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Galaxyが国内向け発表会を開催、折りたたみスマホがついにドコモからも!スマートウォッチのGalaxy Watch4シリーズも発売されます!

Galaxy発表イベント
こんにちは、かのあゆです。サムスン電子ジャパンが2021年9月8日にオンライン発表会を開催し、キャリアモデルとして「Galaxy Z Fold3 5G」、「Galaxy Z Flip3 5G」を投入することを発表しました。両機種ともすでにウインタブではグローバルモデルを紹介済みで、先月から公式ショウルーム「Galaxy Harajuku」にてグローバルモデルの先行展示が開始されていましたが、予想通り国内向けに投入されることになりました。初代Fold、Z Fold2、Z Flip、Z Flip 5Gはauが独占で販売していましたが、今回から新たにドコモでも取り扱いが開始となります。

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また同じく先月開催されたスマートウォッチ「Galaxy Watch4/Galaxy Watch4 Classic」の投入も発表されています。こちらはOSがSamsung独自OSのTizenからGoogleのWear OS 3に変更されています。

1.Galaxy Z Fold3 5G

Galaxy Z Fold 3 5G
OS:Android 11 with One UI 3.1.1
CPU:Qualcomm Snapdragon 888 5G
RAM:12GB
ROM:256GB
ディスプレイ:
 サブ:6.2インチ(2,268 x 832)Dynamic AMOLED
 メイン:7.6インチ(2,208 x 1,768)Dynamic AMOLED
カメラ:イン10MP + 4MP、アウト12MP + 12MP + 12MP
Wi-Fi等:802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
サイズ:
 オープン:約158×128×6.4mm
 クローズ:約158×67×14.4mm
重量:272 g

2019年に登場したGalaxy Foldから早くも3世代目となる折りたたみスマートフォンです。ディスプレイを折りたたんだ状態では6.2インチサイズのコンパクトなスマートフォンとして、開いた状態では7.6インチサイズのAndroidタブレットとして利用できるのが最大の特徴となります。

カスタムUIとして採用されているOne UI 3.1.1では折りたたみスマートフォン向けの機能が大幅に強化され、Windowsのようなタスクバー機能や強化されたマルチウィンドウ機能も利用可能となっています。さらにGalaxy NoteシリーズやGalaxy Tabシリーズに採用されている「Sペン」にもZ Foldシリーズとしては初めて対応したため、紙のような感覚でメモをとったり、イラストを作成することも可能です。ドコモ版Galaxy Z Fold3 SC-55Bではキャリア独自アプリ「てがき手帳」もSペンをサポートしています。

また初代Galaxy Fold、Galaxy Z Fold2ではグローバルモデルをほぼそのままの形で投入していたため、NFCには対応していたもののおサイフケータイに必要なNFC Type-F(Felica)は非対応となっていましたが、今回のGalaxy Z Fold3から正式に搭載されるようになりました。防水・防塵性能が追加されたこともあり、まさに国内版Galaxy Z Fold3はFoldシリーズ最高の端末に仕上がっています。

Galaxy Z Fold 3 5G - タブレットとしても使える折りたたみスマホ、ついに防水・防塵にも対応!お値段もちょっと安くなりました

2.Galaxy Z Flip3 5G

Galaxy Z Flip 3 5G
OS:Android 11 with One UI 3.1.1
CPU:Qualcomm Snapdragon 888 5G
RAM:8GB
ROM:128GB
ディスプレイ:
 サブ:1.9インチ(512 x 260)Dynamic AMOLED
 メイン:7.6インチ(2,640 x 1,080)Dynamic AMOLED
カメラ:イン10MP、アウト12MP + 12MP
Wi-Fi等:802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
サイズ:
 オープン:約166×72×6.9mm
 クローズ:約86×72×15.9mm
重量:184 g

こちらも3世代目(Galaxy Z Flip2というモデルはありませんが、Galaxy Z Flip 5Gが2世代目に相当します)となる「縦に折りたためる方の」ハイエンドスマートフォンです。CPUはGalaxy Z Fold3と同じく今年のハイエンドCPUであるSnapdragon 888 5Gを採用します。ただし国内キャリア版では内蔵ストレージが128GBモデルのみとなっており、MicroSDカードによるストレージ拡張には対応していないため使い方によってはクラウドストレージとの併用が必要になるかもしれません。

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Galaxy Z Fold 3 5Gと比較するとサブディスプレイはあくまで通知などの簡易確認用となりますが、折りたたんだ状態でもポケットにすっぽりと入るサイズ感となっており、よりコンパクトなモデルがほしい方におすすめできます。こちらもグローバル版と同じく防水・防塵性能に対応するほか、国内版独自仕様としておサイフケータイもサポートします。

