8万円で買えるCore i5のモバイルノート、最新モデル3機種を比較します

8万円で買えるおすすめモバイルノート
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。最近、メーカーの展示会にお邪魔したり、セール情報記事を書く際に「スペックのいいモバイルノートがずいぶん安くなったなあ」と感じます。低価格なモバイルノートは以前からあったのですが、ビジネスマンなどが使うのに不満を感じないであろう「Core i5搭載ノート」について「安い」と感じます。個人的な見解は別として「Core i5搭載」というのは世の中的に「使えるスペック」として認知されているようで、家電量販店などで「とりあえずCore i5を」というセールスを受けたことのある人もいるでしょう。

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最近はCore i5搭載のモバイルノートが8万円を切る価格で続々と発売されています。中華メーカーではなく、国内で正規販売している大手メーカーの製品が、です。一方で、Core i5搭載のモバイルノートの価格帯はかなり広く、高額なものだと20万円近くになるものももちろんあります。

この記事では、購入しやすくなったCore i5機にフォーカスして、誰もが知っている大手メーカーの製品を3機種紹介します。なお、ここで紹介する3機種だけがおすすめ、ということではありません。実際にはこの他にも素晴らしい製品がたくさん存在すると思いますので、あくまで「ウインタブのオピニオン記事」ということであらかじめご了承ください。

1.スペック基準

Core i5搭載のモバイルノート、という以外に、下記の構成も重視しました。

RAM: 8GB
ストレージ: 256GB SSD
ディスプレイ: 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)

RAMについて、長らくウインタブでは「4GB」あれば大丈夫、という論調で記事を書き続けてきましたが、ここ半年くらい、私自身4GBだとRAM容量が不足気味に感じられる機会が増えています。特にブラウザーのタブを大量に開いたりする際にそれを感じますね。年2回の大型アップデートのたびにWindowsが多機能化していることやブラウザーソフトの仕様が変化していること、さらに各種Webサービスが高度化していることなどが要因なのかもしれません。ちなみに私は手持ちのPCのうち1台をRAM4GBから8GBに増設しました。

今回はCore i5搭載機を紹介する趣旨なので、RAM容量が性能のボトルネックになる心配が小さくて済む「8GB」を基準としています。

ストレージに関しては「絶対にSSD」です。他のスペックがどんなに良くとも、OSがSSDではなくHDDにインストールされているという時点でウインタブ的には論外となります。理由は「クソ遅くてCPU性能がもったいないから」です。ただ、さすがにモバイルノートでCore i5を搭載しつつストレージがHDDのみという製品は昨今見当たりませんので、あえて「絶対にSSD」と声高に叫ぶ必要はないんですよね。

またストレージ容量ですが、「個人的には128GBで十分」とは思います。ただし、幅広い用途を想定する場合、画像や動画の編集というのも視野に入ってきますので、それらの「将来的なニーズ変化の可能性」を考慮すると、256GB以上にしておくほうが安心だと思います。ただ、この点についてもCore i5搭載モバイルノートの多くは標準で256GB SSDを搭載しているケースが多いです。

最後にディスプレイです。ここでも「ThinkPadの一部」を除けばCore i5搭載のモバイルノートというのは、「IPS液晶のFHD解像度」になっていることが多いです。ただし、一部の製品にはまだTN液晶が搭載されているものもありますし、液晶の形式を開示していないメーカーもありますので、購入にあたっては液晶の仕様をしっかり確認しておくべきだと思います。特に個人利用の場合、TN液晶よりも視野角が広くて美しい表示になるIPS液晶をおすすめします。

では、「3機種」をご紹介します。

2.Lenovo ThinkBook 13s

Lenovo ThinkBook 13s
価格: 79,920円(税込み)から
※6月24日現在のセール価格

●79,920円モデルのスペック
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i5-8265U
RAM: 8GB
ストレージ: 256GB SSD
ディスプレイ: 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)
サイズ: 307.6 × 216.4 × 15.9 mm / 1.34 kg

Lenovoのビジネスノートと言えばウインタブ的には「まずThinkPad」です。個人的にThinkPadユーザーでもありますし、実際にThinkPadを使っていて、筐体の頑丈さとかキーボードの使いやすさなどがピカイチだと思っています。

