GOLE 1 Plus ー あのGOLE 1が8インチサイズに!意外に持ちやすいし、使いやすいよ!(実機レビュー:かのあゆ)

公開日: : 最終更新日:2017/05/03 輸入製品 , , ,

GOLE1&GOLE1 Plus
こんにちは。かのあゆです。昨年突如として発売されたGOLE 1は「液晶を搭載したTV BOX製品」という位置づけで登場したものの、そのコンパクトさ故にカテゴリ自体が消滅してしまった感のある小型PC「UMPC」の再来として大手メディアでも取り上げられるなど、大きな注目を受けた製品となりました。GOLE1に関してはウィンタブでレビューを実施しております。
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そのGOLE社(現在はHiGOLE社に社名変更)が新たに派生モデルとして世に送り出したのが今回レビューする「GOLE1 Plus」になります。本製品はGOLE1の拡張性の高さはそのままに筐体サイズをより一般的な8インチサイズに拡大したモデルになります。なお、レビュー機は中国の通販サイト「GearBest」に提供していただきました。GearBestにはこの場で御礼申し上げます。ありがとうございました。

1.スペック

OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Atom X5-Z8350
RAM: 4GB
ストレージ: 128GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 x 800)
ネットワーク:  802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
入出力: USB3.0、USB2.0 × 2、HDMI、LAN(RJ45)、microSD、オーディオ、DC-IN
バッテリー: 6,000 mAh
サイズ: 198.6 × 136 × 27 mm / 660 g

基本的なスペック自体は5インチ版「GOLE1」のスペックを継承しています。ただし5インチモデルの「GOLE1」がWindows 10 HomeとAndroid 5.1のデュアルブート構成だったのに対し、GOLE1 PlusではWindows 10 Homeのみのシングルブート構成に変更されています。

もともとGOLE1のAndroid 5.1環境は割り当てられている領域が4GBとあまりにも少なく、年々肥大化しているAndroidアプリケーションを導入するには厳しい、実質緊急時のサブOS扱いでしたし、システム環境のバックアップの取りやすさという意味においてもシングルブート環境になったのは素直に喜ぶべきなのではないでしょうか。

また当初の発表時はストレージ(eMMC)容量が64GBだったのですが、製品版では128GBに変更されています。64GBでも容量的には十分でしたが、容量が増えたおかげでより多くのWindowsアプリケーションをインストールすることができるようになり、据え置きPCとして利用したい場合もがっつりと活用できるようになったと言えます

もちろんGOLE1ならではの拡張性の高さも健在で、USB 2.0×2、USB 3.0×1、HDMIポート、100Base-T規格に対応したイーサネットポートを備えています。

2.筐体

GOLE1 Plus 前面
基本的に筐体デザインはGOLE1を継承した金属製の筐体となります。ただしサイズ変更に伴い前面部のWindowsボタンはボタン式のものから一般的なWindowsタブレット同様タッチセンサー式のものに変更されています。前面だけ見ると一般的なWinodwsタブレットとほぼ変わらないデザインになっています。

パッケージにはスタンド用の金具、HDMIケーブル、ACアダプター、マニュアルが付属しています。ACアダプターはGOLE1と同規格(5V/3000mA)のものなので、こちらを流用することも可能です。

GOLE1 Plus 左側面
左側面はモノラルスピーカーを搭載。音質のほうは正直そこまで高いとはいえず、ボリュームを上げていくと「キーン」というノイズ音が鳴るのが気になる点ではあります。

GOLE1 `Plus 右側面
右側面には電源ボタンとボリュームボタン、USB 3.0ポート、USB 2.0ポート、イヤホンジャックがあります。GOLE1では電源ボタン、ボリュームボタンは前面に備わっており、その素材もプラスチック製とお世辞にも高級感があるものとは言えないつくりになっていましたが、GOLE1 Plusでは筐体と同じ金属製のボタンに変更され、高級感のあるつくりに変更されています。

GOLE1 Plus 上面
上面にはmicroSDカードスロット、USB 2.0ポート、HDMIポート、イーサネットポート、電源用のDCジャックがあります。筐体の大型化に伴いGOLE1に備わっていたmicroUSBポートは削除されているため、モバイルバッテリー経由での充電は行えなくなりました。

