Panasonicがアメリカ合衆国(以下、アメリカ)で学校向けの2 in 1 PCを発表しました。タイトルにある「3E」というのはEngage, Empower, Enableのことらしいです。また「Panasonicが」というのは不正確で、正確にはPanasonicとIntel、そしてMicrosoftのコラボ商品です。
ターゲットはK-12、つまり幼稚園(kindergarden)から12学年(日本の高校最終学年)までです。へえ、K-12ってそういう意味だったんだ。私もググりながら書いてるんですけどね。
この2 in 1ですが、PanasonicのサイトにはっきりとProduct available in US onlyって書いているので、日本での発売は今のところありません。が、子供向けとはいいつつ、すごくポップというか可愛らしいというか、思わず欲しくなってしまうようなシロモノです。
たたんだところです。スタイラスもついています。本体の下部についている突起物は着脱可能の望遠レンズです!
2 in 1ですが、キーボード部分にタブレットをはめ込むと、ハンドル付きのタブレットとして使えます。
スペックの方ですが
CPU:Intel Atom Z3740D(DELL Venue 8 Proと同じ)
メモリ:2GB
ストレージ:32GBもしくは64GB
OS:Windows 8.1 Pro for Education, 32ビット
モニタ:10インチIPS液晶、1366×768、5点マルチタッチ
入出力:USB3.0×1(タブレット側)、 USB2.0×1(キーボード側)、micro-SD、オーディオ・マイクのコンボジャック、、micro HDMI
GPS:オプション
カメラ:1.2メガピクセル(イン)/5メガピクセル(アウト)
となっていて、子供用といいつつも全然まともといいますか、タブレットとしては一線級の内容になっています。さらにすごいのは70cmから落としても平気、なおかつ防水防塵仕様となっていることで、その分重くはなるのでしょうが(重量は不明)、さすが「タフパッドのPanasonic」という感じです。また、教育用のソフトウェアも標準あるいはオプションでたくさん用意されているとのことです。
お値段の方は499ドルから、となっていて、個人向けの販売があるのかどうかはわかりませんが、Amazonあたりに出品したら日本からでも買えますね。CPUの型番とか、スペックを追求してタブレット選びをするのもいいですが、こういう遊び心満載のタブレットを使ってみたい気もしますね!