記事にアフィリエイト広告を含みます

AMD Ryzen搭載のモバイルノートを10万円以下で買いたい!おすすめはこちら!

AMD Ryzen搭載のモバイルノートを10万円以下で!
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。年末商戦と言うにはまだ気が早いですが、この秋冬にPCを購入しようと考えている人に向け、テーマを決めて不定期にノートPC購入ガイドを連載していこうと思います。私自身、自分用にモバイルノートの購入を考えています。一つの節目が「9月末」つまり「消費税の引き上げ前に」だったのですが、諸事情により購入のタイミングを逸してしまいました。なので、「いっそ腰を据えて」ということで、「仕切り直し」です。

スポンサーリンク

さて、今回のテーマは「Ryzenを搭載するモバイルノートを10万円以下で!」というものです。なぜRyzenなのか、というのにはいくつか理由があります。まず、ウインタブで2019年にRyzen搭載のノートPCを何度か実機レビューしてみて、Intelの同クラスCPU(Ryzen 3ならCore i3、Ryzen 5ならCore i5、Ryzen 7ならCore i7)に引けを取らない性能である、と感じましたし、特に最近のPC利用シーンではとても重要となるグラフィック性能に関してはCore iプロセッサーをしのぐくらいの実力があると評価しています。

それと、もうひとつは「Core iプロセッサーの代替わり」です。この時期、第8世代と第10世代のCore iプロセッサーが混在していて、「ビジネス用に使うんならどっちでもいいんじゃない?」とは思いつつ、「せっかく高い買い物をするんだから、どうせなら第10世代にしたい」という素直な欲求もあります。一方、Ryzenなら「3000番台の型番ならOK」なわけで、余計なことを考えなくていいや、というのもあります。まあ、こっちはあまり積極的な理由とは言えないですけどね。

また、Ryzen搭載機はCore iプロセッサー搭載機に比べ割安感が大きい、という、切実な理由もあります。個人的にはこれがかなり大きなウエイトを占めています。

ということで、大手メーカーの製品を中心に「10万円以下で買えるRyzen搭載のモバイルノート」を探してみました。事前の予想よりも数段充実したラインナップです!

※ご注意:この記事ではウインタブの主観に基づいて製品をピックアップしています。Ryzen搭載のモバイルノートはこの他にもあり、それらの製品が劣っているということはありませんので、あらかじめご了承ください。

1.ASUS ZenBook 14 UM431DA

ASUS ZenBook 14 UM431DA
価格:84,800円(税込み93,280円)から
※10月29日現在のASUS Store価格

OS: Windows 10 Home
CPU: Ryzen 5 3500U/Ryzen 7 3700U
RAM: 8GB
ストレージ: 256GB/512GB SSD
ディスプレイ: 14インチ(1,920 × 1,080)
サイズ: 323.5 × 211.85 × 15.9 mm / 1.39 kg

「ZenBook」はASUSのPC製品の中で上位に位置する製品ブランドです。そのため、基本的に10万円を切る製品はほとんどなく、あったとしてもアウトレット品だったりします。筐体のデザインが素晴らしく、また高級感も漂わせています。そのZenBookシリーズも、Ryzenを搭載することによって税込みでも10万円を切る価格を実現しました。

UM431DAには2つのバリエーションモデルがあり、税抜きで84,800円で購入できるのが「Ryzen 5/RAM8GB/256GB SSD」という構成、99,800円となるのが「Ryzen 7/RAM8GB/512GB SSD」という構成です。

「ユートピアブルー」というシルバー系の筐体色を採用し、天板には「ASUSのZenシリーズ」のトレードマークと言えるスピンメタル加工が施されます。また、ASUSお得意のエルゴリフトヒンジ構造になっていて、ヒンジを開口するとキーボードに適度な角度がつき、打鍵感が向上します。

ASUSはたまに「ずいぶん尖った」PCをリリースしていますが、この製品は正統派の高級モバイルノートと言える仕上がりになっています。もちろんシステムスペックも高く、Ryzenだけではなく、8GBのRAM、256GB/512GBのストレージ、そしてFHD解像度の美しいディスプレイを装備していますので、性能面でも不安はありません。ASUSのフラッグシップ・ビジネスモバイルであるZenBook、しかも発売したてのニューモデルがこの価格というのは文句なしにお買い得と言えるでしょう。

ASUS Storeへのリンク:
 ASUS ZenBook 14 UM431DA(Ryzen 5)icon
 ASUS ZenBook 14 UM431DA(Ryzen 7)icon
ウインタブ紹介記事:
 ASUS ZenBook 14 UM431DA - CPUにRyzenを搭載する14インチノート、ZenBookらしい高品質ながらとってもお買い得な価格です!

2.HP ENVY x360 13

HP ENVY x360 13-ar0000 レビュー
価格: 64,500円(税込み70,950円)から
※10月29日現在のHP Directplus価格

OS: Windows 10 Home
CPU: Ryzen 3 3300U/Ryzen 5 3500U/Ryzen 7 3700U
RAM: 8GB
ストレージ: 256GB/512GB SSD
ディスプレイ: 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ
サイズ: 306 × 212 × 14.5-16.0 mm / 1.28 kg

世界最大のPCメーカーであるHPから1モデル、ということだと、ウインタブ読者にはすっかりおなじみのENVY x360 13になります。最低価格だと税抜きで64,500円という激安なお値段です。64,500円のモデルは「Ryzen 3/RAM8GB/256GB SSD」という構成で、個人的にはこのスペックでも余裕でビジネス利用ができると思っていますが、上位に「Ryzen 5/RAM8GB/256GB SSD(税抜き73,500円)」「Ryzen 5/RAM8GB/512GB SSD(税抜き78,500円)」「Ryzen 7/RAM16GB/512GB SSD(税抜き92,500円)」というモデルもあります。

