記事にアフィリエイト広告を含みます

COUMI ANC-860の実機レビュー - ハイブリッド・アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)機能搭載で高品質な完全ワイヤレスイヤホン、今なら激安価格!

coumi ANC-860 TWSイヤホン
こんにちは、.TAOです。今回は、COUMI ANC-860 完全ワイヤレスイヤホンの実機レビューです。ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載のBluetoothイヤホンは、Amazonでも1万円前後するものが目立ちますが、このCOUMI ANC-860ワイヤレスイヤホンはなんと3,099円(11月30日まで)で購入できます。価格破壊とも言える「ANC搭載の完全ワイヤレスイヤホン」、そのANC性能の実力の程を確かめてみましょう。

スポンサーリンク

実を言うと私は、ANCイヤホン初体験でございます。今まで価格的になかなか手を出せずにいたのですが、COUMIより実機提供を頂けたおかげでANCを体験できる運びとなりました。COUMIにはこの場をお借り出て御礼申し上げます。私にとってANC性能は未知の領域であり、他のメーカーとの性能の比較はできません。ですが、今回の驚きのANC体験を皆さんと共有できる事に少々興奮気味です。そうなんです、ANC初体験でノイキャンを実感できる性能を持ったワイヤレスイヤホンなんですよ。

1.スペック

COUMI ANC-860
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.0
搭載チップ RealTek(型式不明)
オーディオコーデック SBC、AAC
ノイズキャンセリング ハイブリッドANC、ENC
ドライバー φ13mm大口径ドライバー
再生周波数帯域 20Hz~20KHz
最大持続時間 イヤホン:7.5時間(ANC ON: 5.5時間)
ケース:41時間(ANC ON: 30時間)
充電時間 1.5時間(Input:5V-600mA)
バッテリー容量 イヤホン:5V-50mAh
ケース:5V-720mAh / 2.66Wh
防水 IPX7
サイズ イヤホン:29.8×21.5×14.9 mm
ケース:63.3 x 63.3 x 32.8 mm
重量 イヤホン:6.5 g
ケース:57 g

コーデックは標準のSBCとiPhone標準のAACに対応(ウインタブ注:AACはAndroid機でも対応するものが多いです)していて、搭載チップはRealTek製との記載がAmazon販売サイトの記載にありましたが型式は不明です。連続再生時間は、イヤホン単体で7.5時間と比較的長く、ANC機能をONにすると5.5時間と若干短くなります。

イヤホンの形状はインナーイヤー型で、特殊形状のイヤーチップを併用するタイプとなっています。これにより、一般的なインナーイヤー型よりも安定した装着感となり、遮音性も高くなっていますが、適切なサイズのイヤーチップを選び、正しく装着する必要があります。とは言っても、コートの襟などが当たると外れやすいので注意した方が良いでしょうね。

ノイズキャンセリング機能については、内側と外側にマイクがある「ハイブリット型」のANCが搭載されていて、50Hz~1kHzの比較的低域のノイズを効率よく抑えてくれます。通話時にはENC(Environment Noise Cancellation)ノイズキャンセリング機能があり、一般的なCVC(Clear Voice Capture)よりも周囲の環境音を効率よく抑え、よりクリアな通話ができます。

機能が盛りだくさんで見落とすところでしたが、IPX7の防水にも対応しています。IPX7といえば水たまりに落としたとしても大丈夫な防水性能。汗をかいても、流水でサッと洗うのもOKですから安心して使えます。でも、防水だからといってポケットに入れたままで洗濯してしまったら多分アウトですので気を付けましょう。

2.筐体

coumi ANC-860 TWSイヤホン
ケースとイヤホンの色は、共に黒系でまとめられており、イヤホントップにはダークメタリック系の塗装がされていて質感は上々です。ケースにはフェイクレザーと思われるストラップが付いています。トータルデザインはとても良く個人的に好みです。質感も良く価格も手頃なので、ちょっとしたプレゼントに喜ばれそうです。充電用端子がType-Cなのも良いですね。最近ではスマホもほとんどType-Cになってきているので、ケーブルを共有できるのは便利です。充電状態を示すLEDは、ケースを開いたLR表記の間に見えますね。