このThinkBook 13sはThinkPadシリーズではありません。しかし、モバイルノートとしてスペックが高く、しかも最近のLenovoらしく非常にコスパが高くなっています「Core i5/RAM8GB/256GB SSD」と「Core i7/Radeon 540X/RAM16GB/512GB SSD」という2つのバリエーションがあり、Core i5モデルに関してはこの記事の趣旨にピッタリ合致しています。

筐体はThinkPadシリーズよりはむしろideapadシリーズに近い雰囲気で、筐体素材はマグネシウム&アルミニウムの金属製、大手メーカーの製品らしく安っぽさの感じられない、高い質感を備えています。

ウインタブはこの製品の実機を展示会で確認しています。筐体の質感やデザインについては上に書いたとおり、Core i5搭載の上級モバイルノートにふさわしい仕上がりになっていると感じました。また、これまでのLenovo製品の実機レビュー経験上、処理性能のほうも「スペック表に偽りなし」という水準であるのは間違いないと思います。

一方、展示機を見ていて気になったのがディスプレイ品質です。発色、視野角ともIPSの割に品質が低いと感じました。展示会場にて「展示機のディスプレイは市販品とは異なる可能性あり」という説明を受けていますが、ウインタブの経験上、Lenovoの比較的低価格帯のPCのディスプレイ品質はそれほど高くありません。私が愛用しているThinkPad 13のディスプレイがまさにそうです。ウインタブでノートPCのディスプレイ品質をレビューする際、比較用にThinkPad 13のディスプレイを使っていて、「どっちがキレイかな?」ということを確認していますが、上位クラスのモバイルノートとの比較ではThinkPad 13は「連戦連敗」です。

私は視力が低いので、毎日ThinkPad 13を使っていて、ディスプレイ品質に不満を感じることはほとんどないですが、他社製品と見比べるとはっきりと低品質であることがわかってしまうんですよね。

手持ちのLenovo製品での経験と展示会での実機確認を通じ、ThinkBook 13sはトータルとして十分な品質が確保されているものの、ディスプレイ品質を重視している人には少々注意していただきたい、と感じます。

Lenovo製品ページ:ThinkBook 13s
ウインタブ紹介記事:Lenovo ThinkBook 13s - 抜群のコスパを誇る「レノボのThink」13.3インチモバイルノート、実機を見てきました!

2.Pavilion 13-an0000

HP Pavilion 13-an0000
価格: 69,800円(税込み75,384円)
※6月24日現在のセール価格
※別途配送料税込み3,240円がかかります。

●税込み75,384円モデルのスペック
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-8265U
RAM/ストレージ: 8GB/256GB SSD
ディスプレイ: 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)
サイズ: 310 x 215 x 15.5-17.5 mm / 1.26 kg

ウインタブでも実機レビューをさせてもらった13.3インチモバイルノートです。この製品はHPとしては珍しく「単一スペック」で、この記事の趣旨にも合致するシステム構成です。

実機レビューをしているぶん、今回の3機種中ではウインタブがもっともよく理解できている製品ですね。外観はクセがなく、シンプルで飽きのこないデザインが魅力もあり、またそれが物足りなくもあります。また筐体の質感は「Pavilionそのもの」で、世界最大のPCメーカーであるHPの製品らしく、価格からイメージできる水準は軽くクリアされていると思います。

ちなみにウインタブではHPのモバイルPCをたくさん実機レビューしていまして、Pavilion 13の上位となる「Spectre」ブランドの製品との比較では、全体的にワンランク落ちる、というのが正直な感想ではあります。例えばディスプレイ品質やBang & Olufsenのスピーカーシステムといった部分ではSpectreに一歩譲ります。まあ、価格も全然違ってますので、当然といえば当然ですけどね。

HP製品ページ:HP Pavilion 13-an0000 製品詳細icon
ウインタブ紹介記事:HP Pavilion 13-an0000 レビュー - スペック・品質・そして価格、どこをとっても「鉄板構成」の13.3インチモバイルノート(実機レビュー)

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3.New Inspiron 13 5000(5390)

DELL Inspiron 13 5000(5390)
セール価格(Wi-Fi): 62,233円(税込み67,211円)から
セール価格(LTE): 99,583円(税込み107,549円)から
※ゴールドクーポン対象(17%OFF)

