ソースネクストはAndroidスマートフォン・iPhone用ゲームコントローラー、「Backbone One」の販売を開始しました。初代モデルは2023年に販売を開始していて、日本でもBackbone公式サイトやAmazon.co.jpなどで正規販売されていましたが、2世代目モデルはソースネクストが販売代理店に加わり、各種サポートも行うことになりました。
ソースネクストで取り扱うのはソニーの家庭用ゲーム機、「PlayStation」とのコラボモデル、「Backbone One PlayStation Edition」で、PlayStation 5純正コントローラー、「Dual Sense」をイメージしたデザインが特徴です。
1.概要
スペック表
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対応OSはAndroid 10以降/iOS 15以降で、Androidスマートフォン・iPhone 15以降で使用できるUSB-Cモデルと、iPhone 14以前で使用出来るLightningモデルが用意されます。
別途「Backboneアプリ」を導入することでファームウェアアップデート、トリガーボタンや左右スティックレバーのキャリブレーション(調整)、ワンボタンでスクリーンショットを撮影する機能を使用可能です。
さらに有料サブスクリプションの「Backbone+メンバーシップ」に加入することで、Backbone OneをPCやタブレットへの接続やSteam、XBOX Gaming Passなどのプラットフォームで配信されているタイトルを纏められる専用ランチャーが利用できます(49.99ドル、購入時1年間の無料トライアル付与)。
現時点ではiPhoneのみ加入可能ですが、まもなくAndroidでも利用可能になる予定です。
Backbone OneはBluetoothではなく、USB-C(もしくはLightning)でスマホに接続します。バッテリーが内蔵されていないため、充電切れを心配することなくゲームを楽しめます。Bluetooth接続のゲームコントローラーの場合はどうしても遅延が心配になりますが、Backbone Oneならシビアな操作が必要な音楽ゲームやFPSをプレイする際も操作を取りこぼすことはありません。
本体にはパススルー充電用のUSB-Cポートと3.5 mmイヤホンジャックが備わっていて、スマホを充電しながらの長時間プレイも可能です。
Backbone OneはAndroid、iOSで配信されているゲーム(サブスクリプションサービスのApple Arcarde、Google Play Passで配信されているタイトルも含む)だけでなく、自宅のゲーム機をリモート操作できる「PSリモートプレイ」・「XBOXリモートプレイ」や、PS Now、XBOX Cloud Gaming、GeForce Nowといったクラウド配信サービスにも対応します。
Backboneでは公式サイトで筐体色がブラックの通常モデルが用意されていますが、ソースネクストではPlayStationとのコラボモデルとなる「PlayStation Edition」のみ取り扱われます。筐体色にPlaystation 5純正コントローラー「Dual Sense」をイメージしたホワイトで、ボタンもPlayStation純正コントローラーに準じたデザインになっています。
背面側にはPlayStationロゴが配置されています。ソニー製品ファンやPlayStationファンのみならず、ゲーマーなら誰でも魅力的に感じられるのではないでしょうか。
他社スマホ用ゲームコントローラーと同じく、本体は最大9mmまで伸縮可能となっていて、様々なサイズの端末に対応するようになっています。
2.価格など
Backbone Oneはソースネクスト公式オンラインストアにて販売中で、価格はUSB-Cモデル、Lightningモデルともに税込19,800円です。スマホ向けゲームコントローラーとしては価格が高めですが、Bluetoothで接続する製品とは異なりコントローラー本体のバッテリー切れを心配する必要がなく、遅延が発生しにくいのは魅力的に感じられます。また、公式コラボ製品ということで、PlayStation 5の純正コントローラー、「Dual Sense」をイメージした筐体デザインはそれだけでゲーマーには刺さるのではないでしょうか。
2023年に初代モデルが投入された際も海外メディアなどで話題になっていた製品ですが、ソースネクストが販売・サポート対応することになったことでより購入しやすくなりましたし、スマホでも家庭用ゲーム機やPCと同じ感覚でプレイしたいガチゲーマーな方であればおすすめできる製品です。
3.関連リンク
Backbone One:ソースネクスト