Blackview Tab60Pro － BlackviewからもAndroid 15搭載のタブレットが登場しました！

BlackviewがAndroidタブレット「Tab60Pro」を国内で発売しました。Blackviewとしては初、タブレット市場でも最速レベルでの「Android 15搭載機」です。現在発売を記念してAmazonでセール中、割引クーポンもあります。

1.概要

スペック表

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OSはAndroid 15です。冒頭記載の通り最速レベルでのAndroid 15実装ですね。ウインタブではすでにAndroid 15搭載のタブレット「Teclast P50AI」のレビューをしていますが、「Android 15の大画面デバイス向けUIの改善点」についてはまだ十分に探索できていません。というか、Android端末の場合、メーカーが独自機能を実装していることも多く、どこがAndroid 15の新機能なのか、というのをしっかり把握するのが難しいんですよね。

Tab60Proの製品ページに新機能が列挙されていました。中には「これ前から使えてる機能じゃん！」というのも含まれていますし、内容が冗長に思われるのですが、以下の画像をご参照ください（すべてクリックで拡大します）。

また、注意したい点として、Blackviewがほとんどのタブレット製品に採用している独自UI「Doke OS_P」はTab60Proでは非搭載です。当然ですがDoke OS_Pの目玉機能「PCモード」も使えません。まだAndroid 15での調整ができていないということでしょう。

SoCは「もはやおなじみ」のUNISOC T606でRAMは8GB（拡張機能により最大24GB）、ストレージは128GBでmicroSDカードによるストレージ拡張もできます。

画像で「FHD」と書いているのは誤りです（クリックで拡大します）

ディスプレイは10.1インチで解像度は1,280 × 800です。…これねえ、1,920 × 1,200にすると顧客の印象が一気に良くなると思うんですけどね。売価設定との兼ね合いでやむを得ないんでしょうかね。

ただし、WdievineはL1でNetflixでもL1になりますので、ほとんどの動画サブスクリプションサービスでHD画質視聴が可能です。

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カメラはイン側が5MP、アウト側が8MPです。タブレット製品なのでカメラ画質は気にしなくていいでしょう。インカメラが5MPもあればWebミーティングには十分かと思います。

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バッテリーは7,700mAhです。まあ、普通くらいの容量ですね。

筐体色は本来「グレー」「スカイブルー」「グリーン」がありますが、今回日本で発売されたAndroid 15搭載モデルはグレーのみです。

それと、この製品はタブレットなのであまり問題はないかと思うのですが、SoCがUNISOCの場合、日本で音声通話（VoLTE）ができない可能性があります（データ通信は問題ありません）。ウインタブでもライターのかのあゆさんが「エンジニアリングモードを使ってVoLTEを可能にする方法」の説明記事を書いていますが、すべてのUNISOC搭載端末で使えるとは言えません（逆にUNISOC端末でもVoLTEが使えるものがありえます）ので、「どうしてもタブレットでVoLTEを使いたい」という方はご注意ください。

2.価格など

Blackview Tab60ProはAmazonで販売中で、通常価格26,900円のところ、製品ページに8,000円OFFクーポンがあり、さらにクーポンコード「Q3LTM5KY」を併用すれば15,941円で購入ができます（11月21日まで）。また、Tab60Proにはタブレットケースとガラスフィルムが付属します。特にケースはタブレット製品では必須とも言えるもの（タブレットスタンドとしても使えるので、動画視聴などの際には非常に便利）なので、付属するのはとてもありがたいです。

先日のTeclastといい、Blackviewといい、これほど早くAndroid 15搭載機をリリースするのは立派ですよね。

3.関連リンク

Blackview Tab60pro アンドロイド15タブレット：Amazon

執筆者：ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。