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MSI Summit E15 - GeForceに4Kディスプレイ搭載のハイエンド15.6インチビジネスノート。クリエイターにもおすすめです

MSI Summit E15 A11
MSIが新しいビジネスPCブランド「Summit」のニューモデル「Summit E15」を発売します。15.6インチノートで、MSIらしくビジネスPCとしてはオーバースペックとも思えるくらいの高性能マシンです。なお、Summitシリーズに関しては9月にオンラインで新製品発表会が開催され、その時の模様を記事にしています。また、このE15に先立ち、14インチモバイルノート「B14」が日本で発売されています。
MSI Summit B14 - MSIの新しいビジネスPCブランド「Summit」の日本向けファーストモデルは14インチのCore i7モバイルノート

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1.スペック

  Summit-E15-A11SCS-243JP
OS Windows 10 Pro
CPU Intel Core i7-1185G7
外部GPU NVIDIA GeForce GTX1650Ti Max-Q(4GB)
RAM 32GB(最大64GB)
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ(3,840×2,160)Adobe RGB相当
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB 3.2 Gen2 × 2、HDMI、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(92万画素)顔認証対応
バッテリー 82Whr/5,280mAh(16時間)
サイズ 356.8 × 233.7 × 16.9 mm
重量 1.65 kg

11月22日現在、Summit E15は単一バリエーションです。OSはPro版、CPUは第11世代(Tiger Lake)のCore i7-1185G7で、一般的にノートPCに使われているCore i7-1165G7よりも高性能です。また、外部GPUも搭載していて、GeForce GTX1650 Max-Qなので、CPUの型番とあわせ、ゲーミングノートと言ってもおかしくないくらいの性能ですね。

RAMは32GB、ストレージは1TBと、ビジネスノートとしてはかなりの大容量です。そしてディスプレイは15.6インチの4K(3,840 × 2160)、しかも「Adobe RGB相当」という説明もありましたので、RAMやストレージ容量の大きさを踏まえるとクリエイター向け、といっていい構成です。SummitというのはMSI的には「ビジネスノート」という位置づけなのですが、「その『ビジネス』ってなんだよ?」と言いたくなる感じ。

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入出力ポートの構成も充実しています。2つのUSB Type-CポートはThunderbolt 4ですし、USB Type-AもGen2と高規格です。数と性能の両面から考えて十分なものと言えるでしょう。あと、ここまで高性能なのであれば有線LANポートも…、と思っちゃいますけどね。ただし、無線LANのほうはしっかりWi-Fi6(ax規格)に対応します。

カメラも顔認証対応です。従来のMSIはあまりカメラに力を入れていない印象がありましたが、この製品はビジネスPCということもあり、生体認証も充実しています(顔認証のほか、指紋認証にも対応します)。

サイズは15.6インチノートとしてはコンパクトな部類と言えます。厚さも16.9 mmなので、スペックを考えるとかなりの薄型です。重量の1.65 kgというのは、毎日持ち歩くには少々重いですが、ときどき客先に持ち出すとか、たまの気分転換にスタバに持ち込む、とかであれば問題なさそうです。

2.筐体

MSI Summit E15 A11
高性能PCですが、ゲーミングノートっぽくはありません。いやMSIなんでそう思っただけですけど…。ベゼル幅も細く、全体的にスリムな印象です。

MSI Summit E15 A11
天板です。筐体素材はアルミ合金で、ロゴマークもドラゴンではなく、新タイプのものが使われます。「高級ビジネスノート」の雰囲気です。また筐体色は「インクブラック」という色で、画像だとよくわかりませんが、その名の通り「漆黒」なのだろうと思います。

MSI Summit E15 A11
キーボードです。ここで注意したいことがひとつ。Summit E15は「英語キーボード」です。日本語キーボードの設定はありません。メーカーの開示情報だと「シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス英語キーボード」となっています。

15.6インチノートというのは従来「テンキー付き」のものがほとんどでしたが、最近はゲーミングノートやこのSummit E15のような上位クラスの製品でテンキーレスのものが増えています。経理など数値入力の多い人にはマイナス要因となりますが、よりパーソナルな仕様、と言えるかもしれません。

MSI Summit E15 A11

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側面と入出力ポートの構成です。内部の構造を考えるとやむを得ないと思いますが、USB Type-CとType-Aが両側面にあるとなお良かったかな、と思います。まあ、素人的にも難しそうですけど…。

3.価格など

MSI Summit E15は12月3日の発売予定で、11月22日現在、MSIストアで予約販売がスタートしています(どうやらMSIストア専売となるようです)。価格は208,909円(税込み229,799円)です。15.6インチノートとしては高価な部類となりますが、ゲーミングノート並みのCPUとGPUに大容量のRAM/ストレージを搭載し、ディスプレイも4Kということなので、スペックの割には割安かと思います。筐体もビジネスマシンとして美しいものになっていますし。

ハイスペックマシンを必要とするビジネスマン、またクリエイターの人にも非常に魅力的な製品だと思います。

4.関連リンク

【12月上旬発売予定】Summit-E15-A11SCS-243JP(英語キーボード):MSIストア

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