こんにちは、オジルです。みなさん、ゲームしてますか?私はというと、基本無料で面白そうなタイトルが出たらひとまずプレイしてみて判断する、ということを長年繰り返しているものの、ここのところ正直マンネリ化してきていました。そこで、たまには少し変わった趣向もいいのかなと思い色々探していたら見つけたのが「ハーレム伝説2」。タイトルを見た瞬間からキナ臭くていかにもクソゲーな雰囲気が漂いつつも、よくよく見ると5月7日にリリースされたばかりで、あやまんJAPANがイメージキャラクターになっている、と。 幸い、4月に入社した新入社員のふたりがゲーム好きだというのでネタで誘って一緒にプレイしてみたところ、意外や意外、休憩中はもっぱらハーレム伝説2の話題ばかりになってしまったのです。
前置きが長くなりましたが、そんなこんなで今回はウインタブの通常路線から離れてちょっと一息、ハーレム伝説2のご紹介です。
※好みが分かれる題材なのは重々承知の上で、久しぶりに続けてきたゲーム(過去記事)が疎かになるくらいガチで楽しんでいるゲームなので興味のある方はぜひぜひお付き合いください。そして、気になった方は騙されたと思ってやってみてください。
目次
1.ハーレム伝説2って?
そもそもよく分からないまま始めたこのゲーム、「2」となっていますけど、前作のことなどハッキリ言って全く知りません。人気だったのかなと気になり調べてみると、紆余曲折あったようです。
伝説の買収事件
ここで長々と書いても仕方ないので簡単に説明すると、「蒼穹のミストアーク」という王道系RPGだったアプリが、企業買収により主人公がハーレム好きのゲス野郎に豹変、世界観がガラッと変わってしまったというのがハーレム伝説の始まりのようです。たしかに、元のタイトルがカッコイイ系のタイトルだっただけに、さぞや既存ユーザーは突然ハーレム伝説だなんてゲスなタイトルに変更されて複雑な想いだっだことでしょう。しかしながら、ハーレム伝説の方が人気になってしまったというのだから不思議ですね。むしろ、これこそが本懐なのかも。
あやまんJAPANさんとのYouTubeライブご視聴ありがとうございました。https://t.co/ubP9IbXfYH
話題にあがりました買収事件については「ハーレム伝説 買収」で検索いただくと多数の記事がでておりますので是非この機会にご確認下さい。
— 【公式】ハーレム伝説2~俺が世界の女を支配する~ (@HAREM_RPG_2) May 9, 2020
公式アカウントでも積極的に買収事件について触れています。もはやネタとして利用している節もあるような気さえしますね…。気になる方はどうぞ検索してみてください。私なりに色々と見て回った限りでは、ただ傍若無人にガラッと変えたというわけではなさそう…と思いましたけど、
このPVを見てしまうと、ちょっと撤回させてくださいと言わざるを得ません。悪ふざけとしか思えないw
あやまんJAPANメンバーがガチ参戦?!
公式イメージキャラクターのあやまんJAPAN。若い方はご存知ないかもしれませんし、知っている方でも懐かしいと感じる方は少なくないのではないでしょうか。私は世代的にドンピシャで、若かりし頃は代表曲の「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」を当時結婚したばかりの妻や友人の前でよく唄ったりしたものですが、ここ最近ではたしかに見かける機会は減りましたよね…。でも実は水面下で活動は続けていたようで、ちらっとホームページを覗いてメンバー紹介を見てみたら(初めて見ました)、とんでもない名前の方ばかり(※お察しいただける方のみ見てみてください)在籍されているんですね!というか、すごいたくさんいることにビックリ!
