在で最も低価格なのはCAFAGOで125.89ドル(13,668円)です(クーポンコード「L2994J」、9月15日まで)。

Android OSを搭載する中国のスマートウォッチでは、「Zeblaze THOR 4」という製品があり、価格帯も近いので、この製品の「よきライバル」という感じになっています。特にリンクは張りませんが、Zeblaze THOR 4のほうが若干発売時期が早いようで、Webで検索すると何本かレビュー記事を確認できますので、こちらも参考にされたほうがいいかもしれません。

実機を試していないので、あまり適当なことは言えませんが、この製品であれば「別にスマホいらなくね?」という気がします。Googleアシスタントを駆使して音声検索なんかをしたら便利に使えそうですよね!

4.関連リンク

LEMFO Multifunctional Smart Watch:CAFAGO
LEMFO LEM7 4G-LTE Watch Phone:Banggood
LEMFO LEM7 4G Smartwatch Phone:Gearbest

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コメント

  1. Standby Time about 48 hours
    Using Time   about 24 hours

    もう少しbatteryの持ちが良ければ。

    • wintab より:

      yogawamars1101さん、こんにちは。そういえばバッテリーのところを見てませんでした。充電クレードルか充電ケーブルは持って歩いたほうがよさそうですね。

  2. masanori.i より:

    本体画像を見て表示領域が改良されて拡がったのかと思ったのですが、動画を見ると旧機種と変わっていないようですね。

    同社の前機種とZeblazeの3台ほど使っていましたが(OEM?形が一緒)、どれもバッテリーがもたないです。弄っていると4,5時間ももたない感じ。最近のは画面解像度も高く綺麗ではあるんですが、裏腹にマップとかの文字が細かくなりすぎて読めません。逆に古い低解像度の物の方が見やすかったりします。

    ストレージの容量も余裕があるものの、操作面とバッテリーのもちの関係でインストールするアプリを厳選する形にならざるを得ないので空きはありますね。せいぜい2,3個必要最低限のアプリを入れ、普段は腕時計として使い、通知を見るなどたまに操作する程度がよろしいかと思います。文字入力は不可能ではないですが、Bluetoothキーボードなどがないとかなりストレスがたまります。

    自分も期待して色々と買ったのですが結局スマホのサブならば、という感じでスマホのかわりにはなりませんでした。

    使わなくなった理由として、異様に発熱する事があってこの季節は不快さを通り越して危険に感じる事が多かったからです。汗のせいで端子も錆びてきますし。冬場はまだ良かったです。身につける形ではないのですが、今はかわりにJelly Proを使用しています。

    • wintab より:

      masanori.iさん、こんにちは。丁寧なレポートありがとうございます。なるほど、バッテリーですか…。実は私この製品をレビューしてみたいと思ってるんですよね。なんか近未来風な気がします。逆にJelly ProはSIM運用を諦めました。異様にバッテリーの持ちが悪いので…。