Galaxy Z Flip3 5G - 防水対応で実用性が上がった“縦に折りたためる”Galaxy

3.Galaxy Watch4/Galaxy Watch4 Classic

写真はGalaxy Watch 4 Classic
OS:Wear OS 3 Powered by Samsung
CPU:Samsung Exynos W920
RAM:1.5GB
ROM:16GB
ディスプレイ:1.4インチ(450 x 450)
Wi-Fi等:802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
サイズ:44.4 x 43.3 x 9.8 mm
重量:30 g
対応OS:Android

Galaxyブランドのスマートウォッチ「Galaxy Watch」シリーズの最新モデルです。以前のモデルではLinuxベースのSamsung独自OS「Tizen Wearable OS」を採用していましたが、今回からGoogleと共同開発した新Wear OS 3(旧称Android Wear)に変更されています。

もともとSamsung初のスマートウォッチ「Galaxy Gear(2014年発売)」はAndroid 4.3そのものが搭載されていたので、ある意味原点に立ち戻った形になります。Wear OS 3自体はFossilなど他社メーカーにも提供される予定となっていますが、Galaxy Watch4/Galaxy Watch4 Classicに搭載されるものはSamsung独自UIである「One UI Watch」を採用しており、操作性に関してはTizenを採用していたGalaxy Watchシリーズに近いものとなっています。

このモデルから体組成測定機能が追加され、骨格筋、基礎代謝量、体内の水分量、体脂肪率などの数値も測定できるようになりました。また睡眠トラッキング機能も強化され、いびきの検出や睡眠中の血中酸素レベルの計測も可能となっています。

Galaxy Watch Activeシリーズ後継となるカジュアルモデル「Galaxy Watch4 Classic」とGalaxy Watch/Galaxy Watch 3後継となる「Galaxy Watch4」の2種類が販売されます。今回から国内としては初となるLTE対応モデルも投入されます。またOSの変更に伴いペアリングできるスマートフォンが変更されており、iPhoneがサポートされなくなった点は注意が必要です。

4.まとめ

Galaxy Z Fold3 5G、Galaxy Z Flip3 5Gは10月にドコモ、auから発売され、au版に関しては現時点ではまだ価格が発表されていませんが、ドコモ版Galaxy Z Fold3 5G SC-55Bは237,600円(税込)、Galaxy Z Flip3 5Gが148,996円で販売されます。

またドコモ、au版ともに10月18日までにGalaxy Z Fold3 5G、またはGalaxy Z Flip3 5Gを購入するとワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」とMicroSDカードリーダーがプレゼントされるほか、Galaxy Z Fold3 5Gに関しては「Flip Cover with Pen」も付属するキャンペーンを実施します。Galaxy Watch 4/Galaxy Wath 4 Classicは原宿の「Galaxy Harajuku」のほか、Amazon.co.jp、au(Galaxy Watch 4 LTEモデル)で販売される予定となっており、現時点ではまだ価格は発表されていません。

旧モデルより安くなったとはいえ、スマートフォンとしては高価なモデルであることに変わりがない折りたたみスマートフォンですが、国内版はグローバル版と比較すると若干高めに設定されている印象です。ただしグローバル版では対応していないおサイフケータイに対応している点はかなり魅力に感じますし、今回からドコモも販売経路に加わったのはうれしいポイントの一つになると思います。

高価な分端末としての性能はトップクラスですし、「折りたためるスマートフォン」というだけで現状ステータスになり得る存在だと思います。特に今回のGalaxy Z Fold 3 5GやGalaxy Z Flip 3 5Gは耐久性も向上しているので、より実用的に使えるようになっていると言えるでしょう。

Galaxy Watch4に関してはTizen Wearable OSの完成度がスマートウォッチ用OSとしては高かったと感じていただけにプラットフォームの移行は少し残念に感じられるものの、以前のGalaxy Watchシリーズの弱点であった「対応アプリの少なさ」に関しては大幅に改善されましたし、健康トラッキング機能もより強化されているので、個人的にはかなり魅力的に感じています。以前使用していたGalaxy Watch Activeがちょうど故障してしまったこともあり、乗り換え先として真剣に検討したいと思います。

5.関連リンク(Galaxy公式サイト)

Galaxy Z Fold3 5G
Galaxy Z Flip3 5G
Galaxy Watch4
Galaxy Watch4 Classic

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