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Huawei Nova / Nova Lite ー 手になじむサイズ感が魅力のミッドレンジスマートフォン(かのあゆ)


こんにちは。かのあゆです。2月20日はトリニティがNuAns NEO[Reloaded]を発表しましたが、それに続く形でHuaweiも日本国内に新型スマートフォンを投入しました。今回日本国内に投入されたのは「Huawei Nova」と「Huawei Nova Lite」の2機種となります。NovaはCPUにQualcomm SnapDragon 625を搭載したミッドハイモデル、Nova LiteはHuawei自身が手掛けるKirin 655を搭載したミッドレンジレンジモデルとなります。

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どちらも性能が高いうえに販売価格が安価に設定されているのが特徴で、特にNova LiteはディスプレイがFHD解像度、RAMを3GB搭載と、上位モデルと同じ構成でありながら税抜き価格2万円切りを実現しています。

1. Huawei Novaのスペック


OS: Android 6.0.1 “Marshmallow” Wtih EMUI 4.1
CPU: Qualcomm SnapDragon 625
RAM: 3GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 5.0インチIPS(1,920 x 1,080)
ネットワーク: 802.11b/g/n、Bluetooth 4.1 With BLE
 FDD LTE: Band 1/3/5/7/8/19
 TDD LTE:Band 38/40
 WCDMA: Band 1/5/6/8/19
 GSM: 850/900/1800/1900Mhz
カメラ: イン800万画素 / アウト1,200万画素
バッテリー: 3,020mAh
サイズ: 141.1 x 69.1 x 7.1mm / 146g

Novaのスペックはミッドハイ。くしくもHuaweiの発表会の前日に発表されたNuAns NEO[Reloaded]とスペック的には被るものとなります。NuAns NEO[Reloaded]もCPUはSnapDragon 625を搭載し、RAMは3GB、液晶解像度は1,920×1,080という構成になっています。

ほかにはZenfone 3がこのCPUを搭載していますね。Huaweiの場合後述のNova LiteやP9、P9 Lite、Mate 9など自社製CPUであるKirinシリーズを搭載することが多いのですが、本機に関してはQualcommのSnapDragonを採用しています。

KirinのみならずMediaTekのCPUもそうなのですが、搭載GPUがARMのリファレンスGPUであるMaliシリーズで、これがゲームアプリ「アイドルマスター・シンデレラステージ(デレステ)」などで、グラフィック関連で互換性の問題が起きてしまうことがあるのですが、本機は一般的なSnapDragon+Adreno GPUという構成ですので、ゲームの互換性の問題に関しては特に気にする必要はなさそうです。

店頭販売も実施されるNovaはすでに発表と同時に家電量販店などで実機の展示が始まっており、軽く触ってみましたが動作的には特にパフォーマンス不足を感じることはありませんでした。基本的に重量級の3Dゲームをプレイしないのであればメイン端末にしても満足できるのではないでしょうか。

実はグローバルだとNovaのほうがNova Liteより先に発表されていて、そのためか初期出荷時のOSがAndroid 6.0.1″Marshmallow”+EMUI 4.1という構成なのは少し気になります。近年のHuaweiは既存機種のOSアップデートも頑張っているのでこちらのアップデート対応も期待したいところですが…。

2. Huawei Nova Liteのスペック


OS: Android 7.0 With EMUI 5.0
CPU: Huawei Kirin 655
RAM: 3GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 5.2インチIPS(1,920 x 1,080)
ネットワーク: 802.11b/g/n、Bluetooth 4.1 With BLE
 FDD LTE: Band 1/3/5/7/8/19
 TDD LTE: Band 40
 WCDMA: Band 1/5/6/8/19
 GSM: 850/900/1800/1900Mhz
カメラ: イン800万画素 / アウト1,200万画素
バッテリー: 3,000mAh
サイズ: 147.2 x 72.94 x 7.6mm / 147g

「Lite」という名称にもかかわらず、ディスプレイサイズは5.2インチになっていたり搭載OSが最新のAndroid 7.0 With EMUI 5.0になっていますが、実はこの機種はグローバルでは「honor 8」の廉価版である「honor 8 Lite」として発表されたモデルです。

少しややこしい名称になっていますが、Huaweiの場合グローバルでは「Huawei G9 Youth」という名称で展開している機種を日本国内ではUQ Mobile向けに「Huawei P9 Lite Premium」という名称で展開しています。

NovaがSnapDragonを採用しているのに対してNova Liteは自社製のKirin 655を採用しています。このCPUの一つ前の世代のKirin 650はHuawei P9 Liteに採用されていましたが、こちらのAntutuのベンチマークスコアとしては5万程度出ていたため、Kirin 655も十分な性能と思われます。

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価格などを考えれば日本国内で購入できる端末としては異様に安く、かなり魅力的な一台になっているのではないでしょうか。カメラ性能や液晶の解像度、RAM容量、指紋認証搭載などは上位モデルNovaと同様でかなりコストパフォーマンスに優れているモデルになっていると思います。

Huawei自体が中華メーカーですが、日本で正規に販売されている製品としては正直かなり魅力的な一台になっています。

ただしゲーム関連に関しては若干注意が必要です。上に書いた通り、デレステに関してはGPUの違いによる互換性の問題が発生する恐れがあるため、同タイトルをプレイしたいのであれば動作するかを確認しておく必要があります。それ以外に関してはNova Liteも十分すぎる性能を誇ります。

