エイサーがノートPC「Swift Edge(SFA16-41-A76Z/K、SFA16-41-A76Z/W)」を発売しました。この製品「相当すごい」です!16インチと大型のディスプレイを搭載しつつ、薄型で重さもわずかに1.17 kgと、モバイル利用もこなせる重量になっています。また、CPUなどのシステム構成も高く、その割に価格がかなり低めに抑えられています。
1.Swift Edge スペック
スペック表
Swift Edge(SFA16-41-A76Z) | |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | AMD Ryzen 7 PRO 6850U |
GPU | なし |
RAM | 16GB(オンボード、LPDDR5-6400MHz) |
ストレージ | 1TB SSD(M.2 2280、PCIe Gen4、NVMe) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 16.0インチOLED(3,840×2,400) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB4 Type-C(40Gbps、映像出力・PD対応)× 2、USB3.2 Gen1 Type-A(5Gbps)× 2、HDMI、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(200万画素) |
バッテリー | 54Wh(約 7.5時間) |
サイズ | 356.7 × 242.3 × 12.95-13.95 mm |
重量 | 1.17 kg |
コメント
Swift Edgeは1月28日現在、上記のとおり単一スペックで、筐体色にグレーシャーブルー(SFA16-41-A76Z/W)とオリビンブラック(SFA16-41-A76Z/K)があります。
OSはRyzen 7 PRO 6850U、RAMは16GB、SSDは1TBと性能・容量ともに十分な余裕があり、外部GPU非搭載のスタンダードノート・モバイルノートとしてはハイエンドクラスになっています。また、ディスプレイは16インチの有機ELで解像度は4K(3,840 × 2,400、アスペクト比は16:10)、DCI-P3 100%の発色品質になっています。
2.Swift Edge 筐体
正面から見たところです。上下左右ともベゼルが細く、デザイン性にも優れていると思いますし、4K有機ELディスプレイの発色品質を高い没入感で楽しめそうです。
天板です。画像左がオリビンブラック、右がグレーシャーブルーです。筐体素材にマグネシウム・アルミニウム合金を採用し1.17 kgという軽さを実現しています。
なお、重さだけならそこらへんの13.3インチモバイルノートに負けないくらいに軽いですし、厚さも最薄部で12.95 mmになっていますが、タテ・ヨコサイズは16インチノートだけあって決して小さくはありません。なので、モバイルノートとして使う場合はちょっと大きめのバッグを用意することになるでしょうね。
キーボードです。この製品で要注意なのがここですね。「英語配列のみ」で日本語配列の設定はなく、16インチサイズながら「テンキーレス」です。
側面と入出力ポートの配置です。この画像でUSB Type-Cポートが「USB3.2」という記載になっていますが、製品ページのスペック表では「USB4」になっていました。プレスリリースでも「USB4」になっていましたので、おそらくUSB4が正解だと思います。
USBポートが合計で4つあり、この点は歓迎できますが、有線LANポートやSD(microSD)カードリーダーは装備されていません。
3.Swift Edge 価格など
acer Swift Edgeはエイサー公式オンラインストア限定販売で、価格は税込み169,800円です。残念ながら1月28日現在「在庫切れ」となっていますが、再入荷時にメールで通知をしてもらうようにもできます。
在庫切れの理由が「初期ロット完売」なのか、それとも他の理由なのかはわかりませんが、これだけのシステムスペックとディスプレイ品質、そして1.17 kgと16インチノートとしては超軽量な筐体に仕上がっていて価格が169,800円という、はっきり言って激安価格になっていますので、即日(この製品は1月27日発売で、この記事を書いているのが1月28日です)初期ロット完売となっても全く不思議はないですね。
ということで、今すぐ購入することはできませんが、「春には新しいPCを」と考えている人は少し入荷を待ってみてもいいんじゃないかと思います。
4.関連リンク
ノートパソコン Swift Edge SFA16-41-A76Z/K:エイサー公式オンラインストア
ノートパソコン Swift Edge SFA16-41-A76Z/W:エイサー公式オンラインストア