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OTIC サウンドバー SB-92JKF0の実機レビュー - 音楽や映画の鑑賞にピッタリ!ウーファーもついて重低音も強力です!

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はOTICのサウンドバー「SB-92JKF0」の実機レビューです。サウンドバーというのは、非常に簡単に言うと「すごく細長いスピーカー」ですが、このレビュー機はサウンドバー単体ではなく「サブウーファー(ウーファー)」もセットになった製品なので、サウンドバーならではの「ホームシアター」的な使い方に重低音がプラスされたものとなります。

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なお、レビュー機はメーカーのOTICからサンプル提供していただきました。この場にて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

1.OTIC SB-92JKF0 スペック

サイズ:
 サウンドバー:75 x 7.6 x 7.6 cm
 ウーファー:16 x 25 x 34 cm
3Dサラウンド技術:Dolby digital
サウンドバー出力:4 x 12.5 W
サブウーファー出力:65W
ポート:3.5mm Aux in、Optical in、HDMI ARC、USB、HDMI in

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
この後実機の画像を使ってご説明しますが、なにぶんサイズが大きいので全体像を上手くお見せすることができません。この製品は画像のとおり「3点セット」です。横長のスピーカー(いわゆるサウンドバー)に加え、ウーファー(サブウーファー)もついています。あと、リモコン。

サウンドバーは4スピーカーを内蔵し、出力は「12.5W × 4 = 50W」、ウーファーの出力は65Wで、合計で115Wの大出力ということになります。まあ、一般家庭ではフルボリュームは無理ですね。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
また、多彩な接続方法があります。テレビに接続する場合はHDMI ARC(ただし、テレビ側でARCに対応している必要があります)もしくはオプティカル(光デジタル)ケーブル、PCやスマホならイヤホンジャック、あるいはBluetoothで接続できます。

では、筐体を見ていきましょう。

2.OTIC SB-92JKF0 筐体

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
外箱です。いつもだと実機レビューで外箱の画像は掲載しないことが多いのですが、この製品の外箱はちょっと面白い形状だったので、お見せしたいと思いました。このように「箱を2つに分けたほうがコストダウンになったのでは?」と感じられる複雑な形状で、ひと目で中にサウンドバーとウーファーが入っているんだろうな、とわかってしまいます。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
同梱物です。左上に3.5 mm AUXケーブル、その右がHDMIケーブル、さらにその右に光デジタルケーブルがあります。AUXケーブルの下にあるのが壁掛け利用の際に使うネジ、その下に2つのACアダプターがあります。ほぼ同じ形をしていますが、実は「別物」でして、1つはサウンドバー用(20W)、もう1つがウーファー用(22W)です。中央下にリモコンとリモコン用電池(単4サイズ)、右下が取扱説明書です。説明書には日本語の記載もありました。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
サウンドバーを正面から見たところです。スピーカーグリルがあるのでわかりにくいですが、左右に2つずつスピーカーが入っていて、中央にはLEDインジケーターがあります。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
LEDインジケーターの表示はこんな感じ。「いまどのポートと接続されているか」「音量」「モード(後述します)」などが表示されます。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
背面です。中央にポート類が集中配置されています。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
ポート類は画像左からHDMI、HDMI(ARC)、USB Type-A、光デジタル、3.5 mm AUX、そしてDC-INジャックです。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
この画像は「背面の端っこ」です。サウンドバーは壁掛けでも使えますので、同梱物にネジが含まれていましたが、本体背面に取り付け用の穴もついています。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
こちらは「底面の端っこ」です。ゴム足がついていて、床やテレビ台の上に安定して置くことができます。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
向かって右側の側面には電源ボタンや音量ボタンなどがついています。基本的にリモコンでの操作になると思いますが、よく使う操作については本体にボタンがついている、ということですね。

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OTIC サウンドバー SB-92JKF0
続いてウーファーです。当初「どこが前面なのよ?」と思いましたが、メーカーに確認し、こちらが前面だとわかりました。下にある穴は「バスレフポート」です。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
で、こちらが右側面です。でも、これがスピーカー部分になります。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
スピーカーグリルです。柔らかいファブリック系の素材が使われています。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
これはAmazonの製品ページにあった画像です。私は今まで「スピーカーのあるほうが前面」だと思っていたのですが、この製品の場合、バスレフポートがあるほうが前面なんですね。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
背面です。DC-INジャックの他にインジケーターやボタンがついていますが、サウンドバーとウーファーはBluetoothで接続されていますので、それに関する装備です。普通に使っていてそれを意識することもないのですが、初回利用時にはペアリング作業が必要になります。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
ウーファーの底面です。このようにゴム足があるのみ。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
リモコンです。上にご説明したとおり、この製品は本体にも操作ボタンがついていますが、基本的にはリモコンですべての操作を完結します。

