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budi 9in1 マルチファンクションアダプター - 変換アダプターも各種カード収納も何でもござれ、”あの”microSDカードアダプターの進化形が登場

budi_9in1 multi functional box
こんにちは、natsukiです。新年そうそう、ニッチな製品を紹介します。ご覧の通り、microSDカード、SDカード、nano SIMカードの収納と、各種USBデータ転送ケーブルを兼ね備えた、オールインワンのカードケース兼変換アダプターです。見た目のネタ臭が強烈ですが、これのmicroSDカード特化版は私も愛用していまして、なかなか実用性も高いんです。ニッチながらも刺さる人には刺さる製品だと思います。

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1.実はけっこう使っていた多機能microSDカードアダプター

stick
このbudiブランドは、以前から同様の製品を販売しています。私は、上の画像のバージョンを使っていまして、こいつはmicroSDカードを6枚(アダプターに挿しっぱなしにすると7枚)とnano SIMカード2枚を収納でき、ソケットの組み合わせで、通常のUSB(以降Type-Aと呼称)、microUSB、USB Type-C、iPhoneのLightningに対応したカードアダプターになります。もちろん、単なる充電ケーブルやデータ転送ケーブルとしても利用可能で、ついでに、スマホスタンドにもなります。そして、なにげにビルドクォリティが高く、持つ喜びもあります。

strap
最大の利点は、何と言っても「全部ひとつ」にまとまること。ストラップが付いているのは、地味ながら便利。ちなみに、私の場合は何に使っていたかというと、FPVドローン搭載のmicroSDカードの管理です。私は、microSDカードで録画できるFPVドローンを多数運用しているんですが、いちいちカードを入れ替えるのが面倒なんで、全部に安価な中華microSDカードをあらかじめ挿してあります。で、実際に撮影する際、適宜カードを取り替えたり、撮影したものをその場で確認・整理したりといったときに、このカード収納ケース兼変換アダプターが非常に便利。それぞれの機能だけなら、別に100円ショップで売っているケースや変換アダプターでいいじゃんといえばそれまでなんですが、何かとものがゴチャゴチャする実際のドローンの運用現場において、ひとまとめで簡単に持ち運べるメリットは重要なんです。……昨年6月以降のドローンに関するなんやかんやが無ければ、2022年お気に入りガジェットにも確実に挙げていたことでしょう。まあ、この件は何万字でもスラスラ愚痴が出てくる話なので、置いておきます。

ともかく、ニッチながら、使用環境によって高い実用性を発揮する製品であることは間違いないです。

budi 多機能スマートスティックリーダーの実機レビュー - microSDカードをたくさん使う人へ、多機能なケース兼カードリーダーはいかが?:ウインタブ実機レビュー記事

2.budi 9in1 マルチファンクションアダプター の製品概要

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さて、その進化版とも言える本製品は、「9 in 1」をうたいます。
・SDカード収納ケース
・microSDカード収納ケース
・nano SIMカード収納ケース
・SDカード変換アダプター
・microSDカード変換アダプター
・USB Type-A変換アダプター
・SIMカードイジェクトピン
・充電ケーブル
・スマホスタンド
う~ん、これで9個かな? 特に何をもって「9 in 1」かという解説はないので、数え方によって変わりそうです(笑)

card
その収納能力は、この通り。SDカード×3枚、microSDカード×8枚、nano SIMカード×2枚にも及びます。SDカードは、製品画像に「13」とありますが、明らかに「3」のミスですね。microSDカードは、画像で見ると8枚に見えますが、側面などにもスロットがあってもう7枚収納できるらしいです。

adapter
変換アダプターとしては、SDカードとmicroSDカードだけでなく、USB Type-Aにも対応しているのはポイント高いですね。しかも、これら3種は同時利用可能、つまりハブとしても機能するようです(ただし環境や合計容量によっては使えない場合もあるらしい)。データ転送速度は、ケーブルがUSB 3.0相応の最大5Gbpsに対応。SDカードスロットとmicroSDカードスロットは最大100MB/sが可能な一方、USB Type-Aの方はUSB 2.0になります。ちなみに、通常のSDカードやmicroSDカードは、100MB/sのデータ転送速度があれば十分です。この辺の規格が気になる方は、手前味噌ですが下記記事をご参照ください。

SDカードの性能は容量だけじゃない、速度は?表面に書いてある記号の意味は?結局どれを買えばいいの?

