dynabook Z(ZZ) - 軽量コンパクトで持ち運べる15.6インチ!これがdynabookのハイスペック モダンPC!

dynabook Z
dynabookが9月10日にノートPCのニューモデルを発表しました。13.3インチのモバイルノート「Sシリーズ(Web直販モデルはSZシリーズ)」と15.6インチの「モバイル」ノート「Zシリーズ(Web直販モデルはZZシリーズ)」で、この記事ではZ(ZZ)シリーズをご紹介します。15.6インチサイズながら筐体重量を1,399 gに抑えた、「持ち運べる15.6インチ」です!

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1.スペック

dynabook Z
dynabook(旧東芝)のPCには店頭向けモデルとWeb直販モデル(Webオリジナルモデル)があります。ここでは店頭向けモデル(Z7/Z8)のスペック表を掲載していますが、Web直販モデルは「ZZ75」という名称になります。店頭向けモデルのほうは

Z7:Core i5/RAM8GB/256GB SSD
Z8:Core i7/RAM16GB/32GB Optane+512GB SSD

という構成になり、Web直販モデルのほうも基本的に選択肢は同じですが、ストレージが「256GB SSD/512GB SSD/32GB Optane+1TB SSD」のいずれかとなります。CPUの世代は第8世代(Whiskey Lake)ですし、RAM容量に関しても上位クラスのノートPCとしては標準的ですが、「Optane+SSD」という組み合わせが新鮮です。Optaneメモリーというのは低速なストレージのキャッシュとして機能するもので、従来はHDD(ハードディスク)と組み合わせるのが一般的でした。しかし、ZシリーズではPCIe SSDとの組み合わせになっていて、dynabookによれば「SSDでも十分早いですが、Optaneメモリーと組み合わせることで、さらに高速になります」とのこと。

ディスプレイはSHARP製のIGZOです。もともとdynabookの上位モデルはディスプレイ品質が非常に高く、ウインタブのレビュー経験(スタンダードノート)では「めちゃめちゃキレイ!」という評価だったのですが、それらのディスプレイは「光沢(グレア)タイプ」であることが多く、外出先では光の反射や映り込みが気になる、という人も多かったようです。そのため、Zシリーズでは非光沢(ノングレア)タイプの液晶を採用し、光沢タイプに劣らない鮮やかな発色を実現しています。「ノングレア・IGZO液晶」はZシリーズの大きなセールスポイントになっています。

ネットワーク関連ではWi-Fi 6(ax規格)に対応しました。対応するルーターなどがあり、しかもおおもとの通信回線が高品質である、という前提になりますが、非常に高速なデータ通信が可能です。

入出力ポートではUSB Type-Cが2つともThunderbolt 3で、Type-Aポートと合わせ、合計で4つのUSBポートがあります。また、このType-CポートはUSB PD対応で、定格7.5W以上のモバイルバッテリーなどからの充電も可能です。ただし、15.6インチながら有線LANポートはありません。また、カメラは店頭向けモデルのZ7グレードを除き、すべて顔認証に対応します。

サイズは素晴らしいですね。「大きさ」に関しては15.6インチノートとしてコンパクトな部類になると思いますが、しょせん、といいますかディスプレイサイズに制約がありますので、「異常に小さい」という感じではないです。しかし、重量の1,399 gというのはモバイルノートとしての利用も十分に可能、いや普通にモバイルノートとして「使うべき」水準だと思います。なので、(dynabookではそこまで言ってませんが)この製品は15.6インチモバイルノートである、と考えていいでしょう。

なお、この製品は「モダンスタンバイ」に対応します。モダンスタンバイ機能については、ウインタブでも過去に何度か試していますが、いまひとつピンときませんので、dynabookの説明を転記しておきます。

Zシリーズは、「モダンスタンバイ」に対応。スリープ状態でありながらメール受信*18をしたり、音声アシスタント「Cortana」で呼びかけたり、OSのアップデート中にスリープしてもダウンロードを続けてくれるので、スリープ解除後すぐにやりたい作業を再開できます。また、スリープからの復帰スピードも速く、時間に余裕のないモバイルシーンでは、ストレスなく作業にとりかかれます。