3.OTIC SB-92JKF0 使用感

今回のレビューでは、トップ画像にあるように「テレビに接続」して使いました。また「スマホとBluetooth接続」も試しています。

まず、テレビとの接続ですが、一番便利と思われるのが「HDMI ARC」接続ですね。この場合はHDMIケーブルのみでこと足りますし、設定なども必要ありません。ただし、私の自宅のテレビはちょっと古くてHDMI ARCには対応していませんので、AUX(イヤホンジャック)接続をしました。テレビとの接続の場合、光デジタルケーブルを使うこともできます。

次にスマホとのBluetooth接続ですが、他のBluetoothデバイス接続と全く同じで、簡単に接続が完了します。その他の接続(PCやゲーム機など)の場合も取扱説明書に詳しい接続方法が記載されていましたので、特に困らないと思います。

重低音がすごい!

最初に上の子の部屋に設置しました。彼女の部屋は5畳で、普通の部屋よりも狭いのですが、この際「ここはクラブ(「ラ」にアクセントのあるほうです。「ク」にアクセントのあるほうではありません)か? 」という感じの音質になりました。重低音は壁面の素材とか空間の広さによって感じ方(響き方)が変わるようで、私の自宅のケースだと、狭い部屋では重低音がかなり強調されました。

次にリビングルームのテレビ下およびテレビ横に設置しました。

OTIC サウンドバー SB-92JKF0
こうですね。この画像は「撮影用」で、重低音は音の出どころが感覚的につかめないので、ウーファーの位置はここである必要はなく、床の上などでも問題ないと思います(ただし、マンションの場合だと階下とか隣の居住者の方の迷惑にならないように注意する必要があります)。リビングルームは10畳以上ありますので、5畳の部屋とは重低音の聴こえ方が異なり、そこまでビックリするようなものではありませんでした。

良くも悪くも、この「重低音(ウーファー)」をどう評価するか、というのがこの製品のポイントになると思います。また、重低音が好きな人も嫌いな人もいますので、単純にいい、悪い、という話でもないと思います。

音質を左右する「モード」

この製品は「Music」「Movie」「News」「Game」という4つの音質モードがあります。「音楽を聴くならMusic、動画を観るならMovieでいいだろ!」と思いますよね?でも、モードによって音質は結構変わります。

Music
重低音、高音、低音全て同じ大きさでバランスが良い。
Movie
musicと比べて重低音はほぼ変わらないが、音にが拡散される感じで、全体的に音量が大きくなっているように感じられる。
News
重低音がほとんど聞こえない。確認した限りだとこのモードではウーファーは機能していない。音がクリアに聞こえるが、響きすぎない。
Game
重低音が大きく強調される。重低音好きな人や、大音量で聴く時にはいいが、普通に音楽を楽しみたい人には、重低音が強調されすぎて、他の音が小さくこもって聞こえるように感じられる。

こんな感じです。サウンドバー本体だけでも家庭用テレビ(自宅のテレビは一応ステレオスピーカーを搭載しています)よりは数段クリアな音が聴けます。ウーファーなしでも低音がスカスカ、という感じではありません。外付けスピーカーとしての意義は十分に感じられます。

また、上に書いたとおり、ウーファーは「位置」にはあまり気を使う必要はありませんが、「どの部屋に配置するか」によって響き方が異なります。私の自宅の場合「4.5畳とか6畳だと重低音がかなり強調され、10畳以上のリビングだとそこそこ響く」くらいですね。また、サウンドバーとウーファーは電源が別々なので、マンション住まいとか住宅密集地に住んでいる人が夜間に使うような場合はウーファーの電源を切るというのもありかと思います。

4.OTIC SB-92JKF0 レビューまとめ

OTIC サウンドバー SB-92JKF0はAmazonで販売中で、2月24日現在の価格は税込み12,586円です。この価格は製品ページにある2月28日まで有効の30%OFFクーポンを使用したもので、通常の販売価格は税込み17,980円です。

ご自宅で「普通のテレビ」を使っている人なら間違いなく音質の向上が見込めるでしょう。また、PCやスマートフォンの外付けスピーカーとしても優秀だと思います。ただし、音響機器の「絶対的なパフォーマンス」というのは評価が難しく、高価なイヤホンを愛用していたり、すでに高級なスピーカーシステムを使っている人についてはこの評価の限りではありません。でも「コストパフォーマンス」ということなら素晴らしい、と言っていいでしょう。

あとはウーファーですね。重低音が好きな人なら大満足できると思います。ただ、上にちらっと書きましたが、マンションや住宅密集地にお住まいの人の場合、音量を上げると階下や近隣に響いてしまう可能性があります。また、自室が狭い人には「ちょっと効きすぎ」と感じられるかもしれません。

5.関連リンク

OTIC サウンドバー SB-92JKF0:Amazon

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