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Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition - ThinkPadのフラッグシップモバイルノートがCore Ultra シリーズ2搭載に!

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition
レノボがノートPC「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition」を発売しました。この製品は9月に海外で発表されていましたが、それから約1カ月で国内でも発売となりました。CPUにCore Ultraシリーズ2(Core Ultra 200Vシリーズ)を搭載するCopilot+ PC(予定)です。

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レノボの製品ページはこちらです
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition(Intel Core Ultra):Lenovo

1.製品概要

スペック表

  ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition
OS Windows 11 Home/Pro
CPU Intel Core Ultra 7 258V
外部GPU なし
RAM 32GB(LPDDR5X、オンボード)
ストレージ 1TB SSD(M.2 2280 PCIe-NVMe Gen5)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14インチOLED(2,880 × 1,800)120Hz
ネットワーク Wi-Fi 7(a/b/g/n/ac/ax/be)、Bluetooth 5.4
入出力 USB4 Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB 3.2 Gen1 Type-A × 2、HDMI、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(1080p)顔認証対応
バッテリー 57 Wh(動画再生約11.6時間)
サイズ 312.8 × 214.75 × 14.37 mm
重量 986 g

コメント

ThinkPadシリーズのほとんどは注文時に構成のカスタマイズができますが、ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura EditionはOSのバージョンを選べるのと保証メニューが選べるのみで、それ以外の主要構成のカスタマイズはできません(10月18日現在)。

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CPUはCore Ultraシリーズ2(Lunar Lake)、Core Ultra 7 258Vです。

Core Ultra 200Vシリーズ

画像出所:Intel(クリックで拡大します)

この画像にあるように、47TOPSのNPUとよりパワーアップしたGPU「Intel Arc 140V」を内蔵していますので、来たるべき「オンデバイスAI」に対応でき、グラフィック性能も大幅に向上しています。またCore Ultraシリーズ2はRAMと一体化されており、もともと32GBと大容量ですが、購入後の増設や換装はできません。SSDは1TBです。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition
ディスプレイは14インチの有機EL、解像度は2,880 × 1,800と高く、HDR500、100%DCI-P3の発色品質を備えたノングレア(非光沢)タイプのものが搭載されます。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition
背面です。ここは詳しい説明がなかったのですが、このようにカーボン模様のものと思われます。海外ではカーボン模様のものと「おなじみの黒無地」のものがありまして、国内版の製品画像からカーボン模様のものが使われている可能性が高いと判断しました。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「89キー (Fnキー、PgUpキー、PgDnキー、Windowsキー、指紋認証キー、Copilotキー)、JIS 配列、TrackPoint、3ボタンクリックパッド、バックライト・キーボード」と開示されています。X1 Carbonの従来モデルはカスタマイズで日本語配列と英語配列を選べ、タッチパッドも3ボタンタイプの他に「触覚タッチパッド」も選択できたのですが、Gen 13 ​Aura Editionは現時点でカスタマイズに対応していないため、これらの選択肢はありません。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの構成です。ここは従来モデルから変わっていません。2つのUSB Type-C(Thunderbolt 4)、2つのUSB Type-A、そしてHDMIと充実した構成です。なお、NanoSIMスロットという記載がありますが、この記事執筆時点では5G/LTE対応のモデルはありません。

それと、筐体サイズは従来モデルとほぼ同じ(タテ・ヨコサイズは変更なし、0.5 mmほど薄くなった程度)ですが、重量が1.09 kgから986 gとなりました。「まあ100 gくらい」の軽量化ではあるのですが、「1キロ切り」というのは心理的効果が大きいんじゃないかと。

2.価格など

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Editionはレノボ直販サイトで販売中で、10月18日現在の価格は286,770円から、です。記事中で触れましたが、10月18日現在は構成のカスタマイズができず、「ほぼ単一スペック」という状態なのがちょっと残念ではありますが、まだ日本のPC市場ではあまり出回っていないCore Ultraシリーズ2がThinkPadモバイルのトップモデル、X1 Carbonに搭載された、というのはうれしいですね。

3.関連リンク

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 ​Aura Edition(Intel Core Ultra):Lenovo

執筆者:ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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