Tronsmart Presto PBT10 ー Huaweiの独自規格にも対応したコンパクトなモバイルバッテリー（実機レビュー：かのあゆ）

2017/6/26 かのあゆ周辺機器実機レビュー

こんにちは。かのあゆです。Tromsmartのモバイルバッテリー「Presto 10000mAh PBT10」を購入したのでレビューしたいと思います。Tronsmartのモバイルバッテリーに関しては以前「Presto 10400mAh」をレビュー済みとなっております。
Tronsmart Presto 10400mAh －安価ながらQuickCharge 3.0に対応したモバイルバッテリー（実機レビュー：かのあゆ）

以前レビューしたPresto 10400mAhよりも持ち運びやすい形状に変更され、Qualcomm QuickCharge 3.0だけでなくHuawei独自の急速充電規格であるFCPにも対応する日本国内では珍しい仕様の製品となっています。

スペック
筐体
まとめ
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スペック

入力 (Micro-USB ポート): 5V/3A,9V/2A,12V/1.5A
出力 (Qualcomm Quick-Charge & FCP & VoltIQポート): 5V/3A,9V/2A,12V/1.5A
出力 (Volt IQ): 5V/2.4A
バッテリー容量 : 10000mAh
サイズ : 16.8 x 10.2 x 2.6cm / 308g

充電規格としてはQualcommのCPUを搭載した端末で多く採用されているQualcomm QuickCharge 3.0のほか、Huaweiが近年採用している独自の急速充電規格である「FCP」にも対応。

Huawei FCP規格に対応しているモバイルバッテリーは現時点ではこのTronsmart Presto PBT10とYooBaoというメーカーのモバイルバッテリーのみのようです。

この規格は今年日本で発売した最新モデルであるHuawei P10やP10 Plusでも採用されており、これらの端末を愛用しているユーザーの方にとっては非常にありがたいのではないでしょうか。

特にメーカー独自規格の急速充電規格の場合、なかなか対応しているモバイルバッテリーを探すのは難しいので、Huawei端末のユーザーは選択肢に入れる価値は大いにあると思います。

またQuickChargeやFCPに対応していない端末もTronsmart独自の「VoltIQ」技術によって端末に最適な速度で充電できます。

筐体

付属品はPresto PBT10本体のほか、マニュアル類、ビニール製の簡易ポーチ、microUSBケーブルが付属しています。

筐体はつや消しブラックで、質感も高いものとなっています。10,000mAhという容量を持つモバイルバッテリーとしてはコンパクトなサイズとなっており、ズボンのポケットに端末と一緒にすっぽり入れることができました。

ポート類は充電用のmicroUSBポートとQuickCharge 3.0、Huawei FCP、VoltIQに対応したUSBポート、VoltIQに対応したUSBポートが搭載されています。

以前レビューしたPresto 10400mAhと異なり、Presto PBT10では出力だけでなく入力もQualcomm QuickCharge 3.0に対応したため、対応充電器で充電すればモバイルバッテリーへも高速で充電可能です。

バッテリーの残量は４段階のインジケーターランプで確認可能となっています。購入時の段階ですでに80%程度充電済みの状態となっていました。Qualcomm QuickCharge 2.0に対応したGalaxy S8ももちろん急速充電可能となっており、おおむね2回半ほどフル充電を行うことができました。

まとめ

Tronsmart Presto PBT10はAmazon.co.jpで税込1,989円にて販売中となっています。

QuickCharge 3.0に対応した大容量モバイルバッテリーとしても非常に良心的な価格設定であることはもちろんのこと、Huaweiの独自規格にも対応している製品は日本国内ではこの製品しか入手できないため、Huawei P9やP10、Mate 9などの端末を利用している方にも必須の商品となるのではないでしょうか。

商品保証も購入から18か月と比較的長く設定されており、長い期間非常に安心して利用していくことができるのではないでしょうか。

急速充電に対応して十分な容量を持ち、なおかつ安価なモバイルバッテリーが欲しいという方にお勧めできる製品となっています。

スペック

筐体

まとめ

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