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charge
各種ソケットが付いているので、ケーブルはデータ転送の他に充電ケーブルとしても利用可能。ちょっと気になるのは、「65W PD」の記述で、後述のように、日本のクラウドファンディングサイトmakuakeでは65WのUSB PD対応は日本版だけだとうたっているんですが、ご覧の通り、グローバル版にもこの記述があるんですよ。まあ、充電はこの製品の本筋ではないので、話半分にしておきましょう。

size
やはり、このすっきりとしたまとまり感。budiブランドは、ビルドクォリティも期待してよいと思います。

stand
あって損はない程度ですが、スマホスタンドにもなります。

3.純粋なケース特化のバージョンもあり

case only
同じシリーズで、ケーブルと変換アダプターをオミットして、ケースに特化したものもあります。

case only_card
その収納量は、実に、SDカード×10枚、microSDカード×27枚、nano SIMカード×2枚。なんとも強烈な絵面です(笑)

4.販路

販路は、やはりAliexpressが安価です。記事執筆現在で、9in1 マルチファンクションアダプターの方は2,000円台半ば、純粋ケースの方は1,000円台前半あたりが相場のようです。複数の出品者がいますが、ざっと見たところ、「トップブランドマーク」付きの出品者なら、例えば「Fabuloso Electronicas Store」があります。下記には、とりあえずここのリンクを張っておきますが、どこから購入するかは、価格や出品者情報を見て適宜ご判断ください。

makuake
または、日本のクラウドファンディングサイトmakuakeでも、「様々な接続端子、カードリーダー、USBハブ、カード収納、スマホスタンド全て搭載!」として、応援購入を募っています。こちらは、1月30日締め切りで、もっとも割引率の高いプラン(3,860円)はすでに受け付け終了済み。記事執筆現在、4,100円の購入プランから残っています。

ページの解説によれば、グローバル版との違いとして、ケーブルがUSB PD(65W)充電対応のものにグレードアップしているようです。もっとも、先述のようにグローバル版にも「65W PD」の表記はあり、そもそもUSB PDまわりについてはいろいろ複雑なこともあるので、ここでは深く突っ込みません。実運用上、この製品で高電力の充電を行う機会はあまりないと思いますし。価格差については、日本語対応していることやニッチな製品であることを考えれば、まあこんなものかと。いずれにしても、クラウドファンディングの性質をよく理解した上で出資してください。

この製品、見た目のゲテモノ感に印象を持って行かれがちですが、microSD特化版を使ってきた経験からすると、意外に高い実用性も備えています。出先で、多数のSDカードやmicroSDカードを運用するなら、大いに活躍を期待できると思いますよ。

5.関連リンク

Aliexpress

「トップブランドマーク」付きの比較的信頼性の高いと思われる出品者を挙げておきますが、他にも同等品を出品している出品者はいます。価格などを総合してご判断ください。
budi 9in1 多機能ボックス USB3.0:Aliexpress内「Fabuloso Electronicas Store」
budi-USB 3.0多機能転送アダプター:Aliexpress内「Fabuloso Electronicas Store」(上記と同等品を同じ出品者が出品)
27 TFカード,10 SDカードおよび2 nano SIMカード 収納ボックス(収納のみで、変換アダプター無し):Aliexpress内「Fabuloso Electronicas Store」
Budi-多機能スマートアダプターカード,収納データケーブル(従来のmicroSDカード版):Aliexpress内「Fabuloso Electronicas Store」

makuake

様々な接続端子、カードリーダー、USBハブ、カード収納、スマホスタンド全て搭載!:makuake

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