GOLE1 Plus 下面
下面には「HiGOLE」社のロゴマークがデザインされています。GOLE1では「GOLE」社だったのが社名変更されて「HiGOLE」社となっており、起動時のUEFIファームウェア起動時にもこの社名ロゴが表示されます。

GOLE1 Plus 背面
背面です。排熱用の通風孔が存在しています。もともとAtom自体低電圧で、ひどく発熱するようなCPUではないのですが、この通風孔を装備することにより、効率よく本体にこもった熱を排熱できる仕様になっています。

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3.使用感

GOLE 1 Plus システム構成
OSは英語版のWindows 10 Home Anniversary Updateがプリインストールされています。レビューの都合上すでにリリースされているCreators Updateは適用できませんでしたが、アップデート自体は問題なく行えるものと思われます。
GOLE 1 Plus ストレージ
また日本語ランゲージパックを適用したあとの、「ほぼ初期状態」での空き容量は116GB中99.6GBと、ストレージ容量の増大もあってかなり余裕があるため、外部ストレージにインストールできないアプリも安心して導入できますね。

もちろんmicroSDXCカードもついています。GOLE1はmicroSDXC規格非対応で高速転送規格であるUHS-1にも対応していなかったため、実質増設できる容量は32GBまでとなっていましたが、GOLE1 Plusでは128GBまでのmicroSDXCカードに正式対応したため容量不足で困ることもないでしょう。

GOLE1 Plus 片手持ち
8インチサイズに拡大され、なおかつGOLE1の拡張性の高さは継承されているため、このサイズのタブレットとしては厚くなってしまっていますから、持ちにくいかな?と予想していたのですが、意外にそうでもなく、この厚さのおかげで安定して本体を持つことができます。

また当然といえば当然なのですが、液晶サイズが大型化したことにより、Windowsの設定で表示項目の値をいじらなくても快適にタッチ操作ができるようになり、非常に快適にWEBブラウズを行うことができました。

GOLE1 Plus スタンド使用例
パッケージには本体を立てかけるためのスタンド用の金具も付属しており、画像のような状態で利用することもできますし、壁に取り付けるための穴も存在するためフォトフレームとして部屋に設置するといった面白い使い方も可能になっています。

4.ベンチマーク

ベンチマークは「ドラゴンクエストX ベンチマークテスト」で行いました。

GOLE 1 Plus ドラクエベンチ
ベンチマークスコアはGOLE1より下がってしまっており、Atom x5搭載機としてはあまり振るわないスコアになってしまっていますが、基本的にAtom搭載機でこの手のゲームをプレイしようと思う方は少ないでしょうから、タブレットPCとしての範囲内での利用であればそこまで気にする必要もないかと思われます。

Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 6,293
Lenovo ThinkPad 13(Core i3-6100U): 5,409
ドスパラ Critea DX11(Core i3-6100U): 4,956
Lenovo Miix 700(Core m5-6Y54): 4,741
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 4,658
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 4,004
GPD WIN(Atom X7-Z8700): 2,829
ドスパラ Altair VH-AD3(Celeron N3450): 2,652
ドスパラ Diginnos DG-CANPC(Atom X7-Z8700): 2,618
Beelink BT7(Atom X7-Z8700): 2,488
Teclast TBook 16 Power(Atom X7-Z8700): 2,463
ドスパラ Altair VH-AD2(Celeron N3150): 2,381
VOYO VBook V3(Pentium N4200): 2,369
KINGJIM PORTABOOK XMC10(Atom X7-Z8700): 2,304
Jumper EZBook Air(Atom X5-Z8300): 1,929
ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4S(Atom x5-Z8500): 1,871
Chuwi LapBook 14.1(Celeron N3450): 1,835
Jumper EZpad mini 3(Atom x5-Z8300): 1,717
MINIX NEO Z83-4(Atom x5-Z8300): 1,683
YEPO 737S(Atom x5-Z8300): 1,631
Chuwi Hi 10 Plus(Atom x5-Z8300): 1,628
ドスパラ Diginnos DG-D10IW3(Atom x5-Z8300): 1,570
GOLE 1(Atom x5-Z8300): 1,556
Jumper EZPad 6((Atom x5-Z8300): 1,536
ドスパラ Diginnos DG-D09IW2SL(Atom x5-Z8350): 1,509
K8 Mini PC(Atom x5-Z8300): 1,462