●プレミアム(Wi-Fiモデル、税込み80,607円)のスペック
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Core i5-8265U
RAM: 8GB
ストレージ: 256GB
ディスプレイ: 13.3インチWVA(1,920 × 1,080)
サイズ: 307.6 × 204.7 × 14.9-16.8 mm / 1.24 kg

Core i5のほかCore i3やCore i7を搭載するモデルもありますが、この記事の主旨に合うのは「プレミアム」というグレードになります。

実はこの製品、ウインタブが「もっとも理解していない」です。まだ実機に触れたことがありません。なので、ThinkBookやPavilionのように長所や短所の指摘も難しいです。

OS、CPU、RAM、ストレージの構成は他の2機種と変わりません。また、個人的に「XPSシリーズを別とすれば、DELLのPCはアメリカンサイズ(やや大きくて重いという意味)」という先入観がありましたが、この製品に関しては他社製品との比較でも決して大きすぎたりはせず、むしろ価格の割にコンパクトであると感じます。

デザインは「いかにもDELLのビジネスノート」という感じで、奇をてらったところがなく、シンプルで誰にでも使いやすいものと感じます。

DELL製品ページ:Inspiron 13 5000(5390)(2019年6月7日発売)
ウインタブ紹介記事:DELL Inspiron 13 5000(5390)- デルの13.3インチモバイルノート、ダイエットに成功して魅力倍増です!

5.サイズ比較

ThinkBook 13s: 307.6 × 216.4 × 15.9 mm / 1.34 kg
Pavilion 13: 310 x 215 x 15.5-17.5 mm / 1.26 kg
Inspiron 13: 307.6 × 204.7 × 14.9-16.8 mm / 1.24 kg

モバイルノートなので、サイズは小さいほうがうれしいですよね。8万円クラスのCore i5機、サイズ面では上位の製品よりは少し大きくなります。正確には「少し重い」ということですね。13.3インチモバイルノートで最軽量なのは富士通 LIFEBOOK UHで、なんと698 gから、となっています。しかしこれは極端な例で、今回掲載している3機種がひどく重い、ということはありません。ただ、ThinkBook 13sの1.34 kgというのは他の2機種よりも「はっきりと重い」ですね。バッグに入れて長時間持ち歩くと結構な体感差になるような気がします。

タテ・ヨコサイズではInspiron 13が最も小さいと言えますが、おそらく3機種のあいだで顕著な体感差は出ないと思います。また、これらの製品のタテ・ヨコサイズは2019年の13.3インチモバイルノートとして大きすぎるということもないと言えます。

なので、サイズ面でちょっとだけ注意したいのはThinkBook 13sの重量くらいですかね。

6.スペック比較

OS、CPU、RAM、ストレージ構成は3機種とも全く同じです。ただし、ディスプレイはInspiron 13のみIPSではなく「WVA」という形式になっていて、残念ながらウインタブではこの形式の製品を試用したことがなく、品質差について言及ができません。

ディスプレイ品質はThinkBook 13sとPavilion 13の2機種で確認しています。どちらも「IPS液晶のFHD解像度」になっていて、不満なく使えると思います。また、Inspiron 13についてもWVA形式については言及ができないものの、FHD解像度ですし、決して低品質ということはないと思います。

ただし、ThinkBookとPavilionのディスプレイ品質は上位機種(HPならSpectre、ThinkBookならThinkPad Xシリーズなど)よりは劣ります。私は視力が低いこともあり、これらの製品を単体で使用する限りは上に書いたように「不満なく使える」と思いますが、上位機種と並べてみると発色や視野角、明るさなどの点で品質差を感じる人が多いと思います。なので、お仕事の関係やクリエイティブな趣味で繊細な色の判別をする必要があるとかの場合は少し不満を感じるかもしれません。一般的なビジネス用途なら気にする必要はないと思います。

また、ウインタブでベンチマークスコアを計測できているのはPavilion 13のみですが、はっきり言ってこの3機種の間で顕著な処理性能の差はないと考えていいです。仮にベンチマークスコアに多少の差が出たとしても、「ある機種では動くのに別な機種では動かないソフトがある」みたいな事態が発生する可能性はまずありません。3機種ともビジネス系のソフトウェアはほぼ全て快適に動作し、息抜きに軽めのオンラインゲームをするくらいなら大丈夫です。また、ペンタブレットなどを接続してイラストやマンガを描くようなことをしても全く問題はないでしょう。