それはさておき、メンバーの方も実際にプレイされているようです。本人かどうかの確証は持てないものの、私のマブダチ(ゲーム内フレンド)に「それと思しき方」が数名いらっしゃいますし、ほぼ毎日プレイしているような方もちらほら。
やっと地下牢が開放されたど!#ハーレム伝説2 pic.twitter.com/Y9fqdSzLin
— あやまんJAPANあやまん監督45歳2歳児の母👶 (@ayaman_kantoku) May 22, 2020
あやまん監督も結構プレイしているみたい(ランク60はすぐになれません)ですし、
この方は大人の事情で一部情報を伏せた、というか伏せざるを得なかったんですけど、IDも公開されていますね。ご本人様、あやまんJAPANをネタにしたのに伏せてしまった辺りが神サイトじゃなくてごめんなさい。
うーん、結構名前が際どいのもそうですし、「ネグリジェばっかしか出ない」ってwいずれにしても、タレント(?)が普通にプレイしていて、ギルドに参加したりして一般ユーザーと一緒に楽しんでいるというのは、そんなに興味なくても意外とテンション上がること請け合いです。
2.ストーリー
世界中の女を支配する為、世界平和を愛する冒険者のふりをして旅に出ていた主人公「アヴァン」は、どんな願いもかなうという伝説の聖剣「エクスカリバー」を手に入れてしまう。アヴァンは願いをかなえる為、「伝説の地」に到着すると、この世の全てを「ハーレムな世界」にしたいと願いを唱えてしまう。これに激怒した神は、「アヴァン」に襲い掛かるも時すでにおそし、覚醒したアヴァンに神は滅ぼされてしまう。新たな世界を手に入れ、目的を果たした「アヴァン」。しかし、そこには次なるドラマがあるのであった。
こちらが公式サイトに書かれているストーリー。お気付きの方もいらっしゃるかと思いますけど、これって先述の買収事件の内容と同じですよねwああ、こうやっていきなり違うゲームになってしまったんだな、と。
ただし、「そこには次なるドラマがあるのであった」という意味深なことが書かれているのです。詳細は実際にご自身の目で確かめていただくとして、最新作である今作では「真のチュートリアル(続)」や、「感動のエンディング」を実装!胸のワクワクとトキメキがとまらない男の大冒険!……公式の画像にある言葉を繋げて文にしてみただけで、なんとなくヤバい雰囲気は伝わると思います。
インストールして起動すると突然ムービーが始まるのですが、たとえリセマラしようとも、一度は必ずスキップせずに最初から最後まで見ることを強く推奨します(ちなみに結構長いです)。というより、見ないとたぶん楽しめないと思います。
3.システム
ハーレム伝説2は「放置系」に属するゲームです。私、放置ゲーって時間の経過で経験値を稼いで強化や課金で攻略していくイメージがあったんですけど、このゲームは一味違います。無課金ユーザーに多いのは「放置しないと一切先に進めない」という状況が度々訪れるということ。始めてから少し経ったユーザーあるあるとしては、0時になるのが待ち遠しくてたまらなくなり、それまでは完全に放置するといった感じです。事実、冒頭の新入社員のうちひとりは「ギルド団長としての責務を全うするため、帰宅して一度寝てから0時に起きてハー伝(仲間内での略称)やってからもっかい寝ます」と話していました。こいつ、完全にどうかしてる…。でもまあ、それくらいツンデレというか、意味のある放置ゲーになっていると思います。
また、ところどころでセンスを感じる部分があり、個人的にはかなり琴線に触れているのもポイント。
キャバクラ10連
前作ではキャバクラなのに男性キャラが出るというクレーム(どんなだよw)があったようで、今作ではしっかりとキャバクラからは女性キャラしか出ないようになっています。キャバクラの種類も「高級キャバクラ」「大衆キャバクラ」と分かれており、男性キャラしか出ない「ホストガチャ」などもあります。なるほど、あやまんJAPANはホスト目当てでプレイしている可能性もあるな…。
余談になりますけどこのゲーム、最初に仲間になるキャラが必須級に活躍してくれるのですが、出会いのきっかけは「ナンパ」だったりしますw主人公と共にハーレムな世界を願っていた父(ゲス)がアイドルだと思って声を掛けたら実はキャバ嬢で、ジジイを金持ちと勘違いしてついていくという設定が秀逸です。
ハーレムRUSH×加速装置=究極放置
放置と言いながら実際はポチポチ操作が必要だったりするゲームって結構あるんですよね。その点ハーレム伝説2はすごいです。加速装置は察しがつくとして、ハーレムRUSHについてはあえてここでは説明しません。少しヒントを言うなら、チュートリアルで一切説明のなかった「ハーレムRUSH」を不安げに初めて使った時の衝撃といったら…それはもう笑うしかありませんでした。でもこの機能、実際便利なんですよ。一部対応していない場所があり、全般的な実装を求めるユーザーは多いはずです。
謎の地下牢
ワールドマップの左下に「地下牢」というのがあって、レベル60まで開放されない上に道のりがそこそこ遠いというのが上手いやり口。「早く60になってどんな内容なのか知りたい」「もしかしたらとんでもないハーレムなのでは?」などと思いながら日々過ごすようになったら完全に中毒です。それにしても、夜の繁華街っぽい雰囲気にそぐわない感じがシュールなんですよね。
4.開発トップに突撃取材
