記事にアフィリエイト広告を含みます

Intel NUC M15 - Intelの15.6インチノートPCがFRONTIERから発売されました

NUC M15
FRONTIERがIntelの「NUC Laptop キット」の15.6インチノート「NUC M15」を発売しました。なお、この製品はベースが「キット」で、おそらくストレージの装着とOSのインストールはFRONTIERが担当しているのではないか、と思われます(間違えていたらすみません)が、FRONTIERの製品ページでは「メーカー:インテル」と明記されており、「保証:メーカー1年間保証」そしてIntelのサポート窓口のメールアドレスも案内されていましたので、記事タイトルのメーカー名を「Intel」としました。この点あらかじめご了承下さい。

スポンサーリンク

Intelの「NUC Laptop キット」についてはこちらをご覧ください。
インテル® NUC Laptop キット:Intel
※このNUC M15はLAPBC710という型番です。

また、おそらく今回ご紹介する製品と同型(一部パーツの仕様が異なっている可能性もあります)と思われる製品をASCIIが実機レビューしています。筐体品質の評価やベンチマークスコアなども掲載されていますので、ご参照下さい。
「インテルNUC M15ノートブックPCキット」 日本発売間近!? のインテル製ノートを独占初レビューだ!!:ASCII

1.NUC M15 スペック

スペック表

  NUC M15
OS Windows 10 Home
CPU Core i7-1165G7
GPU なし
RAM 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB 3.2 Gen2 × 2、HDMI、オーディオジャック、有線LAN(アダプター)
カメラ Webカメラ(顔認証対応)
バッテリー 駆動時間 約11時間
サイズ 355 × 230 × 14.9 mm
重量 1.65 kg

バリエーションモデル

12月11日現在、上記スペック表の単一バリエーションです。また、FRONTIER扱いですが、注文時にシステム構成のカスタマイズはできません。Windows 11無償アップグレードについても説明がありませんでした(たぶん大丈夫かと…)。

コメント

CPUはおなじみの第11世代(Tiger Lake)のCore i7-1165G7です。ただ、上にリンクしたASCIIのレビュー記事を見ると、Intel製PCだけに他のCore i7-1165G7搭載機よりも高いパフォーマンスになっていました。

RAMは16GB LPDDR4X 4266MHzで「オンボード」なので増設・換装は難しいものと思われます。ストレージは512GB PCIe Gen4 SSDで、これも上記のレビュー記事では「これまでウインタブがレビューしてきたノートPCでは見たこともないような速度」が出ていました。ただし、SSDの仕様については上記レビュー記事記載のものと同型かどうかはわかりません。

NUC M15
ディスプレイは15.6インチFHD解像度・IPS液晶、グレア(光沢)タイプでタッチ対応もします。また、リフレッシュレートは一般的な60 Hzとなっています。

スポンサーリンク

通信周りではWi-Fi6に対応し、入出力ポートはThunderbolt 4を含みUSBが合計で4つ、HDMI 2.0bにイヤホンジャックを備えています。また、この製品のUSBポートは「左右にキレイに振り分けられている」ので、使い勝手もよさそうです。

サイズは15.6インチノートとしてはコンパクトな部類です。重量も1.65 kgと比較的軽量で、たまに外に持ち出して使うくらいなら問題ないと思います。

2.NUC M15 筐体

NUC M15
トップ画像を再掲します。筐体サイズが絞られていることもあり、正面から見ると上下左右のベゼルが細くなっています。

NUC M15
天板です。このように完全無地です。筐体素材はアルミニウムと説明されています。

NUC M15
底面です。ASCIIのレビュー記事によると、工具が必要ですが筐体の開口は可能のようです。また、左右にスピーカーグリルがありますが、この製品はステレオスピーカー搭載です。

NUC M15
ヒンジは180°開口可能。レノボ製品など、最近はこのような構造のノートPCが増えていますが、この構造だと対面の人との画面共有が容易で、ビジネスシーンでは便利だと思います。

NUC M15
キーボードです。15.6インチながらテンキーレスで、しっかり日本語配列になっています。FRONTIERの製品ページでは「日本語キーボード バックライト付きサイレントメンブレン」と開示されていました。また、ASCIIのレビューでは「キーピッチは実測19mm前後、キーストロークは実測1.3mm前後」となっていましたので、(テンキーがないこともあり)サイズには十分な余裕があります。

NUC M15
側面と入出力ポートの配置です。上にも書きましたがUSBポート(Thunderbolt 4も含む)が左右に振り分けられています。ただ、この画像を見るとType-C(Thunderbolt 4)ポートは充電/給電ポートを兼ねているのがわかります。左右どちらのポートでも充電/給電が可能です。

NUC M15
前面と背面です。背面の通気口は非ゲーミングのノートPCとしては少し「いかつい」ですね。

3.NUC M15 筐体

NUC M15はFRONTIER公式サイトで販売中(数量限定)で、12月11日現在の価格は税込み198,000円となっています。この価格は大手メーカーのCore i7-1165G7搭載のノートPC(プレミアムクラス)よりも若干高価と感じられます。ただ、ASCIIのレビューを見る限り、パフォーマンスは他のCore i7機よりもワンランク上のようですけど。

数量限定、売り切れ御免とのことなので、興味のある人はお早めに。

4.関連リンク

インテル NUC M15 ノートパソコン:FRONTIER

スポンサーリンク