こんにちは、壁です。突然ですが、人には三つの欲がありますなぁ。食欲、睡眠欲、温泉浴です。あ、あと我々のような人には物欲もありますね。そんな様々な『欲』を一つにまとめたスマホ、Elephone U2を今回はご紹介します。
1.スペック
OSはAndroid 9.0、CPUはMedia-Tek Helio P70のオクタコアです。Helio P70のベンチマークスコアは14万点ほどと、Snapdragon 660と同等となっています。ゲームもある程度は動いてくれると思います。RAMとストレージの組み合わせは4GB/64GB、6GB/128GBの2種類。Micro-SDは256GBまで拡張可能です。
ディスプレイサイズはノッチなしで6.26インチの大画面。SIMスロットはDSDV対応ですが、SDカードとの排他利用になります。対応LTEバンドはEU版を表記しています。US版のバンドはB2 /B4 /B5 /B7 /B17 /B28となります
画面占有率を比較した公式ホームページから引用した画像です。某XS、某P30 pro、某S10+、そして本機の比較となりますが、ノッチなしピンチホールなしでこの大画面です。ゲームや動画視聴では結構気にはなるポイントだと思います。
ん?フロントカメラは何処へ??
そう、本機はOPPOのハイエンドスマホみたいにポップアップ式のフロントカメラを採用しています。内部構造はこのようにステッピングモーターで動かすみたいですね。フロントカメラは16MPと2MPのディアルレンズ構成。
背面カメラはファーウェイ P20 Proのようなトリプルレンズ構成。画素数は16MPと控えめながら、レンズ解放値F/1.6という明るいレンズを採用しているのが特徴です。セキュリティ面では指紋認証と顔認証を採用しています。
バッテリー容量は3,250mAhで急速充電対応とありますが、おそらくはMedia-Tek独自規格のPumpexpressかと思います。これに対応している充電器って全く見かけないですよね。
気になる点といえば、端末のサイズと重さのデータが公式ホームページにはないことで、一応この記事のスペック表ではBanggoodの製品ページから転記しています。実際にどれぐらいの大きさなのか、ちょっと気になります。
2.デザイン
これだけ見ると、OPPOの端末なのか、ファーウェイの端末なのか分からない感じを受ける本機。しかし、それが逆にチープな印象を与えず、妙に高級な感じを醸し出しているんですよね。ポップアップカメラについては賛否両論あるかと思いますが、フロントカメラをほとんど使わない僕にしてみれば、ずっとしまっておけるこの仕掛けは便利かもしれません。
右サイドには指紋センサーと電源キー、ボリュームキーを配置。背面に指紋センサーが見当たらないので、まさか画面に内蔵…と思いきや、ここはXperia XZ1のようなサイドに指紋センサーを配置してきました。
底面にはUSB-Cポートとスピーカー、マイクを配置。この角度から見ると、シャオミのスマホに見えないこともないですね。本機にはNXP製のDACを搭載しているようで、音質面にも配慮されています。一方でオーディオジャックはありません。
3.まとめ
Elephone U2は中国の通販サイト「Banggood」でプレオーダー中で、6月27日現在の価格は4GB/64GB版が199.99ドル(21,843円)、6GB/128GB版が249.99ドル(27,303円)です(この価格は7月1日までのプロモーション価格です)。
ミドルレンジクラスの価格にも関わらず、デザインやギミックで、まさに「見た目はハイエンド」な端末に仕上がっています。ハイエンドモデルの要素を手頃な価格で「体験」できる製品だと言えるでしょう。
4.関連リンク
Elephone U2(4GB/64GB):Banggood
Elephone U2(6GB/128GB):Banggood
コメント
人によってはフロントカメラを一回も使わない。
いっそ、無しにしてくれればいい。値段やセキュリティの面からもいいかもしれない。