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acer Aspire VX 15 ー 15.6インチ、エントリーユーザーに優しいスペックと価格の本格ゲーミングノート

acer Aspire VX 15
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。acerはゲーミングPCも手がけていて、「Predator」という製品ブランドを使っているのですが、今度はおなじみのAspireブランドからゲーミングノートをリリースしました。「Aspire VX 15」という、15.6インチサイズの製品で、ハイエンドなものではなく、どちらかと言うと初めてゲーミングPCを購入するような、エントリーユーザー向けのものになっています。とはいえ、モノがゲーミングPCだけに、エントリークラスとは言え、普通のノートPCとは段違いの高性能マシンです。

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1.スペック

OS: Windows 10
CPU: Intel Core i5-7300HQ
GPU: NVIDIA GeForce GTX1050
RAM: 8GB(増設不可)
ストレージ: 1TB HDD(5400rpm、SATA)
ディスプレイ: 15.6インチIPS(1,920 x 1,080)
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
カメラ: インのみWebカメラ
入出力: USB 3.0 × 2、USB Type-C、USB 2.0、HDMI、SDスロット、LAN(RJ45)、オーディオ、DC-IN
バッテリー稼働時間: 約6時間
サイズ: 389 x 265.5 x 28.9 mm / 2.5 kg

ゲーミングノートはスペックと「見た目」が重要なのかな、と思いますが、まずはスペックから。記事の冒頭でこの製品を「エントリースペック」と書きましたが、最新のゲーミングノートとしてはややスペックが落ちる部分があります。まずCPUですが、Kabylake世代のCore i5-7300HQを搭載しています。Core i5と言いつつも型番末尾HQなので、モバイルノートの上位機によく使われているCore i7-7500Uよりは高性能です。ただ、例えばドスパラではゲーミングノートにKabylake世代のCore i5は使っておらず、すべてCore i7-7700HQとなっていたりしますので、そういうことを考えれば若干スペックが落ちる、ということになります。

RAMは8GBありますので、当面は問題なくゲームを楽しめそうですが、「仕様上増設は不可」と明記されており、将来的にDIYでRAMを16GBにするという可能性を塞がれてしまっています。そしてストレージもHDD、しかも5,400rpmですから、普通のパソコンとしては問題ないものの、ゲーミングPCとしては速度的に少しばかり力不足かな、と思います。

ただ、GPUはPascal世代のGTX1050と、こちらもGTX10シリーズとしては下位ながら、設計が新しく、処理性能は十分期待できると思います。つまりCPUとストレージの性能が上位機に比べやや劣り、将来的なRAMの増設ができない、という点では若干不満が出そうなものの、製品としてのバランスは決して悪くはなく、ディスプレイにせよ入出力機能にせよ、スピーカーシステム(Dolby Audio Premium)にせよ、十分本格的にゲームを楽しめる水準にあると思います。

テストしてないのであまりいい加減なことは書けませんが、例えばドラクエベンチであれば最高品質でもメタルスライム(スコア1万点以上の最高ランク)は余裕で出るでしょうね。私は自分自身が上級ゲーマーではなく、ゲーミングノートに関しては筺体品質の確認や各種ベンチマークスコアを用いてレビューしているのですが、仮にこの製品を自分で購入するとした場合、性能が低いと感じる場面はまずないだろうと思います。

2.筺体

acer Aspire VX 15 筺体
筺体はゲーミングノートらしく、派手でカッコイイです!ブラック基調にレッドのアクセント、というのはありがちではありますけど。

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acer Aspire VX 15 背面
デザイン的に最も特徴的なのは背面です。大きな通気口が2つあり、レッドでトリミングされています。最近のゲーミングノートは背面デザインで個性を演出することが多いですね。

acer Aspire VX 15 天板
天板にもレッドのアクセントが使われています。また、形状も単純な四角形ではありませんし、立体的な造形になっています。

acer Aspire VX 15 キーボード
キーボードです。画像は英語配列ですが、おそらく日本向けには日本語配列のものが用意されると思います。バックライト色は「アイアンレッド」ということなので、点灯させたらかなり派手に見えるでしょう。また、ゲームで多用する「W,A,S,D」キーは他のキーと異なる配色になっています。キートップには0.3 mmのくぼみがつけられており、タイピングの快適さも考慮されています。

acer Aspire VX 15 側面
側面です。この製品は背面にはポート類は配置されず、普通のノートPCと同様に、両側面に全てのポートが配置されています。USBポートはType-Cを含め合計で4つ、HDMIに有線LANと、ゲーム、非ゲーム用途を問わず十分な数が確保されていると思います。

3.価格など

acer Aspire VX 15は4月7日に発売され、ビックカメラなどの通販サイトではすでに予約販売が開始されています。ビックカメラでの価格は税込み134,784円(ポイント10%つき)です。私が最もよく理解しているメーカーであるドスパラには競合するスペックの製品が存在せず、同様にマウスにも競合スペックのものがありません。そのため、感覚的な話になってしまいますが、「妥当なんじゃね?」ということで…。

ゲーミングノートという製品は他のノートPCと異なり、エントリーモデルでもそんなに安くは買えません。この製品の13万円台という価格は一般的なノートPCとしては決して安くはないものの、GPUを搭載し、激しいゲーム操作に耐える筺体品質、また優れた冷却機能を持っていますので、そこまで考慮すれば割高とは言えないでしょう。

それでも絶対的な支払額はどうしても大きくなってしまうのですが、「ゲーミングノートを使ってみたい、オンラインゲームを始めたい」と考えているエントリーユーザーにはいい製品かな、と思います。

4.関連リンク

Aspire VX 15:acer公式サイト 製品ページ
Aspire VX 15:ビックカメラ
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コメント

  1. 匿名 より:

    ディスプレイサイズは異なりますが、ASUSのROG STRIX GL753VDのほうがSSD付きで値段も安いんですよね…。