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「台北の秋葉原」を歩いてみました。この街の雰囲気は素晴らしいです!(COMPUTEX 2019 イベントレポート番外編)

台北の電気街2019
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。COMPUTEX TAIPEIを見るために台湾を訪問しておりましたが、5月30日早朝の飛行機に乗って日本に帰ってまいりました。COMPUTEX TAIPEI 2019のレポート記事は下記の3つを掲載済みです。
COMPUTEX TAIPEI - ゲーミング関連メーカーの存在感が圧倒的!PIPOやJumperも出展してました(イベントレポートその1)
COMPUTEX TAIPEI - さすが地元!MSIもASUSも半端なく気合が入ってました!(イベントレポートその2)
COMPUTEX TAIPEI - 面白そうなものを探して、スタートアップが集まるInnoVEXにやってきました(イベントレポートその3)

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「レポートその3」を公開した時点で5月29日午後2時半(現地時間)でした。29日は午後7時からお取引先との会食予定が入っていましたし、30日の早朝の飛行機に乗る予定なので、台北で自由行動ができるのもあと3時間程度しかありません。なので、COPUTEX会場からは撤収し、読者からコメントでおすすめしていただいた「三創生活(三創生活園區)」と、その周辺の「台湾の秋葉原・八徳路」を見に行くことにしました。

電気街の最寄り駅は「忠孝新生」というところで、私が宿泊していたホテルの最寄駅「台北駅(台北車站)」からわずか2駅です。

台北の電気街2019
忠孝新生の駅から、あえて裏通りっぽいところを歩いてみたら、この通りの光景。こういうのを見るとワクワクしますね!

台北の電気街2019
とりあえず「三創生活」に行くつもりでしたが、いまいち場所が不案内でした。ちょうどのどが渇いていたこともあり、このタピオカ屋さん(ジュース屋さん)でドリンクを買うついでに「三創(発音はSān chuàng)?」と聞いてみたら、屋台から外に出て、身振り手振りで道を教えてくれました。今回の滞在で台北の地元の人はみなさんこんな感じで、めちゃめちゃ親切だったんですよね。私もこれからは観光客にはできるだけ優しく接したいと思いました。

台北の電気街2019
三創生活に行く途中にあった大きめの通りが「八徳路」です。ちなみにこの時点で私は「八徳路」という名称を知らなかったのですが、ご覧の通り、写真を撮影せずにはいられないくらいの光景でしたね。まさに台北の秋葉原、という感じです。

台北の電気街2019
トップ画像を再掲します。八徳路をいったんスルーしてどんどん歩いていくと、当面の目的地である三創生活が見えました。巨大な建物でして、電気屋さんというよりは百貨店という感じです。実際三創生活は電気製品だけでなく、衣料品や文具、玩具なども販売しています。

台北の電気街2019
エスカレーターを上ってPCのフロアに行くと最初に目についたのがこのロゴ。AVITAというのは香港のメーカーで、日本には正規輸入されておらず、Banggoodなど中国の通販サイトで少ないながら製品の取り扱いがあります。

台北の電気街2019
AVITAの13.3インチモバイルノート。「Core i5-8250U/RAM8GB/256GB SSD/FHDディスプレイ」という、上位クラスのスペックで21,900台湾ドル(85,410円)(※)でしたが、店員さんがスーッと寄ってきて、「19,500」と表示された電卓を見せてくれましたので、76,050円で買える、ということですね。この価格なら日本で購入するよりも少し安く感じます。

※この記事では「1台湾ドル=3.9円」というレートで円換算していますが、台湾ドルの電信相場(TTSとかTTBと言うやつ)を公表していない銀行がほとんどで、「通貨売りと買いのギャップ」が非常に大きいです。なので、確証はありませんが、現地で現金で購入するよりもクレジットカードを使い、カード会社の為替を利用するほうが得だろうと思います。

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台北の電気街2019
三創生活のフロア内は壁面に沿ってブランドショップが設置されていることが多く、PCやスマホのショップもたくさんありました。

台北の電気街2019
たまたまかもしれませんが、私の印象だと最も賑わっていたのがXiaomiです。Xiaomiは日本でまだ正規輸入が始まっていませんが、台北ではかなり人気があるみたいですね。

台北の電気街2019
展示スペースが広く取られていたのはRedmi 7やRedmi Note 7といった、バリューレンジの製品ですが、やはり最新フラッグシップのMi 9にも人が集まっていました。ただし、お値段のほうは私達が中国の通販サイトで購入するのと大きくは違わない感じです。

台北の電気街2019
HUAWEIのお店もありました(見た目は直営店でしたが、実際に直営店なのかは定かではありません)。本来ならXiaomi以上に賑わっていてもおかしくないはずですが、例の問題もあり、客足まばら、という感じでした。

この他、Samsung、OPPOなどのスマホショップがありまして、最新モデルが展示されていました。なので、現場からライターのかのあゆさんに価格情報を伝え、「高いか安いか判断してくれ」と頼んでみたところ、「総じて日本の価格と大きくは変わりません。ものによっては日本で買うほうが安いです」とのことでした。つまり、スマホに関しては大昔の家電や衣料品のように「台湾で買うと安い」というのはもはや成立しないっぽいです。

台北の電気街2019
三創生活を後にして、八徳路に向かいます。近代的な三創のビルを出たらすぐにこんな光景が飛び込んできます…。

台北の電気街2019
おもにASUSを扱っているお店の価格です。この画像の三段目の一番左にある「34,900~」という価格が表示されている製品は「ZenBook 13 (UX331UAL-8250)」と思われますが、34,900台湾ドルということは136,110円ですから、日本での実売価格135,498円(Amazonでの税込価格)とほぼ一緒です。

台北の電気街2019
こちらは別なショップにあったMSI製品の価格です。この画像にあるGL63なんかは日本とは仕様が異なっているので一概に比較はできませんが、右下のPS63は「Core i7-8565U/GTX1050/RAM16GB/512GB SSD」という構成なので、日本仕様とほぼ同じです。43,900台湾ドル(171,210円)という価格はPCショップアークでの価格(税込み159,624円)よりも高いです。

これら八徳路での価格は、ショップでの交渉次第でもっと下がる可能性はありますが、少なくとも表面上は「あえて台湾に出向いて買うほど安くはない」と言えます。というかもう、日本って物価の高い国ではないし、PCなんかも特に割高だとは言えないんでしょうね。

ということで、本当に時間が短く、中に入り込んで細かく見ていくことができませんでしたが、ウインタブ読者的には「すぐれた観光地」なんじゃないか、と思いました。時間をかけてじっくりとチェックしたら、いろんな掘り出し物が見つかりそうな雰囲気は「バリバリにあります」。

関連リンク

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コメント

  1. なお より:

    ちょい前にiphoneXRが出たときにDualSimモデル(香港版)を買おうとしたきには
    中国より香港が安かったですね
    そのときの香港版は当時の日本版より、ほんのちょい高かったです

    むろん国によって税率(国内向け/国外向け)が違いますから、こういったことは仕方ありません

    台湾はたしかにアキバと同じ道をたどってましたね
    海賊版が横行してた時代から、PC・携帯が流行ってきたらそちらに移行し
    いまはスマホだらけになった感があります
    アングラが減ってさみしいですね