エイサーがノートPC「Swift Go」を発売します。「SFG14-71-H56Y/S」と「SFG14-41-H76Y/S」の2モデルあるのですが、両者は「ディスプレイサイズが14インチと同じだが、実は全然別物」です。そのため、ここではよりハイスペックなSFG14-71-H56Y/Sのほうをご紹介し、SFG14-41-H76Y/Sは別記事にてご紹介します。
1.Swift Go スペック
スペック表
Swift Go(SFG14-71-H56Y/S) | |
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i5-13500H |
GPU | なし |
RAM | 16GB(オンボード) |
ストレージ | 512GB SSD(M.2 2280 PCIe Gen4 NVMe) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチOLED(2,880 × 1,800)90Hz |
ネットワーク | Wi-Fi6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5 |
入出力 | USB4 Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB3.2 Gen1 Type-A × 2、オーディオジャック、HDMI、microSDカードリーダー |
カメラ | Webカメラ(QHD、360万画素) |
バッテリー | 駆動時間約9.5時間 |
サイズ | 312.9 × 217.9 × 14.9 mm |
重量 | 1.3 kg |
コメント
CPUは第13世代のCore i5-13500Hです。「Core i5」ですが、ゲーミングノートにも搭載される高性能な型番です。RAMは16GBのデュアルチャネルですが、オンボードなので購入後の増設や換装はできません。SSDは512GBです。外部GPUを搭載しない単一バリエーションの製品ながら、カジュアルにオンラインゲームを楽しめるくらいのスペックになっています。
SFG14-71-H56Y/Sの最大のセールスポイントはディスプレイですね。14インチの有機ELで解像度は2.8K(2,880 × 1,800、アスペクト比16:10)、発色性能も非常に高く「VESA DisplayHDR 500 トゥルー ブラック(1.1)、DCI-P3 100%/Adobe 100%」と開示されています。また、リフレッシュレートも90Hzです。
2.Swift Go 筐体
正面から見たところです。この製品はリフトアップヒンジ構造(ヒンジ開口時に天板の後部が接地し、キーボード面に適度な角度がつく構造)を採用していることもあり、下部ベゼルも含め4辺ともベゼル幅が細くなっています。
天板です。筐体は金属製と思われますが、小さくメーカーロゴがあるだけのシンプルなデザインです。
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「バックライト付きキーボード(84キー/日本語)」と開示されています。またタッチパッド部分には「海岸から約50km圏内の内陸で回収された『オーシャンバウンドプラスチック』と呼ばれる素材を使用」しているとのことで、環境にも配慮したものになっています。
入出力ポートはUSBポートが合計で4つ、うち2つがThunderbolt 4、HDMIにmicroSDカードリーダーと、14インチで1.3 kgという軽量な筐体の割に充実したものになっています。
3.Swift Go 価格など
acer Swift Go(SFG14-71-H56Y/S)は5月26日の発売予定で、Web専売(Acer公式オンラインストア、Acer Direct楽天市場店、Acer Direct Yahoo! ショッピング店)モデルとなります。価格は「オープン」で5月24日現在明らかになっていません。
CPUの性能とディスプレイ品質が高く、重さも1.3 kgとモバイル利用に適したサイズになっていますので、価格次第では人気が出そうに思われます。
4.関連リンク
SFG14-71-H56Y/S (Swift Go):エイサー公式サイト 製品紹介