USB端子に関しては上位機種NovaはUSB-Cを採用していますが、Nova Liteに関してはmicroUSBを採用しています。

デザイン

Huawei NovaとNova Liteは日本国内では同一シリーズとして発表されていますが、実際には別シリーズの端末なのでデザインに関しては微妙に異なっていたりします。


Novaは5.0インチでありながら薄さを徹底しており、持ちやすさを重視したデザインになっています。


また筐体に関してはメタル素材を採用しており、高級感のあるデザインで非常に魅力的に感じられました。カメラ周りの境界線のデザインなどは同社が2015年に発売した「Nexus 6P」を思わせるようなデザインとなっています。


「honor 8 Lite」として開発された5.2インチの廉価版モデルNova Liteです。基本的なデザインはNovaと共通ですが、背面にNovaには存在する境界線が存在しなかったりメタル素材ではなくガラス素材を採用するなど、細部はかなり異なる印象となっています。

とはいえこちらも価格帯を踏まえてもいわゆる「安っぽさ」は感じられないのは素晴らしいポイントなのではないでしょうか。

まとめ


Huawei Novaは販売価格税抜37,980円。Nova Liteは販売MVNOキャリアによって異なりますがIIJmio、楽天モバイルでは税抜19,800円で販売されます。Novaは一般家電量販店でも販売されますがNova LiteはMVNOキャリア専売モデルとなる点は注意が必要です。

Novaの価格設定は同CPUを採用した機種としては安価に設定されていますし、Nova Liteは充実したスペックでありながらGearBestやBanggoodなどで購入可能な国内未導入機種と同レベルの価格で購入可能です。正直Nova Liteの価格設定は充実したスペックを考えると破格ともいえ、初心者がMVNOに移行するために選択する機種としては最適ともいえる製品になっていると思います。価格に対して基本スペックや筐体の品質が高く、メイン端末としても十分やっていける性能です。

Huaweiは中華メーカーですが日本国内には早い時期に参入しており、特に近年は価格設定、アップデートなども含め他メーカーより力を入れている印象があります。NovaはOSのバージョンが一世代前なのは気になりますが、今回も端末の質、価格設定ともに日本国内で正式に購入できる端末としてはかなり魅力的となっています。

特にNova Liteは同クラスの他メーカーミッド~ローエンド端末よりすべてにおいてワンランク以上上の質となっています。「コストパフォーマンスモンスター」の名称はNova Liteこそふさわしいのではないのでしょうか。安価でメインとして使える高品質な端末を選ぶのであれば現時点においては真っ先にお勧めしたいところです。

関連リンク

Huawei Nova : Huawei
Huawei Nova Lite : Huawei
XPERIA X Compactと過ごすかのあゆブログ

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コメント

  1. 匿名 より:

    年々大画面化していくスマホ業界で、5インチサイズは魅力的ですね。発売があと半年早かったらzenfone3よりnova買ってましたね・・・orz

  2. あるえふ より:

    やはりSnapDragon搭載機以外ではデレステでも問題出ますか・・・。

    というのも、最初には Huawei GL07S で、何かのゲーム(もう覚えてないです(汗))やってたときになんか時々表示にラグがあった感じでした。その頃はそんなにゲームに使ってなかったのですが、最近 Huawei d-01H で「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル(スクフェス)」をやってるときもたまにグラフィックの反応が引っかかる感じとかタップのタイミング自体も「0.2秒くらい早く押す感じがジャスト」といった「ズレ」があります。(このズレはiPhoneとかSnapDragon搭載機のLGV31ではありません。)

    あと、Huawei ではない Fujitsu の F-06E で Asphalt 8 をやったときも、独自GPUの公表していた性能値的にはグラフィック設定を「High」にしても出来そうなのですが、実際には多少もっさり感が出たあげくに途中でハングアップだったかダウン(少し前のことなのではっきりとは覚えてないです(汗))しました。

    最近まで使ってて一番安定していたのは Nexus 5 でした。いやまあ、そうでないとGoogleが困るのですがそれでもそういったタイミングがシビアなアクションゲームをやっても高グラフィック性能が求められるものでも「年式相応という感じもなく」使えていました。

    もちろん、この傾向はそういったゲームの時だけでカード強化型とかリアルタイム協力型のSNS連動のゲームではほとんど問題ありません。(たまに問題になるときもありますが・・・。)
    また、動画鑑賞でもリアルタイム演算とかは関係ないのでこれも問題ないと思います。ぼく自身 Huawei d-01H は大きめ画面でスピーカー音質と配置がとても良いので AbemaTV や dアニメ の観賞用でよく使っています。

    と言うことで、ぼく自身はゲームでの使用も考えて次のAndroid機はSnapDragon搭載機にしようと考えています。

    「デレマス」や「スクフェス」のプレイを考えていたら SnapDragon搭載機を推奨です!(ぉぃ)

  3. 匿名 より:

    P8lite をGearbestで買って以来愛用してますが,買い替えちゃおうかな…
    P9liteはなぜかGBになかったんですよね。為替にもよりますがこれがGBにあれば…。
    でもP8liteの質感(チープさ)とデザイン(背面ボタンなし)が気に入っているので,おんなじ感じの出してもらえませんかHuaweiさん。指紋もツインカメラもいらんのですよ~