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Android Auto - スマホ単体で使えるGoogleのナビアプリを使ってみたら大変なことになった(ひらちょん)

Android Auto
こんにちは、ひらちょんです。今回はAndroidスマートフォン用アプリであるAndroid Autoの紹介に来ました。Android Autoとは、Googleが配信しているカーナビ用アプリで、本来はAndroid Auto対応のカーナビと連携するアプリケーションだったのですが、最近になってスマートフォン単体でもAndroid Autoaのナビ機能が使えることを知り早速使ってきました。ナビ機能自体は同じくGoogleの配信している「マップ」でも使用できますが、Android Autoではカーナビとしての機能に特化しています。

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しかしこのAndroid Autoですが、車を買って3日目にデフォルトの設定でよく知らない道へ向かうと大変なことになりました。そのお話もしたいと思います。

1.ジャパリバス(車)の紹介

Android Auto ホンダビート
私の乗っている車はホンダのビートという20年以上前の車で、中古車屋で一目惚れしてしまい保険等込みで50万円で購入しました。軽自動車の2シーターなのでフレンズどころか荷物もまともに乗りませんが、車が特段好きだったわけじゃなかった私を車好きの沼に引き込もうとしてくるくらい魅力のある車です。

この車は20年以上前の車ということもあり、パワステじゃなかったりATじゃなかったりと色々と不便な面はありますが、一番の問題はナビがないことです。ナビすらないと方向音痴な私は知らない場所への移動が不可能となりせっかくの車でどこにもいけないのです。

2.スマートフォンを固定する

Android Auto スマホを自動車にマウント
そこで、今回紹介するAndroid Autoを表示するスマホをダッシュボードに固定するために、スマホスタンドを購入し、ついでにシガーソケット用充電ポートも購入しました。どちらも家の近くのスーパーで購入してきました。

Android Auto 自動車にセット

※写真は停車中に撮影しています

装着するとこのようになります。ちなみに、走行中の携帯電話の操作は禁止されていますので操作をする場合は停車時に行いましょう。また、機種や車、設置場所などによって違いはあるかもしれませんが、片手での操作で目的地の入力を行うのは結構難しいです。ローマ字入力にしているから横画面だと指の移動が激しいと言うのもありますが、信号に気を使いながら片手でローマ字タイピングをするのは至難の技です。目的地を設定するのは発進前にした方がいいと思います。

3.UIについて

Android Auto UI
Android Autoでナビゲーション中はこのような表示になります。Google mapをそのまま地図に使っているようで、アプリのマップがアプリ履歴に出てきます。上にはナビゲーションが文字と絵文字で出てきて、音声検索のボタンもあります。右側はAndroid Autoを実行しているときに出てくるタスクバーで、マップの他に音楽と電話の操作をAndroid Auto内で済ますことができます。右下の○はAndroid Autoのホーム画面に行きます。

Android Auto ホーム画面
ホーム画面には目的地への案内と再生中の音楽が表示されます。

Android Auto Amazon Musicの選択可
音楽は、Google Play Musicがデフォルトでしたが、Amazon Musicの音源を再生することも可能でした。Amazon Musicでライブラリの曲も再生できるので私はこちらを使っています。

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4.使用感

使ってみて、スマホの現在地の更新間隔が微妙に空いているので、実際の現在地との距離感がつかみにくい印象がありました。住宅街などで道が入り乱れているところだと、どこで曲がるのかが慣れてくるまではわかりにくいです。ただ、このあたりはスマートフォンの性能にもよってくるでしょうし、私の使っているスマートフォンが悪かったのかもしれません。

ナビゲーション自体は音声で何m先を曲がるのか定期的に教えてくれるので、国道とかを通っている分には心強い存在でした。また、動作には影響がなかったものの、ダッシュボードという日の当たるところで高負荷な作業をさせているので、乗り終わったあとのスマホがめちゃくちゃ熱いです。エアコン前にスマホを固定する器具もあるようなので、夏場はそういうのにした方がいいです。

5.Android Autoの罠

本当ならこれでアプリの紹介は終わる予定だったのですが、アプリを使いだして3日目に悲劇が起きたのでその悲劇を紹介します。その日は学校の体育祭があったので家から少し離れた競技場へ向かうことになりました。こんな時のためのAndroid Autoだと意気揚々と向かい、無事に競技場へと着いたのですが、悲劇は帰り道に起きました。

行き先を自宅に設定し、競技場を出ると来たときとは違う道へ誘導されていきます。行き先は自宅ですし残りの距離も減っていくので特に何も考えずナビに従って走行していきました。そして次の交差点を右折するよう指示があったので右折レーンに入ると、なんか嫌な予感がする…前に止まっているトラックの下に何か書いてるけど見えない…と思っていると信号が青になり前のトラックが進み、下の表示を見てみると、「↱IC入口」。

オイオイオイ死ぬわ俺…なんで家に帰るだけなのに高速道路を使うんだよ…とか言うツッコミをする余裕もなくそのまま1本道でICへ向かいます。まさか教習外での初高速道路がこんなにも早くやってくるとは思っていなかったのですが、所持金の心配から1つ先のICで降りました。なんとかお金も足りて無事高速道路を抜けられたのですが、ICの出口がグルグルしていてどっち方面に出るのかわからず適当に家方面っぽい方向に行ったら逆方向に出てしまった!

