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dynabook Kシリーズ - OSはPro版、Office Home&Businessが付属して5万円台から買える10.1インチ2 in 1

dynabook Kシリーズ
Dynabookが10.1インチのデタッチャブル2 in 1「dynabook K0」を発表しました。この製品は完全なニューモデルという感じではなく、既存モデルの「K1」のスペック違いとなります。また、Dynabookダイレクトで販売中のWeb直販モデル「KZ11/P」は仕様に変更がなく、そのまま継続販売となります。

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1.dynabook Kシリーズ スペック

スペック表

  dynabook K0・K1・KZ11/P
OS Windows 10 Pro
CPU Intel Celeron N4020
外部GPU なし
RAM 8GB
ストレージ 64GB/128GB eMMC
光学ドライブ なし
ディスプレイ 10.1インチ(1,280 × 800)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力 USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック
(キーボード側にUSB 2.0 × 2)
カメラ イン2MP/アウト5MP
バッテリー 稼働時間16.0時間
サイズ キーボード込み:249.0×186.7×18.7mm
重量 タブレット:610g/キーボード込み:1,180g

バリエーションモデル

K0:RAM4GB/64GB eMMC(今回追加)
K1:RAM4GB/128GB eMMC
KZ11/P:RAM8GB/128GB eMMC
※全モデルOffice Home&Business 2019付属

コメント

いまや貴重とも言える低価格帯のWindowsタブレット製品です。Dynabookではこの製品を「学習用」と位置づけていますが、ウインタブ的にはちょっと懐かしい感じもしますね。数年前はこういうパッケージングの低価格帯PCがたくさんありましたから。

学習用を謳っていることもあり、OSは全モデルともPro版を搭載します。CPUはGemini Lake世代のCeleron N4020です。このCPU型番、この製品で唯一不満なところではあります。「なんとかN4100系(N4100、N4120)になりませんか?」と言いたい感じ。N4000とN4100(あるいはN4020とN4120)は型番はそっくりなんですけど、処理性能がぜんぜん違うんですよね。

RAMは店頭モデルのK0/K1が4GB、Web直販モデルのKZ11/Pが8GBです。もちろん8GBのほうが快適に使えると思いますが、この製品のCPU性能だとアプリを複数立ち上げるとかブラウザーのタブを大量に開くとかの使い方はそもそも向かないので、まあ4GBでも大丈夫かもしれませんね。

ディスプレイは10.1インチで1,280 × 800解像度で、IPSという表記はありませんが「広視野角」という記載がありましたので、ほぼ確実にIPS相当の液晶が使われていると思います。また、筆圧対応(現在の製品ページには記載がありませんでしたが、以前は2,048段階の筆圧対応、という説明がありました)のペン入力も可能です(ペンは別売り)。

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あと、入出力ポートについては、タブレット本体だけだとかなり不足気味なんですけど、キーボード側にUSB 2.0ポートが2つありますので、キーボード接続時であればノートPCとして十分なポート構成になります。

2.筐体

dynabook Kシリーズ
この製品は本体がタブレット、ということもあり、正面から見た際のベゼル幅はかなり太めです。ただ、キーボード接続して使うことも前提になっていますので、キーボード幅を確保する意味でもタブレット本体のサイズがある程度大きめになるのはやむを得ないと思います。

dynabook Kシリーズ
天板、そしてキーボード単体で使用する際の背面です。筐体色は「ゴールド」のみです。キーボード側にヒンジがついているので、接続すればほぼ完全なノートPC形態になります。もちろんヒンジ角度の調整も可能です。

dynabook Kシリーズ
キーボード面です。「84キー(JIS配列準拠)、キーピッチ:17mm、キーストローク:1.2mm」と開示されていますが、キーピッチ17 mmというのは「狭い」ですね。一般的なノートPCだとキーピッチは約19 mmというのが普通で、多くの場合18 mm以上は確保されています。私は以前10インチクラスの2 in 1をメインPCとして使ってましたが、毎日使うとなると、割とすぐ慣れますけどねw

dynabook Kシリーズ
画像上から、タブレット側の下面、キーボード接続時の左側面、キーボード接続時の右側面です。タブレットの下面にはキーボード接続用のPOGOピン(内部的にUSBです)とガイド穴があり、さらにmicroSDカードリーダーもあります。

キーボード接続時の側面ですが、キーボード面の左右にUSBポートがついているのが確認できます。そのため、上に書いた通り、ノートPC形態ではポート不足に陥る可能性はあまり高くないでしょう。

3.価格など

dynabook Kシリーズは、K0が7月中旬の発売予定、K1とKZ11/Pは既存モデルなので、現在でも購入可能です。K0とK1のビックカメラでの価格(K0は予約価格)、KZ11/PのDynabookダイレクトでの価格は下記のとおりです。

K0:54,780円(ポイント10%つき)
K1:63,580円(ポイント10%つき)
KZ11/P:63,580円(会員価格)
※K1はワイヤレスマウスが付属
※Dynabookダイレクトの会員登録は無料

この製品、「OSがPro版」で「Office Home & Business付属」です。それを考慮すると、相当にお買い得と言えるでしょう。この記事を書いていて唯一懸念しているのは「CPUの型番」で、Celeron N4020だとあまり無理はできないかな、とは思います。しかし、コスパもいいですし、お子さんの学習用としてはもちろん、ビジネスマンのサブ機(出張のお供)としても使い勝手のいい2 in 1と言えそうです。

4.関連リンク

KZ11/Picon:Dynabook ダイレクト
dynabook K0icon:ビックカメラ
dynabook K1icon:ビックカメラ

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