このスペックで厳しそうなのは「本格的なオンラインゲーム」「3D系の描画」「極めて高度な計算業務」「極めて高度な動画編集や画像加工」などで、一般的なビジネスマンの利用とかエンタメ用途であれば大丈夫です。ただし、もっぱらオンラインゲームをするような使い方には向かず、その場合は最初からゲーミングノートを購入するほうがいいです。

7.入出力ポート

ThinkBook 13s: USB Type-C、USB × 2、HDMI
Pavilion 13: USB Type-C、USB × 2、HDMI、SDカードリーダー
Inspiron 13: USB Type-C、USB、HDMI、microSDカードリーダー

モバイルノートにはUSBやHDMIといった入出力ポートが装備されていて、「個数」とか「種類」が結構重要です。ポートに関しては3機種それぞれに一長一短があります。

「まずそうなところ」から見ていきましょう。まず、ThinkBookにはSD(microSD)カードリーダーがありません。次にInspironにはUSBポートがType-Cを含め2つしかありません。この2点は人によっては結構重要です。SDカードリーダーに関しては、最近のガジェットならUSBケーブルでのデータ伝送ができるようになっていると思いますので、それほど深刻なことにはならないかと思いますが、Inspironの「USBポートが2つで、うち1つはType-C」というのは手持ちの周辺機器の構成によってはかなり不便に感じられるかもしれません。もちろんアダプターやハブを使えば解消される話ですが、モバイルノートなんでハブなんて持ち歩きたくないという人もいるでしょう。

一番便利そうなのはPavilionですね。USBポートの数も合計で3つありますし、SDカードリーダーはmicro規格ではなくフル規格なので、特にデジカメとのデータのやり取りには便利かと思います。

8.デザイン

これはなんとも言えないですね。完全に個人の趣味ということになると思います。それぞれの製品ページに画像が掲載されていますので、一番ピンとくるものを選べばいいでしょう。3機種とも決して悪いデザインではないと思いますが、超個性的という感じもしませんよね。

筐体色に関してはPavilion 13が「モダンゴールド(淡いゴールド)」と「SAKURA(淡いピンク)」、Inspiron 13が「プラチナシルバー」と「アイスライラック(淡いパープル)」、ThinkBook 13sは「ミネラルグレー」が設定されています。ThinkBookのみ少し味気ないかもしれませんね。Pavilionの「SAKURA」とInspironの「アイスライラック」は女性ユーザーにも歓迎されそうです。

9.価格

ThinkBook 13s: 79,920円
Pavilion 13: 78,624円
Inspiron 13: 80,607円
※6月24日現在の税込価格
※Core i5/8GB/256GBのもの
※Pavilionの価格には配送料を含む

厳密に言えば一番安いのはPavilionです。逆に一番高いのはInspironということになります。ただし、この価格は6月24日現在のセール価格なので、この先逆転する可能性は十分にあります。実際そんなに大きい価格差とは言えず、この価格差をもって購入を決断するという人は多くないでしょう。

3機種とも「非常に安い」というのがウインタブの評価ですし、そもそもこの記事はこれらの価格を見たから書こうと思った、というのがあります。ウインタブとしては、これらの価格で優劣はつけられません。おそらく読者のみなさんもそこは同じお考えかと思います。

10.まとめ

結論として、これら3機種の順位付けは難しいです。そしてウインタブがおすすめ機種をひとつに絞ることもできません。HP、Lenovo、DELLというのはPCの「世界三大メーカー」です。性能面ではスペック表から期待できる水準を外すことはありませんし、筐体品質についても変に安っぽいとか壊れやすいということもないはずです。

また、価格についても「1,000円とか」の差はありますが、それを理由に購入を決めるというほどでもないでしょう。

ただ、細かいところを見ていくと、サイズや入出力ポートの構成などに相違はありますし、デザインも異なります。キレイな筐体色を選べる製品もありますね。そして、HP、Lenovo、DELLのいずれかを「贔屓にしている」人も少なくないでしょう。

個人的にはこの3機種のどれを購入しても後悔はしないだろうと思います。あとはお好みで…。

11.関連リンク(メーカーサイト)

ThinkBook 13s
HP Pavilion 13-an0000 製品詳細icon
Inspiron 13 5000(5390)(2019年6月7日発売)

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Comment

  1. 匿名 より:

    メーカー名書かないとか雑な記事

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