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Lenovo ThinkPad X390 - 13.3インチ、ThinkPad Xシリーズの最新モデルが「春の新生活スタート」に間に合って日本発売!

Lenovo ThinkPad X390 日本仕様
2月にスペイン・バルセロナで開催されたMWC2019で発表されたThinkPad Xシリーズのニューモデル「X390」がついに日本でも発売されました!「ThinkPadのX」というのはシリーズ中ではハイエンドモバイルマシンという位置づけになっていて、X390はディスプレイサイズも日本のモバイルノート市場では最も人気があると思われる13.3インチなので、ビジネスユーザーには本命と言えそうな製品です。なお、MWC2019で同時発表されたコンバーチブル2 in 1「ThinkPad X390 Yoga」については、3月20日現在まだ日本での販売が開始されていません。

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1.スペック

Lenovo ThinkPad X390
この製品は従来モデルの「X280(12.5インチ)」の後継機と思われ、スペックはX280によく似ています。CPUはCore i3/Core i5/Core i7の3種類、もちろん全て最新のWhiskey Lakeとなっています。MWCではCore i3モデルの存在が明らかになっていませんでしたが、日本向けにはしっかりラインナップされています。Core i3-8145UというのはKaby Lake世代のCore i5(Core i5-7200U)をしのぐパフォーマンスになっていますので、個人的には「Core i3でいいんじゃね?浮いたお金でRAMとかストレージとかディスプレイをグレードアップしたらいいし」と思います。

ThinkPadシリーズは日本で販売されているノートPCの中で、おそらく最もフレキシブルに注文時の構成のカスタマイズが可能です。RAMはベースモデルによって異なりますが、4GBから16GBまで(夏には32GBも選択可能とアナウンスされています)、ストレージはSSD専用で128GBから1TBまでを選ぶことができます。

さらにディスプレイもカスタマイズ項目です。HD(1,366 × 768)解像度のTN液晶から、FHD(1,920 × 1,080)解像度のIPS液晶・タッチパネルまで、3種類から選べます。ウインタブとしては、個人利用ならFHD解像度のIPS液晶をおすすめします(タッチパネルを選ぶかどうかはお好みで…)。

また、この製品はLTE対応も可能です。カスタマイズでLTE(WWAN)モジュール(定価ベースで15,120円、実売ベースだと1万円強くらい)を追加できますので、ぜひ追加しておきたいところです。

サイズのほうは「それほど小さくもない」です。

X390: 311.9 x 217 x 16.5 mm /1.18 kg~1.33 kg
X280: 307.7 x 209.8 x 17.4 mm / 1.13 kg~
DELL XPS 13: 302 × 199 × 7.8-11.6 mm / 1.23 kg

世界最小のXPS 13と比較してしまうと少しかわいそうですが、横幅311.9 mmというのはこのクラス(12万円~20万円くらい)の上級モバイルノートとしては決して小さいほうではありません。また、12.5インチサイズの従来モデル、X280よりも当たり前ですが大きくなっています。重量のほうは健闘してますけどね。ちなみに、カスタマイズでTN液晶の方を選ぶと1.33 kgになります。しかしまあ、ThinkPadなんでこれでいいですかね。

2.筐体

Lenovo ThinkPad X390 日本仕様
ThinkPadユーザーには安心の「キープコンセプト」です。というか、ThinkPadは全部キープコンセプトと言っていいですね。デザインはシリーズでほぼ完璧に統一されています。ベゼル幅も、太いとは言いませんが、別に細いわけじゃありません。

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Lenovo ThinkPad X390 日本仕様
天板です。ここも安心のキープコンセプト。なお、天板の素材に関しては、従来どおり樹脂製(PPS)のほか、カーボンファイバーも選択できます。

Lenovo ThinkPad X390 日本仕様
ThinkPadだけでなく、LenovoのノートPC全般に言えることですが、ヒンジの開口角度が大きく、水平位置(180度)までの開口が可能です。小さなテーブルで少人数の打ち合わせなんかをする際には結構便利です。

Lenovo ThinkPad X390
キーボードのレイアウトもThinkPadシリーズで共通です。トレードマークの赤いデベソ(トラックパッド)も健在です。というかこれがないとThinkPadとは言えないですしね。私もThinkPadユーザーですが、個人的には「ノートPCではベスト」なキーボードだと確信しています。

Lenovo ThinkPad X390 日本仕様

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側面と入出力ポートです。給電/充電はUSB Type-Cポートを使います。合計で4つのUSBポートを備え、HDMIとType-C2つ、合計3つの映像出力ポートも備えます。また、ThinkPadシリーズにはドッキングステーションもたくさん用意されていて、上の画像の2と3のポートを使って接続する仕組みです。なお、有線LANはRJ45ポートではなく、アダプターを使って接続するようになっています。

3.価格など

Lenovo ThinkPad X390はLenovo直販サイトで販売中で、3月20日現在の価格は税込み123,725円から、となっています(セール価格です)。上に書いたとおり、この製品はカスタマイズ余地が非常に大きいので、好みに合わせてカスタマイズしていくと15万円以上になるかもしれません。また、3月20日現在の割引率は34~36%くらいですが、ThinkPadシリーズは週末に割引率が拡大しますので、少しの間(せめて週末まで)様子を見たほうがいいと思います。

名機X280のディスプレイサイズを12.5インチから13.3インチに拡大したX390。より一般受けするのは13.3インチだろうと思いますが、X2○○シリーズを使い続けてきたコアなユーザーにしてみれば「勝手なことをしやがって!」という感じかもしれないですね。私なんかは「次に買うメインノートはこれ!」なんて思っちゃいますけど。

4.関連リンク(Lenovo)

ThinkPad X390

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