東芝の7インチWindowsタブレットについて、もう少し詳しい情報がありましたので、紹介します。
まずはMobile Geeksのハンズオン動画から。このWebメディア、情報がめっちゃ早いですね。
推測の域を脱していませんが、こんなスペックのようです。
・7インチ1024 × 640のTN液晶パネル
・Intel Atom Z3735 プロセッサ
・1GBのRam
・16GBの内蔵ストレージ
このほかに、画像から創造できるのは
背面にカメラなし(前面にはカメラあり)
モノラルスピーカー
microUSB,microSD,ヘッドホン/マイク端子を装備
明らかにローエンド臭が漂うスペックのようですね。同時期に発表されたEncoreのニューモデル(8インチと10インチ)の価格が、8インチ版で199ドルから、ということなので、Encore 7 の価格はひょっとすると100ドルちょい、くらいになるかも。日本でも2万円を切ってくるんじゃないかな、と思います。
それと、日本名はやっぱdynabookになるんでしょうか?私はdynabookという名称は旧IBMのThinkPadに引けを取らない一流のブランド、というイメージを持っているので、この7インチタブレットにdynabookの名がつけられるとしたら、良くも悪くもいろんな感慨があります。
せっかく記事を書いたのでひとつだけ注文を。CPUもRAMもスペックを下げてもらっても構いません。でもストレージ16GBはやめてほしいです。7インチで低スペックのタブレットなら、WindowsRTでなくWindows8.1を搭載していたとしてもWindowsストアアプリに依存した使い方になると思いますし、そのほうが快適に使えるはずです。でもWindowsストアアプリって、ユーザーがインストール先を選べないので、どうしても内蔵ストレージの容量が必要になります。先日中華Pad Emdoorの記事にも書きましたが、出荷状態でユーザーが使える空き容量って3GB以下みたいなんですね。例えば人気アプリ「アスファルト8:Airborne」のサイズって1.4GBあるので、事実上遊べそうにないです。内蔵ストレージを32GBにすると3000円くらい価格が上がるんでしょうけど、そうしないとEncore7を買った人が後悔しそうで心配です。
参考にさせてもらったサイト
Toshiba Encore 7 hands-on video:Mobile Geeks(英語)