スポンサーリンク

coumi ANC-860 付属品
付属品はSMLのイヤーチップが2セットづつ、Type-CのUSBケーブルとマルチランゲージの説明書と英語表記のクイックスタートガイドなどとなっていました。特殊形状のイヤーチップなので、同サイズの交換用イヤーチップが付属するのは嬉しいですね。あと、英語表記ではあるものの、分かりやすい図も付いた操作方法を書いたクイックスタートガイドは、操作方法を覚えるまで重宝します。

coumi ANC-860 ケース
充電ケースはとてもコンパクトで、比較的厚さも抑えられていてポケットに入れても邪魔にならないサイズ感です。ストラップ付きのデザインは好みの分かれるところかもしれませんが、私は好きです。ケースがサラサラしていて滑りやすいので落下防止にもなりますしね。あと蓋は約90度まで開くのですが、手に持った状態だと開いた位置でキープしずらいので押さえている必要があります。

coumi ANC-860 技適認証アリ
ケースの底には技適認証マークがあります。外箱のパッケージ裏には、わざわざシールで表記が追加されいて日本向け対応の良さが見受けられます。ちなみに技適番号は210-141464で確認もできました。

coumi ANC-860 インナーイヤー型
イヤホン本体のCOUMIロゴの横にLEDインジケーターが見えます。デザインのアクセントになっている丸いボタンのような部分がタッチセンサーで、ボリュームや曲の再生停止、送り、ボイスアシスタントの起動、ANCモードの切り替え、着信への対応などの多様なコントロールが出来ます。背面には充電用端子があり、インナーイヤー部分にはイヤーチップを装着します。

3.使用感

端末との接続

coumi ANC-860 Bluetooth接続
ケースから取り出すと、ペアリングモードになります。その時、前回ペアリングしていた端末が近くにあると自動的にペアリングされます。これが唯一のルールなので、前回接続した端末がBluetoothがOFFだったり近くになければ他にペアリングされた端末、それもなければ新規のペアリング端末と設定する事になります。この辺りの見極めというか、切り替えが割とスムーズで複数の端末での利用がしやすく、一方で接続を解除すれば、別の端末の「以前接続されていた機器」のリストから直ぐ繋ぐことができるので、ペアリングでイライラする事がほぼありませんでした。

ANCは低音域のみだが効果は絶大

私としては初のANC体験でしたが、ちょっとした驚きの経験となりました。移動する車内で使ってみたところ、小型自動車の比較的大きめのロードノイズが嘘のように激減。まるでハイブリットの高級車か、という程の音の変化に驚きました。運転中にイヤホンを使用するのは微妙ですが、ホワイトノイズマシンのファンの効果音などにも効果がありましたから、機械音のうるさい工場なんかでもよいでしょうね。それに、通話中のノイズキャンセリング機能であるENCが、そういった現場での通話にはうってつけだと思います。私も仕事柄、そういった環境に置かれがちなので、会社の許可が下りれば使ってみたいです。

野外でANC機能をオンにすると風切り音が…

他メーカーのANC機能搭載のワイヤレスイヤホンが同じ症状になるのかは分かりませんが、風の強い日に野外でANC機能をオンにすると、マイクが風切り音を拾ってしまいます。最初はなぜボコボコノイズが入るのかピンときませんでしたが、ANC機能をオフにするとノイズが消えたので、そう言うことなんでしょうね。風の強い日はANCはオフにしましょう。

音は艶やかでナチュラルな印象

次に一番重要な音質についての印象です。低域と中域が豊かで耳に刺さるような高域の主張の強さは無く、派手な音ではありませんがボリュームを上げても聴き疲れのない自然なバランスがあります。ANCをオンにすると若干低域が強調される感じがありますが、ANCで相殺される音に対する補正程度の調整のように思われます。

あくまで個人的な感想ですが、よく合う音楽のジャンルとすれば、アコースティック系やボーカルメインの楽曲、ドラムやベースが強めのロック系、あるいはクラシック系も良いかもしれませんね。逆に物足りなさそうなのは、FXエフェクト強めのエレクトロポップ系やボーカロイド系の様な感じがします。その日に気分で聴く楽曲も変わるでしょうから、「今日はクラプトンの気分だわ。」なんて日にはピッタリかもしれません。

4.まとめ

ANC搭載のTWSイヤホン COUMI ANC-860はAmazonで販売中で、通常価格6,199円(税込み)のところ、製品ページにある25%OFFクーポンと、COUMIが用意してくれたクーポンコード「YG2BFH79」を併用すれば合計で50%OFFとなり、3,099円(税込み)で購入できます(11月30日まで)。TWSでANC+ENC搭載でこの値段は正に破格値ですね。ANCワイヤレスイヤホンに興味があって、私のように値段に躊躇していた方には是非お勧めしたいイヤホンです。

TWSイヤホンの性能は年々進化を遂げており、気になるジャンルの一つです。幾つかの某有名メーカーのANCイヤホンは価格が高く、気兼ねなく買えるものではありませんよね。そこに切り込む中華系メーカーのTWSイヤホンは、性能も良く価格も手頃で魅力的なモノが多いです。そんな中でも価格破壊王のごとく頭一つ抜きん出たCOUMIは、音も性能も遜色ないTWSイヤホンで本当に驚かされました。今後の製品展開にも大注目です。

5.関連リンク

COUMI 完全ワイヤレスイヤホン ANC-860:Amazon

11月23日未明から午前いっぱいにかけて、クーポンが使用できない状態になっていましたが、23日12時現在、クーポンが利用可能になっていることを確認しました。
スポンサーリンク