Kospet Prime - 大容量バッテリーを搭載し、ついに顔認証にも対応!Android OS搭載スマートウォッチがどんどん進化しています!

Kospet PRIME
ウインタブが注目しているジャンルのひとつ「Android OS搭載のスマートウォッチ」にニューモデルです。「Kospet Prime」という製品で、基本スペックなどに派手な変化はないものの、着実に進化したと感じられるものになっています。なお、この製品はつい先日リリースされたニューモデル「Kospet Vision」によく似ていますが別製品で、どちらかというと「上位モデル」という感じになっています。

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1.スペック

Kospet PRIME
OSはAndroid 7.1.1と、スマホやタブレットなどと比較すると古いです。ただ、OS搭載スマートウォッチの場合は7.1.1が現状でも最新なんですよね。おそらくUIをカスタムしている会社というのが別にあるんだと思われ、KospetだけでなくLEMFOやZeblazeなど、OS搭載スマートウォッチを手掛けるメーカーはこの会社(かどうかわかりませんけど)からUIを調達しているものと推測しています。

CPUはMT6739と、最近ではスマホのニューモデルにも使われることが減ったエントリークラスのものが搭載されています。OSのバージョンが古いことやCPUが非力なことが気になる、という人もいると思いますが、OS搭載スマートウォッチの場合はディスプレイサイズが極小なので、スマホやタブレットよりは数段操作性が劣ります。また、解像度もかなり低くなってしまい、まともに動かないアプリもあります。これらの事情から、ハイスペックなCPUを搭載したとしても、操作性がボトルネックとなり「宝の持ち腐れ」なんですよね。MT6739でもゲームプレイなどを想定しなければ、それなりにサクサク動作しますので、現状のOS搭載スマートウォッチの操作性を考慮すれば、「これで十分」だと言えます。

RAMは3GB、ストレージは32GBと、OS搭載スマートウォッチとしてはかなりの大容量です。これまで述べてきたように、もともと操作性がスマホやタブレットには及びませんので、画面分割してマルチタスクで動かす、みたいなことができないため、この容量で十分かと思います。

ディスプレイは1.6インチのIPS液晶で、解像度は400 × 400となります。この製品とは別のOS搭載スマートウォッチ「LEMFO LEM9」を実機レビューした際、やや古めのシューティングゲームくらいならプレイできましたし、ニュースアプリなども使えましたので、一応Android アプリを使うことはできます。ただし、ソフトキーボードの操作性は非常に低い(ある意味当たり前ですが…)ので、メールなどテキスト入力はある程度「音声入力」に頼る必要があります。

OS搭載スマートウォッチの泣き所の一つが「バッテリー稼働時間」です。2018年に販売された製品だと、「ちょくちょくアプリを使いながら過ごすと一日もたない」くらいだったのですが、この製品のバッテリー容量は1,260 mAhと、従来製品の2倍以上あります。メーカー公称のバッテリー稼働時間も「待受で168時間、音楽鑑賞で72時間」と長くなっているので、おそらく終日はもつ、と思われます。この点は大きな改善点だと言えます。

Kospet PRIME
機能面で新しいのは、この画像にあるように「OS搭載スマートウォッチとして初めて顔認証に対応した」という点です。なお、「だって腕につけてるんでしょ?認証なんて必要なの?」というツッコミを入れるのは禁止ですw

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2.筐体

Kospet PRIME
正面から見たところです。この製品に標準で付属するベルトは左側の黒いPU製のものですが、着脱可能で他のベルトも選べます(Kospet純正品が販売されています)。前面は割とシンプルで、この手の製品にしばしば見られる「筐体のゴツさをカバーするためのスポーツウォッチっぽい装飾」はありません。

また、カメラが右側についていますが、この製品はデュアルカメラを搭載しています。前面にあるカメラは2MP(ソフトウェア補間後5MP)なので、ビデオチャットや顔認証専用と考えるのが妥当だと思います。

Kospet PRIME
左右の側面です。左側面にはボタン類はありません。一方右側面にはボタン(いずれもOS操作用)とカメラのレンズがあります。こちらのカメラは5MP(ソフトウェア補間後8MP)と、前面のカメラよりはいくぶんマシな画素数になっていますが、使い勝手の面でも画質の面でもスマホのカメラとは比較にならないと考えておくほうがいいです。メモ用と割り切るくらいの品質でしょう。

Kospet PRIME
背面です。この製品はSIMを挿入すればスマホとして使えます。つまり、単体で通話をしたり、アプリをインストールしたりできるということです。背面にはSIMスロットとPOGOピン端子があり、このピンから充電やデータ伝送をします。

Kospet PRIME

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各部のサイズです。一般的な腕時計よりも一回り大きいですし、厚みもかなりありますので、このへんはあらかじめ覚悟しておくほうがいいと思います。

3.価格など

KOSPET Primeは中国の通販サイト「Gearbest」と「Banggood」に製品ページがあり、Gearbestでは「グローバル・ローンチキャンペーン」としてプレオーダー中で、10月13日現在の価格が149.99ドル(16,424円)と、かなりお買い得になっています。一方、Banggoodでは「In Stock Alert」というステイタスでまだ販売がスタートしていません。

正直なところ、Android OS搭載のスマートウォッチはまだ十分な品質になっているとは言いにくいところがあります。具体的には、極小サイズのディスプレイでOSの各機能をどう使いこなすか、という点が十分に煮詰められていません。そのため、スマホやタブレットの操作性には遠く及ばず、特に「Androidのフル機能が使える」と信じて購入した人だと苛立ってしまう場面もあると思います。

ウインタブでもこれまでに2機種、Android OSを搭載するスマートウォッチの実機レビューをしていて、いずれも完成度は不十分だと感じているものの、「先にレビューしたZeblaze THOR 4 Proよりも、後でレビューしたLEMFO LEM9のほうが数段使いやすかった」というのも事実です。つまり、モデルが新しくなるたびに少しずつ品質が向上している、ということです。

このKospet Primeについても、Androidデバイスとして100%の完成度になっているとは思いません。しかし、着実に進歩していると考えていいと思います。現状Android OS搭載のスマートウォッチは、すべての人におすすめできる製品ジャンルではありませんが、新しいジャンルのデバイスに関心があり、少し根気よくデバイスと付き合っていけるウインタブ読者にはぜひ挑戦してもらいたいと思います。

4.関連リンク

KOSPET Prime:Gearbest
Kospet PRIME:Banggood

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