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One Netbook One Mix 2S Platinum - 大人気の7インチUMPCにCore i7-8500Yと512GB SSDが搭載されました!

One Netbook One Mix 2S Platinum
日本でも大人気、そして先日国内正規輸入販売がスタートした7インチUMPC「One netbook One Mix 2S」ですが、ちょくちょく限定版なんかが出ていて、最近だと筐体色がきれいなピンクの「PINK CAT EDITION」が発売されました。そして、さらなるモデル追加がありました。その名も「Platinum」というのですが、PINK CATの時とは異なり、CPUに手が加えられています!

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1.スペック

One Netbook One Mix 2S Platinum
Platinumが通常のOne Mix 2Sと異なるのはCPUとストレージです。CPUはCore m3-8100YからCore i7-8500Yに変更されました。「なんかすごそう…」と思っちゃいますが、CPUの開発コードネームはAmber Lake Yで、ノートPCに一般的に使われているKaby Lake R(Core i7-8550U)やWhiskey Lake(Core i7-8565U)とは異なる、超省電力タイプとなります。そのため、Kaby Lake RやWhiskey LakeのCore i7ほど処理性能は高くありません。もちろんCore m3よりはずっと高性能ですけどね。

RAMは8GBで変更はなく、ストレージは256GBから512GBに倍増となっています。個人的な感想ですが、7インチのUMPCなので、単体で使う場合にここまでのスペックは必要なのかなあ、と少し疑問も感じます。もちろんこのサイズでもより高いパフォーマンスを求める人も多いと思うので、存在意義は高いんでしょうけどね。

私もOne Netbook One Mix 2Sを使っていますが、たまに外部ディスプレイと外部キーボードを接続して「ミニPC(小型のデスクトップPC)」として使うことがあり、このような場合はCore i7の恩恵というのも感じられるでしょうね。

ディスプレイや入出力ポート、筐体サイズに関しては従来からあるOne Mix 2Sと変わりません。One Mix 2Sについてはウインタブでも実機レビューをしていますので、使用感についてはこちらの記事をご参照ください。
One Netbook One Mix 2S レビュー - 使いやすくてしっかりした筐体に加え、期待を大きく上回るパワフルさを備えたUMPCにしてコンバーチブル2 in 1!(実機レビュー)

2.筐体

One Netbook One Mix 2S Platinum
製品の形状は従来モデルから変わっていないようです。スペック表のサイズも同じですし、キーボードのレイアウトも同じです。しかし、筐体色が変わりました。正式な色名がわからないのですが、「濃いグレー(シルバー)」になっています。「GPD Pocket 2 Amber Black」に似た感じの色味になっていて、私も含めウインタブ読者的には「PINK CAT」よりはとっつきやすいと思いますw

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One Netbook One Mix 2S Platinum
天板です。こちらの画像のほうが色味がわかりやすいですかね。「ガンメタ」に近いかも。なお、筐体素材については「CNC加工のマグネシウム-アルミニウム合金」という説明になってまして、「CNC加工のアルミ合金」という説明の従来モデルとは微妙に説明が異なります。本当に違うのかもしれませんし違わないのかもしれません。と書くと無責任ですが、中国メーカー製品ということもありまして、単に説明がいい加減なだけ、という可能性もあり、このへんはあまり真剣に受け止めないほうが精神衛生上いいのかな、と。

One Netbook One Mix 2S Platinum
Platinumは4月17日現在、geekbuyingに製品ページがありますが、スタイラスペンはセット販売になっています。このへんは従来モデルとは少し異なる取り扱いです。また、画像を見るとペンの色が筐体色と同じになっていますので、Platinum専用、ということになります。ただし、筆圧は2,048段階ということなので、ペン性能は従来モデルと同じだと思います。

3.価格など

One Netbook One Mix 2S Platinumは中国の通販サイト「geekbuying」でプレオーダー中で、4月17日現在の価格は1,099ドル(126,861円、クーポンコード NDZGJHRUを使用)です。従来モデルの価格が659.99ドル(76,116円、クーポンコード VLYHASDIを使用)なので、日本円だと5万円くらい高価ですね。正直なところ、ちょっと割高だと思います。

記事中にも書きましたが、個人的には7インチUMPCとしてはオーバースペックのように思われます。このスペックにニーズのある人ももちろんいると思いますが、UMPC本来の使い方、つまりバッグに放り込んで出先でメモを取ったり、資料の手直しをしたり、あるいは客先でプロジェクターにつないでプレゼンをしたり、といった用途であれば従来モデル(Core m3-8100Y)でも十分すぎるのでは?と思っています。お値段のほうがもう少し安ければ、というか、従来モデルとの差がもう少し小さければもっと良かったかなあ…。いかがでしょうか?

4.関連リンク

One Netbook One Mix 2S:geekbuying

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コメント

  1. 匿名 より:

    One Netbookは1つのモデルで色々バリエーション出してきてて意欲的で面白いですね。
    ハイスペックモデルは値段いくらだしても欲しい人スペック厨向けなので1200ドルぐらいしてもいいと思いますよ。2S使っててスペックには何の問題もないですから。高いと思う人は2S買えばいいだけなんで。

    • 匿名 より:

      概ね同じ意見ですが、「高くなった分だけ性能もぐっと上がる」という
      印象を持たれるような記事の作りは避けるべきかと思いました。
      CPUの動作クロックが上がった分だけ順当にベンチマークスコアはのびていますが
      それが価格差に見あっているか、性能差を体感出来るかと言われると疑問ですよね。
      モバイル利用であれば無印モデルの性能で十分。

  2. このサイズでこの中身を搭載しているのは凄いことですね。良くも悪くもサイズとの兼ね合いが難しいですが。
    大きいと持ち運びに困るし小さいと見づらいのがね。折りたたみ式のモニタタイプが出たりしないのかな。楽しみです。

  3. かぜ より:

    ライブでPC使うバンドマンがDAW動かす用にちょうどよさそう

  4. てつやん より:

    one mix 3の登場によってさらに選択肢が増えて楽しみです。
    人によってはも少しCPUが欲しかったり、も少し画面サイズが欲しかったりと様々な要求があるので、ラインナップが増えるのはユーザーにとっては嬉しいです。