Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh / 18W Power Bank 30000mAh － Xiaomiがモバイルバッテリーを2機種発売、Xiaomiだけに品質には安心か？

Xiaomiがモバイルバッテリー2機種を発売しました。10,000 mAhのタイプと30,000 mAhのタイプです。…モバイルバッテリーに関しては以前からめちゃめちゃたくさんの製品がAmazonなどで販売されていますよね？Amazonには50,000mAhで3,000円台、なんてのもありまして、「非常に怪しいのでやめたほうがいい」です（そもそも容量がまともではなかったり、まともに使えなかったりするケースもあると思います）。ウインタブだとUGREENの製品をよくレビューしていて「安全・安心」だと思っていますが、他にANKERとかサンワサプライなんかも心配いらないでしょうね。

…と、冒頭から脱線気味ですが、その意味では「Xiaomiならすごく安心」というのはあります。

スペック表です。容量（モバイルバッテリーに蓄積できる容量）については10,000 mAhと30,000 mAhになっていますが、「定格容量（充電時のロスを考慮した、実際に充電できる容量）」は10,000 mAhモデルが5,500 mAh、30,000mAhモデルが18,000 mAhです。なので、バッテリー容量5,500 mAhで残量ゼロのスマホスマホがあったとして、満充電の10,000 mAhモデルならちょうど1回分フル充電できる、ということになります。この製品だけでなく他社のモバイルバッテリーも含め、「容量と定格容量は異なる」「実用面でより意識しなくてはならないのは定格容量のほう」です。おおよその目安として、容量の55%～60%くらいが定格容量である、と考えておけばいいでしょう。

このスペック表だとわかりにくいのですが、10,000 mAhタイプにはUSB Type-Aポート1つとUSB Type-Cポートが2つ、30,000 mAhタイプにはUSB Type-Aポート2つとUSB Type-Cポート1つがあり、3台のデバイスを同時に充電できます。

…ただし、特に30,000 mAhタイプは容量が大きいのでノートPCの充電にも使えそうに思われますが、最大出力が18Wのため、ノートPC用としては厳しいです（だいたい45Wくらいの出力が必要です。しかし、最新のモバイルノートなどでは18Wとか22.5Wでも充電可能なものが増えています。もちろん時間はかかりますけどね）。また、3ポートを同時に使う場合の合計最大出力も15W/18Wと小さいので、複数のスマホを同時に急速充電するのも難しいです。

Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh / 18W Power Bank 30000mAh

製品の縮尺率は異なります

画像左が30,000 mAhタイプ、右が10,000 mAhタイプです。ずいぶん雰囲気が違いますねw 30,000 mAhタイプはビジネス用っぽいゴツさがありますし、10,000 mAhタイプはずいぶんカジュアルです。

10,000mAhタイプは1ポートだけですがケーブルつきです。なので、ガジェット1台だけであればケーブルなしで充電ができます。また、低電流充電モードもついていますので、イヤホンなどの低電流デバイスの充電も安心。

サイズ感です。そこまで小さいという感じはないですが、まあバッグの中に抵抗なく入れられる大きさかと（ただ、筐体重量が不明なんですよね）。

こちらは30,000 mAhタイプ。

当然ですがサイズは10,000 mAhタイプより大きいです。長さはスマホくらい、厚さも4センチくらいあります。30,000 mAhタイプも重量が開示されていませんが、他社製品を参考にすると500 gを切っていることはないだろう、と思います。

Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh / 18W Power Bank 30000mAhは Xiaomi公式サイト（mi.com）、楽天、Amazonで販売中で、9月26日現在のXiaomi公式サイトでの価格は10,000 mAhタイプが2,180円、30,000 mAhタイプが3,780円です。

冒頭に書いた通り、Amazonをチェックしていてもモバイルバッテリーの価格は本当にピンキリで、この2機種が高いとか安いとかは一概には言えません。ただ、エレコムとかANKER、UGREENの製品よりは安いです。あと、これも冒頭に書きましたが、Amazonでは「やたら大容量で激安」なモバイルバッテリーが目につきます。ほんと、こういうのはやめたほうがいいと思います。あと、モバイルバッテリーって「電池」なので、安全性もしっかり謳われているものを選ぶようにしたいですね。

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