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KEIAN KI-10S - KEIANの低価格10.1インチAndroidタブレットの最新モデル!軽量版Android 10 Go Editionを搭載し、ストレージも増量!

KEIAN KI-R10S
こんにちは、かのあゆです。安価なAndroidタブレットを数多く手がけてきたKEIANが久々に新型タブレット「KI-R10S」を発表しました。2019年1月に発表された「KI-R10」のマイナーチェンジモデルで、OSとストレージ容量がアップデートされています。
KEIAN KI-R7 / KI-R10 - 安価に購入できるエントリータブレット。7インチモデルはAndroid Go Edition搭載!(かのあゆ)

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スペック的にはエントリークラスの製品となりますが、ローエンド端末向けOS「Android 10 Go Edition」を搭載したことによりWEBブラウジングや電子書籍の観覧であれば十分こなせる性能で、価格も安価なのでサブ端末として使えそうです。

1.スペック

KEIAN KI-R10S スペック
搭載OSはAndroid 10 Go Editionです。「Go Edition」は通常版のAndroid OSからシステムとプリインストールされているアプリを軽量化したエントリー端末向けのOSで、日本国内ではAndroid 8.1 OreoやAndroid 9 Pieベースのものが搭載されていることが多いのですが、KI-R10Sでは最新バージョンのAndroid 10ベースのものが搭載されています。プリインストールされているGoogleアプリも「Go Edition」と呼ばれる軽量版に置き換わっており、システムサイズは4.4GB程度と通常版のAndroid 10よりはるかにコンパクトに収まっています。

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CPUにはRockChip RK3326を搭載しています。2014年ごろに販売されていた中華タブレットを触ったことがある方には懐かしい名前かもしれません。Antutu Benchmark(v8)でのベンチマークスコアはおおむね44,000点台で今となってはエントリークラスの性能です。RAMは2GBと前モデルのKI-R10と据え置きとなっていますが、ストレージに関しては8GBから16GBにアップグレードされています。KI-10では「Go Edition」ではない通常のAndroid 8.1が搭載されており、正直パワー不足感は否めませんでしたが、KI-R10SではAndroid 10 Go Editionが採用されているため、WEBブラウジングやSNS、電子書籍の観覧などであれば十分こなすことができると思います。ただしゲームに関しては荷が重いと考えたほうがいいでしょう。

KEIAN KI-R10S ディスプレイ
ディスプレイは10.1インチで解像度はHD(1,280 x 800)です。この辺に関しても「価格相当」のスペックですが、視野角の広いIPSパネルを採用しているため画質に関してはある程度期待してもよさそうです。

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カメラはイン0.3MP、アウト2MPです。現在販売されているAndroidタブレットに搭載されているカメラとしては「最低限」すぎるスペックで、アウトカメラに関してはせめて8MPにアップデートしてほしかったところです。無線ネットワークは802.11 b/g/nとBluetooth 4.0に対応しています。

バッテリー容量は5,000 mAhです。付属しているACアダプターは5V/2A出力となっており、急速充電には対応していません。ポートはUSB-Cではなく、MicroUSBが採用されています。

2.筐体

KI-R10S 前面
筐体はKI-10から大きな変更は行われておらず、ベーシックなAndroidタブレットといったデザインです。ベゼルも特に狭額縁というわけではありません。

KI-R10S 背面
背面です。素材はおそらくプラスチックかと思われますが、KI-R10同様指紋が目立たなくなる特殊加工が施されています。マイナーチェンジモデルなのである程度仕方がないのですが、筐体色も「ダークネイビー」一色のみとKI-R10から変更が行われていなかったのでこの辺は変更してもよかったのではないかなと思います。

3.まとめ

KEIAN KI-R10Sは14,800円(税抜)でソフマップ、ビックカメラ、Amazon.co.jpなどで販売中です。前モデルのKI-R10同様、スペック的にはエントリークラスのAndroidタブレットのため、多彩な用途に使うにはいろいろと厳しいというのが正直な感想です。特にほぼ同じ価格帯でより高性能化したAmazon Fire 10が存在することを考えると勧めにくいところではあるのですが、Fire 10はあくまでAndroidをベースにAmazonサービスの利用を前提にカスタマイズされており、Google関連のサービスは一切搭載されていないのに対し、こちらは通常のAndroid OSのためGoogle Play Storeでしか公開されていないアプリのインストールも可能です。

前モデルのKI-R10は通常のAndroid 8.1 Oreoが搭載されていたため、いろいろと無理がある仕様でしたがKI-R10Sではエントリー向けに軽量化したAndroid 10 Go Editionが搭載されているため、いくぶんパフォーマンス面は改善されているかと思われます。ある程度割り切れるのであれば不満なく使っていけるのでサブ端末として選ぶといいかもしれません。

4.関連リンク

KI-R10S:KEIAN
KEIAN 10.1インチ Android 10(Go edition)搭載タブレット KI-R10S:Amazon

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