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BOOX Leaf - 7インチとコンパクトなE-Ink搭載Android タブレット、Google PlayからKindleやKoboアプリもインストールできます

BOOX Leaf
E-Ink製品の専門店、SKT株式会社が7インチのE-Ink搭載Androidタブレット「BOOX Leaf」を発売しました。ここのところ、BOOXの新製品が相次いで発売されていますが、このBOOX Leafはコンパクトサイズで超軽量、そしてE-Ink搭載Androidタブレットとしては比較的購入しやすい価格になっています。

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1.BOOX Leaf スペック

スペック表

   BOOX Leaf
OS Android 10
CPU Qualcomm 8コア
RAM 2GB
ストレージ 32GB
ディスプレイ 7インチE-Ink Carta(1,680 x 1,264)
LTEバンド
SIM
ネットワーク 802.11 b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力 USB Type-C
カメラ なし
バッテリー 2,000 mAh
サイズ 165.6 x 130.8 x 5.95 mm
重量 170 g

コメント

OSはAndroid 10で、先日発売されたBOOX Max Lumi2BOOX Note Air2がAndroid 11を搭載しているのに対し、1バージョン古いものになっています。ただ、製品特性やディスプレイサイズを考えると、Android 10で困ることはまずないと思います。もちろんGoogle PlayやGoogle音声入力といったGoogle関連サービスも利用可能です。これはKindleやKoboなどのアプリも導入できる「電子ブックリーダーとしてのマルチプラットフォーム」が実現されることを意味します。それと、BOOXシリーズは「3年間のファームウェアアップデート」が保証されます。

CPUは型番が開示されておらず「Qualcommの8コア」とだけ開示されています。一般的なAndroidタブレットとは主用途が異なりますので、ここはあまり気にしなくていいのではないかと思います。

RAMは2GB、ストレージは32GBと、Androidタブレットとしてはミニマムですが、E-Inkディスプレイの性質上、ゲームプレイや動画視聴には向きませんので、これで不足という感じでもないですね。また、ONYXクラウドストレージを5GBまで無料で使えます。

ディスプレイは7インチのE-Inkで解像度は1,680 x 1,264、アスペクト比(画面の縦横比)はほぼ4:3と、iPadシリーズに近いものになっています。7インチというと、6インチのKindle(無印)よりもやや大きく、6.8インチのKindle Paperwhiteや7インチのKindle Oasisとほぼ同じくらいのサイズ感です。

BOOX Leaf
また、画面の回転もできますので、横向きにすればより大きな文字サイズで読書や資料の閲覧が可能です。

もちろん、他の電子ブックリーダーと同様に、「目に優しいE-Ink」が搭載されている、というのが最大の特徴です。そのかわり表示速度が遅く、動画やゲームには向きませんけどね(E-Inkは急速に機能改善されていますが、表示速度やレスポンスといった点ではまだ液晶や有機ELには及びません)。ただ、長時間の読書などをすると明らかに「疲れが少ない」です。

BOOX Leaf
自らは発光しないE-Inkですが、薄暗い場所でも使いますので、フロントライトが搭載されています。この画像は「暖色」ですが、普通の「寒色」にすることもできます。

サイズは(7インチなだけあって)非常にコンパクトです。また、ディスプレイのアスペクト比の関係で、一般的な7インチタブレットよりも長辺が小さく、短辺が大きい、正方形っぽい形状になっています。

BOOX Leaf:165.6 x 130.8 x 5.95 mm / 170 g
Kindle Oasis:159 x 141 x 3.4-8.4 mm / 188 g
Kindle Paperwhite:174 x 125 x 8.1 mm / 205 g

Kindleシリーズとの比較ではこんな感じになります。ベゼルの形状が異なることもあって、「三者三様」という感じです。ただ、重量についてはBOOX Leafが光りますね。その差は決して大きくはありませんが、長時間手持ちで読書をすると、結構ジワジワと差が出てくるのかもしれません。

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2.BOOX Leaf 筐体

BOOX Leaf
前面と背面です。筐体色はシルバーで、以前のBOOXタブレットがブラック基調のみだったのに対し、最近のニューモデルはキレイなブルーだったり、この製品のようにシルバーだったりして、かなりスタイリッシュになった印象です。

また、左ベゼルが太くなっています。これはデザインアクセントとも言えそうですし、持ちやすさを考慮して、とも言えそうですが、本当のところはわかりません。筐体素材(背面素材)はマグネシウム合金です。樹脂じゃありません。「筐体には傷や指紋に耐えるためのコーティングが施されており、曲げにも強い構造」とのこと。

BOOX Leaf
画像の一部が切れていますが、下側面です。BOOX LeafにはUSB Type-Cポートがあり、OTG対応しますのでキーボードなどの周辺機器の接続も可能です。またスピーカーもついています。この製品は他社の電子ブックリーダーとは異なり、「Androidが使える」ので、これらの装備は必要と言えます。

BOOX Leaf
左側面にはマグネティックケースを接続するためのコネクターがあります。

BOOX Leaf
これがマグネティックケース。残念ながら別売りなのですが、実はこれ、かなり強力なオプション品です。

BOOX Leaf
BOOX Leafには物理ボタンがありません。SKTによれば「本体に物理ボタンをつけると、そのぶん筐体が厚く、重くなってしまう」との理由で、ケース側に物理ボタンをつけています。このため、読書の際のページ送りがスワイプ操作(あるいはタッチ操作)だけでなく、ボタン操作でも可能になります。

3.BOOX Leaf 価格など

BOOX Leaf
BOOX Leaf 筐体はSKTの運営するネットショップ「SKTNETSHOP」、Amazon、楽天、Yahooショッピングで販売中(Amazonのみ1月中旬取扱開始)で、価格は税込み32,800円です。この価格はKindleの無印やPaperwhiteよりは高く、Kindle Oasisとはいい勝負くらいですね。また、「ぜひセットしたい」マグネティックケースは税込み5,800円ですが、SKTNETSHOPで本体とセット購入すると50%OFFの2,900円で購入できます(発売記念の期間限定サービスです)。

一般的なE-Ink電子ブックリーダーとは異なり、Androidの機能が使え、Google Playで好きなアプリをインストールできる、というのがこの製品の大きな特徴です。特に(アプリとしての)KindleやKobo、Hontoなどを併用したい場合には非常に便利だと思います。一方で、PUBGとかCoDとかウマ娘には向きません、というか無理です。またNetflix用でもありません。

既存の電子ブックリーダー端末には飽き足らない、という人はぜひ製品ページを確認してみて下さい。

4.関連リンク

BOOX Leaf:SKT 製品紹介ページ
BOOX Leaf:SKTNETSHOP
Leaf用 物理ボタン付きマグネティックケース:SKTNETSHOP
BOOX leaf:Yahooショッピング
BOOX Leaf 物理ボタン付きマグネティックケース:Yahooショッピング
BOOX Leaf:楽天
BOOX Leaf マグネティックケース 物理ボタン及びスリープ機能付き:楽天

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