また手元にあるGOLE1との比較もかねて今回は内蔵ストレージのベンチマークテストも行いました。こちらは「CrystalDiskMark v5.2.1(64bit版)」でベンチマークを行っています。

GOLE 1 ディスク性能
GOLE1に搭載されているeMMCは東芝製の「064GE2」になります。

GOLE 1 Plus ディスク性能
一方GOLE1 Plusに搭載されているのはSamsung製「DJNB4R」です。

ストレージ容量が異なるため単純に比較してはいけないのかもしれませんが、内蔵ストレージの性能はGOLE1から強化されて読み書き速度が高速化しています。SSDと比べると劣りますがHDDよりは高速ですし試用中特にストレスを感じることはありませんでした。

5.まとめ

現在GOLE1 PlusはGearBestでは26,507円で販売中となります。

一般的な8インチタブレットのサイズに移行してしまったこともあり、「拡張性は高いけどGOLE1ならではの良さはなくなってしまったかな」と当初あまり期待はしていなかったのですが、実機を試用してみたところ意外と持ちやすく本体の質感もGOLE1らしさを継承しながらより良いものになっており、かなり印象が変わりました。

高い拡張性を持つためこのクラスのタブレットとしては分厚いものの、ノートPCよりはモバイル性にも優れており、バッテリー容量も6,000mAhと大容量になっていることもあるので、モバイルできる液晶付きの小型デスクトップPCとして利用するのも悪くないのではないのでしょうか。

「人とは違うタブレットが欲しい」「タブレットだからと言って拡張性に妥協はしたくない」という方にはお勧めできるタブレットなのではないかと感じました。とにかく筐体の質感もPCとしてのパフォーマンスも十分高いのでおすすめです。

6.関連リンク

HIGOLE GOLE1 Plus Mini PC 4G + 64G  (EU PLUG) : GearBest

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Comment

  1. NIA より:

    次は15インチですねw
    突然送り込まれる巨大な荷物に旋律を覚える日はくるのか。
    手持ちの安定性はたかそうですね。

    • wintab より:

      NIAさん、こんにちは、コメントありがとうございます。15インチ出すならデジタイザー積んでくれ!とかねw

  2. H.B より:

    ライバルはCLIDE W08Aでしょうか。
    タブレットに軸足を置くか、拡張性に振るか、用途次第ではありますが目移りします。
    「windows機をさっと取り出してすぐ使う」ということがあまりないので、もしかしたら本機のほうが色々使いまわせて便利だったりするかもしれないと気になり始めています。

    • wintab より:

      H.Bさん、こんにちは、コメントありがとうございます。製品画像とスペック表だけ見ると「今一つ感」がありましたが、実機のパッケージングはかなり魅力的で、手に取ったら欲しくなってしまいますよ!

  3. 匿名 より:

    こんな分厚いもの壁に掛けたいと思うのだろうかと言うのが最初に思った感想

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。実物の体感はそれほど厚くないです。また、記事にもありますが、金属棒(スタンドっすね)を使って写真立てみたいにして使うほうが普通かもしれませんね。

  4. バッテリーとの兼ね合いがあるとはいえ、CPUはz8700辺りを載せて欲しかったですね。サイズが大きくなった以上、少しくらい良いものを付けていて欲しいと思ってしまいます。

    • wintab より:

      PYUさん、こんにちは、コメントありがとうございます。私もそう思います。ApolloLakeくらい載せられたような気がしますけどね。

  5. パパイヤ軍団 より:

    冷静に考えて、パッと「役に立つ」シチュエーションを想像できない。
    スタバでドヤ顔で使っても逆効果(アキバ系だと思われる)
    しかし、こういう製品が出ること自体、今の中国の勢いを感じる。
    「小さいPC」に惹かれる層はごく少数だが一定数は常にいると思う。
    かつては日本メーカーからもこういう「面白い」「変な」「夢のある」製品が出ていたが、最近はさっぱり。
    余裕も発想の柔軟さも遊び心も失ったのだろうか・・・・悲しいし寂しい。

    • wintab より:

      パパイヤ軍団さん、こんにちは、コメントありがとうございます。おっしゃるとおりですね。こういう、意味がよくわからないけど変わってるPCというのは誰しも気にはなるのかな、と思います。こういう製品を日本のメーカーにも作ってもらいたいですよね。

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