2.筐体

ニューモデルの発表に先立ち、dynabook本社で事前説明会があり、実機に触れることができましたので、それも交えてご説明します。

dynabook Z
Zシリーズのカラーバリエーションは「パールホワイト」と「オニキスブルー」です。筐体素材はマグネシウム合金で、MIL規格(MIL-STD-810G)準拠の耐久テスト10項目をクリアする堅牢性を備えています。この点、国内メーカーならではの高い信頼性を備えていると言っていいでしょう。

dynabook Z
正面から見たところ。ベゼル幅も細く、これまでのdynabookの15.6インチとは一線を画するスリムボディになっています。なお、店頭向けモデルの「Z7/Z8」にはワイヤレスマウスが付属します。

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dynabook Z
実機の画像です。ディスプレイはdynabookの上位モデルにふさわしく、非常に美しいものでした。また、展示会場のようにライティングがきつい場所だとノングレア液晶の恩恵は非常に大きいと感じました。「ノングレアなのにグレアに負けないくらい鮮やか」というのがスゴイです。

dynabook Z
キーボードです。ご覧の通り、15.6インチサイズながらテンキーはつきません。dynabookの説明によれば、キーボード打鍵時のセンターポジションを筐体中央に持ってくることを重視したため、とのことでした。テンキーがある場合、アルファベットキーやタッチパッドが左側にオフセットされますので、「ディスプレイの中心と自分の体がずれちゃう」ことになりますからね。

なお、キーの仕様は87キーJIS配列準拠、キーピッチ 19 mm、キーストローク 1.5 mmで、キートップには0.2 mmの凹みがついています。

dynabook Z
こちらは「パールホワイト」の実機画像です。テンキーがないこともあり、ポジション的にはモバイルノートっぽい感じになりますが、パームレストは「広大」と感じますね。また、タッチパッド内には指紋センサーも装備されています。

dynabook Z
側面と入出力ポートの配置です。有線LANポートがないのは少し残念ですが、実用性は十分という感じ。また、dynabookのご担当者が割と強くアピールしていたのが、「充電につぶしが効きます」という点でした。つまり、「他の製品の電源アダプター、例えばスマホ用のACアダプターでも充電できる。その場合めっちゃ時間がかかるけど」ということです。ただし、メーカーとして公式に言っているのは「定格7.5W以上」ということなので念のため…。

dynabook Z
スピーカーはharman/kardonで、ステレオスピーカーが底面の前寄りに装備されています。展示会場でスピーカーを視聴させてもらいましたが、音質は非常にいいです。ただ、展示会場と事務所や自宅の作業場所だと環境がかなり異なりますけどね。旧東芝のころから、「スピーカーの位置をミリ単位で調整」するようなことをしてきたメーカーなので、音質は間違いないと思います。

dynabook Z
筐体に関して、特にパールホワイトがすごく美しいと感じました。ディスプレイと違って、天板はライトが映り込んでいますが、これはこれでいいと思います。

3.価格など

dynabook Z(ZZ)は9月20日の発売で、当面「オニキスブルー」のみの展開となり、「パールホワイト」は11月中旬に追加されるとのことです。また、dynabook Directではすでに注文が可能で、Core i5/RAM8GB/256GB SSDのモデルが142,800円(税込み154,224円)、Core i7/RAM16GB/32GB Optane+1TB SSDのモデルが199,800円(税込み215,784円)となっています。なお、この価格は「会員価格」です。dynabook Directでは無料で会員登録が可能で、会員になると大きな割引が受けられますので、購入にあたっては必ず会員登録をしておきましょう。

東芝がdynabookに変わっても、ものづくりの真摯さは全く変わっていません。この製品は「15.6インチモバイルノート」という、ちょっと珍しくて新規性の高い製品ではありますが、堅牢な筐体とか丁寧な仕上げ、精緻に作り込まれたキーボードなど、国内メーカーならではの信頼性を備えていると思います。「ちょっと大きめのモバイルノートを長く安心して使いたい。」という人にはおすすめですね!

4.関連リンク(dynabook)

dynabook Z(製品紹介ページ)
dybabook ZZシリーズ(Web直販モデル)

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