まさかここまで夢中になるなんて今でも自分が信じられませんが、せっかく記事にするからにはちょっとでも有益な情報を載せたいというもの。勇気を振り絞って開発元であるITO GAMESの社長、伊藤Dに色々と聞いてみました。
オジル「リリースされてから間もなく1ヶ月ですが、いかがですか?」
伊藤D「まずは投下した予算に対して想定以上のインストールがあり、継続して遊んでいただいていることに感謝しています。ユーザーを大切にして、丁寧に運営と開発を続けて利益を確保し、みなさんが安心して楽しく遊べる環境になればと思っています。
…と、冒頭から少し堅い話になってしまいましたが、ゲーム内で言えば”育成に必要な金貨やキャラの進化アイテムの獲得が難しい”、”色々なキャラを育てにくい”、”キャラ能力のバランスが悪い”など、 まだまだ課題は多いのですがユーザーのご意見を重視して良いゲームになる様に運営をしておリます。 また、ゲーム外で言えばコラボやプロモーションの提案も来ており、まずはメイドさんとコラボできないかな?なんて思っています。 こうしたコラボやプロモーションでより多くのお客様にハーレム伝説を知っていただき、遊んでくださる方が増えていけばと思っています」
オジル「ありがとうございます。個人的には無課金ながら(この記事が公開された本日未明に120円課金してしまいました…くそ…)だいぶ楽しませてもらってるので、ぜひ今後に期待したいです。話は変わりますが、最新のお知らせでリューというキャラが強すぎてバランス調整するということになっていますよね。で、他のキャラを上方修正すると書かれていたんですけど、これって具体的にはどのキャラなんでしょうか?」
伊藤D「ごめんなさい…6月4日に発表しますのでもう少しお待ちください」
オジル「それくらいは教えてくれたっていいじゃないですか!ほんとにユーザー数増やしたいんですか?」
伊藤D「それを言われると…。分かりました、せっかく記事を書いていただくので仕方ないですね。エイルというキャラが上方修正の対象です」
オジル「ほう、エイル…(よくわかってない)。ま、結局のところ、課金してガチャで当てろって話でしょ?がめついですねー」
伊藤D「いやいやいやいや!エイルはソウル(キャラを売却することで得られるゲーム内アイテム)で交換できるキャラですよ。無課金の方でも入手できます」
オジル「これは失礼いたしました。ということは、今からエイルを入手しておけば実装されたときに大活躍ってことですね!早くゲットしなきゃ!」
伊藤D「他のキャラも順次調整していきます。方針としては、きちんとタンク役やヒーラー役、バフやデバフ役など、バトルとデッキ構築を楽しめるものにしていきたいなと思っています。ワールドチャットでの会話やお問い合わせいただく内容は常にチェックしていますので、ユーザーの意見にはできる限り対応しますし、その上で課金したくなるようなゲームにしていきたいですね。まだの方はぜひ一度プレイしてみてください。きっと人生観が変わります」
オジル「人生観…最後だけちょっとヤバかったですけど、どうもありがとうございました!」
ハーレム伝説なんてふざけたタイトル(失礼)なのでさほど期待していませんでしたが、まさか一般公開に先駆けて情報を提供していただけるとは…。しかも丁寧な対応だったのが意外でした。
ハーレム伝説2は見た目はチャラいが中身は誠実なギャップ萌え運営を目指してまいります。
お知らせやチャット等に記載の通り本作から運営体制を刷新しております。可能な範囲皆様とコミュニケーションしながら、よりよいハーレム伝説にしてまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。— 【公式】ハーレム伝説2~俺が世界の女を支配する~ (@HAREM_RPG_2) May 19, 2020
実際、アプリ内のお知らせでも「ワールドチャットにて○○のご要望がありましたので~」という内容があったり、SNS上のコメントに対してしっかり返信していたりと、運営サイドとだいぶ距離が近い印象なのはプレイされている方であれば既に実感しているはず。続々と新規ユーザーが始めやすい施策をリリースしているので、ぜひとも頑張っていただきたいと切に願っています。
5.まとめ
何はともあれ、まずはプレイしてみていただくのが一番。そして、コロナで仕事がなくクラウドファンディング(現在は終了)をしているあやまんJAPANはファンじゃなくてもなんとなくかわいそうですし、もしハーレム伝説2が終わったら更に追い打ちですからね。ゲーム自体を気に入ってプレイしている(と言いながらも最初は仲間内で馬鹿にしながらやっていたらのめり込んでしまったというオチ)のが大きいですけど、諸々の状況も含めて「やらず嫌い」せずに一度遊んでみてはいかがでしょうか?3日くらいちゃんとプレイすれば、きっと面白さが分かってくるはずですよ!あっ、忘れてましたけどゲーム起動時は嫌がらせレベルの大音量で「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」が流れますので本当にご注意ください。しかも設定でBGMオフにしてもムダです、念の為。
ウインタブ氏よ、今年はライター忘年会であやまんJAPANを呼ぶしかない!
6.関連リンク
ハーレム伝説2 – App Store
ハーレム伝説2 – Google Play
あやまんJAPAN – あやまんJAPAN株式会社公式ホームページ
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