スポンサーリンク

また、この記事の中では唯一「コンバーチブル2 in 1」筐体となっていて、1,024段階の筆圧に対応するペン入力(Microsoft Pen Protocol、旧N-trig)も可能なので、PCでイラストや漫画などを描いてみたいという人のニーズにも応えることができます(ペンは別売りで税抜き8,000円から)。

この製品はウインタブでも実機レビューしていますが、HPのプレミアムPCにふさわしい高級感もありますし、本当に美しいデザインでした。また、Bang&Olufsenのスピーカーシステムの音質も素晴らしく、これで64,500円というのは信じられない、というくらいの仕上がりです。

唯一、「黒い(色名はナイトフォールブラック)」筐体色が好き嫌いのわかれてしまうところかな、とは思いますが、コスパという点では最高水準であることは間違いないです。

HP Directplusへのリンク:
 HP ENVY x360 13 製品詳細icon
ウインタブ実機レビュー:
 HP ENVY x360 13-ar0000 レビュー - 13.3インチ、第2世代Ryzenを搭載する高性能な2 in 1、プレミアムPCなのに激安価格!(実機レビュー)

3.Lenovo IdeaPad S540 (13, AMD)

Lenovo IdeaPad S540 (13, AMD)
価格: 税込み80,995円から
※10月29日現在のLenovo直販サイト価格

OS: Windows 10 Home
CPU: Ryzen 5 3550H/Ryzen 7 3750H
RAM: 8GB/16GB
ストレージ: 256GB/1TB SSD
ディスプレイ: 13.3インチIPS(2,560 × 1,600)
サイズ: 296.9 × 208.6 × 15.95 mm / 1.25 kg

この製品は10月18日にLenovo直販サイトでの販売がスタートしたばかりのニューモデルです。CPUはRyzenなんですけど、他の製品とは違っていまして、型番末尾が「H」の高性能タイプ(TDP35W)です。通常の、というか型番末尾「U」のRyzenよりもワンランク上の実力があると言えるでしょう(なお、10月29日現在、Ryzen 7搭載モデルは未発売です)。

それだけではありません。この製品、ディスプレイ品質が非常に高くなっています。13.3インチで解像度は2,560 × 1,600と高精細なIPS液晶、アスペクト比も一般的なノートPCの16:9ではなく、タブレット製品と同じ16:10です。つまり、一般的なノートPCよりも少し縦に長い形状です。

筐体はアルミ製で質感も良さそうに思われますし、サイズも13.3インチとしてはかなりコンパクトな部類となります。これで8万円そこそこ、というのは「さすがレノボ」という感じですね。性能重視でもコスパ重視でも、どちらでも有力な購入候補になるのは間違いありません。もちろん、「ちょっと変わったスペックのPCがほしい」と思っている人にもピッタリだと思います。

Lenovo直販サイトへのリンク:
 IdeaPad S540 (13, AMD)
ウインタブ紹介記事:
 Lenovo IdeaPad S540 (13, AMD) - 高性能版モバイルRyzenにQHDディスプレイ!レノボがひっそりとハイパフォーマンスな13.3インチノートを発売!

4.Lenovo ThinkPad X395

Lenovo ThinkPad X395
価格: 税込み90,816円から
※10月29日現在のLenovo直販サイト価格

OS: Windows 10 Home
CPU: Ryzen 3 PRO 3300U/Ryzen 5 PRO 3500U/Ryzen 7 PRO 3700U
RAM: 8GB/16GB
ストレージ: 256GB/512GB/1TB SSD
ディスプレイ: 
 13.3インチTN(1,366 × 768)
 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)
 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ
 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)ePrivacy
サイズ: 311.9 x 217.2 x 16.9 mm / 1.28~1.36 kg

ラストはウインタブが激しく推す「ThinkPad」です。それもハイエンド・モバイルラインのXシリーズ。ThinkPadという製品は抜群に頑丈な筐体を備え、キーボードも独特で非常に使いやすいものになっていますので、「いっぺん使ったらやめられない」くらいの魅力があります(私もその魅力にとりつかれた一人です)。

ただし、品質面では「抜群」ですが、その分価格は少々高めで、特にXシリーズだと10万円を切るものは見当たりません。しかし、このX395は現行のXシリーズの中では唯一10万円を切る価格での購入が可能です。それともう一つ、ThinkPadシリーズは国内向けノートPCでは最もフレキシブルに「注文時の構成カスタマイズが可能」です。なので、予算に合わせてギリギリまで構成をいじることができます。

10月29日現在の最安値90,816円のモデルだと「Ryzen Pro 3/RAM8GB/256GB SSD/TNディスプレイ」となり、ディスプレイがIPSではないというのが少々不満ですが、これをIPS液晶、FHD解像度のものに変更しても差額は3,000円強ですみますので、依然として10万円以下で購入ができます。

そういえばこの製品のRyzenも他の製品と少し異なっています。型番に「PRO」がついてますよね?これ、「ビジネス用」という位置づけで、パフォーマンスが若干向上しているというのと、セキュリティ機能がアップしている、ということです。ただ、個人利用の場合はそれほど気にする必要はない、というか、特に恩恵はないものと思われます。

また、ThinkPadシリーズの価格は「週末が安い」という特徴があります。ここで90,816円と表記している価格も、土日になると9万円を切っちゃうんですよね。なので、ThinkPadシリーズを購入する場合は必ず週末にするようにしてください。

Lenovo直販サイトへのリンク:
 ThinkPad X395
ウインタブ紹介記事:
 Lenovo ThinkPad X395 - AMD Ryzen PROを搭載する13.3インチモバイルノート、X390とどちらにするか悩みどころか?

スポンサーリンク