Android Auto ICのマップ
スマホの画面にこんな出口(矢印なし)が急に出てきてもわからないよ…しかし幸いにも知っている道に出てきたのでどうにか折り返せれば無事に家に帰れる…!しかしIC沿いの道はUターンできないし、中央分離帯もあるからどこかでうまく曲がらなければ…と思いナビを見てみると「右折してください」「右折してください」「右折してください」とすごい勢いで右折を勧めてくる。それもそのはず、このAndroid Autoはデフォルト設定で高速道路をバンバン使う設定になっているから意地でも高速道路に載せなおそうとしてくるのだ!

Android Auto 高速道路設定
しかしこれに気がついたのは家についてからのことで、自宅を求める大冒険はその後もまだまだ続きました。最終的に適当なところで左折して、全く知らない商店街みたいな道を直進していたら、出発地点から遠く離れたものの知っている道に出て、無事自宅へ向かうことができました。

知らない商店街を直進しているときにも怒涛の「左折してください」連呼を聞いて、焦燥とともにやり場のない怒りが溢れてきて非常に精神的によろしくなかったです。結果的に競技場から自宅方向へ1区間分高速道路に乗り、そこから競技場方面へ逆戻りして気がついたら競技場よりも先の道へ行っていたという大冒険でした。正直こんな大冒険になるとは思いもしていなかったので、非常に心臓に悪かったです。皆さんは高速道路の設定を出発前に設定してくださいね…。

6.関連リンク

Android Auto:Google Play
ひらちょんの中華端末隔離倉庫

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コメント

  1. あるえふ より:

    ビートが50万円程度であるのかっ!
    ・・・いえ、維持費高い(駐車場だけで2万円)から買えませんが・・・(大汗)

    一般道路を通りたいのにどうしてもしつっこく有料道路に誘導する案内って、一般の自動車用ナビでもよくありますねー。
    ぼくはレンタカー(もしくはカーシェアリング)か社有車なので、使い慣れたナビでない分そう言う除外設定はよく忘れて困ることがあります(汗)

    Auto じゃないですが、5月の連休中に Google Map のナビを使ってえらい目に遭いかけました。
    バイク(原付)で、マウンター使ってなかったのでスマホはポケットで音声のみで目的地に向かっていました。

    「次を右に」・・・本線逸れるのかー、まあ渋滞気味だしなぁ・・・「次を右に」・・・戻りそうな方向なんだけど・・・「次を右に」・・・さっきのルートに戻りそう「次を右に」というか戻った(汗)・・・「次を右に」そこさっき曲がったやんっ!!

    取りあえず左に寄せて停止、ポケットからスマートフォンを取り出すと指示は右折でもナビの目的地向きの矢印は「直進」になっていました・・・いい加減にしてくれ・・・(汗)

    ”渋滞回避”が変な風に働いた結果のようなのですが、釈然としませんでした・・・。画面を見られない使い方の時は要注意です。

    • あるえふ より:

      追伸:ビートについて補足

      パワステ無しやMT設定のみは「20年前だから」ではなく「そう言う嗜好の車(軽規格2シータースポーツ)の一つだった」からです。
      カプチーノ とか AZ-1(OEM: キャラ)とか。

      あと、ビートはコーナーリング時のオーバースピードには注意してください。
      速度が上がるほど”急ハンドルを効かせず曲がりにくいセッティング”で速度を落とすように心がけさせる設計になっているので。
      (とはいえ飛ばしすぎない走り方なら大概ちゃんと曲がれます。)

      • 渋滞回避をした後に渋滞が解消された扱いになって戻ってきて、また渋滞だと思いこんで~みたいな繰り返しなんですかね~ナビが本業じゃないだけにスマホのナビを使い込んでくるといろいろと物足りない部分がありますよね。

        調べてみたら1990年以降からATが普及していたそうなのでわざとMTになっていたのですね。2シーターの軽スポーツカーでも最近はCVTが出回っていて楽に走りを楽しめそうで乗ってみたいです。

        それにしてもビートに急ハンドルを効かせず曲がりにくいセッティングなんてものがされているんですね。曲がるときはちゃんと速度を落としたいと思います。

    • ちなみにですが、このビートは購入時からオーディオが壊れていて、1週間乗ったらタコメーターと速度メーターが動かなくなったので結構状態は良くないから50万だったのかもしれません…外装はいいのですが私のビートに限らずどのビートも内部が結構ヤバイらしいです…

  2. シトラス より:

    免許を取りたてということと、『SAKURAスキップ』を最近よく聞いているのでとても親近感を覚えました(^_^)

    いつか自分の車を購入するときはナビにこだわるつもりはないので参考になりました!

  3. 匿名 より:

    Google含めアプリのナビはまだ未完成な感じが否めませんね
    やはりまだカーナビに軍配が上がる感じ
    アプリの中ではヤフーのカーナビが良いとよく聞きますね

    • ヤフーカーナビはトンネルに入っても予測位置を出してくれるってことは聞いたことがあるんですが他のナビアプリと違う機能とかがあるんですかね?
      カーナビも車に載せれればちゃんとしたのを載せるのですがビートには大きさの関係上載せられないんですよね…

  4. 匿名 より:

    特にこれから夏場を迎えるとダッシュボードの上はかなり熱くなりますからね
    スマホが熱を持ちすぎるとバッテリーの充電もストップしてしまうので
    長距離のドライブで運用するにはかなり厳しいと思います

  5. 匿名 より:

    自転車しか通れない道をナビされることがあるのでルートの確認をしたほうがよいですよ

    • Googleマップだと歩行者自転車、車別のルートが出るのでてっきり仕分けされているものだと思っていたのですがそんなこともあるんですね^^;
      まあ完全に仕分けられていないだけかもしれませんがナビだけに頼るのは危ないって今回の出来事で痛感しました…