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低スペックなChromebookでGeForce NOWを使ってみた。普通にオンラインゲームができます!

低スペックなChromebookでGeForce NOW
先日ライターのゆないとさんが「GeForce NOW powered by softbankにフリープランが追加!今始めるならフリープランで良いか検証してみた」という記事を投稿してくれましたが、個人的にこの件が非常に気になっていて、自分でも一度試してみたいと思っていました。

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で、どうせ試すなら「Chromebookでやってみよう!」と思ったんですよね。ちなみに私が使っているChromebookは「ASUS Chromebook C223NA」というエントリークラスの製品で…

CPU:Celeron N3350
RAM:4GB
ストレージ:32GB eMMC
ディスプレイ:11.6インチTN(1,366 × 768)

という、「これでオンラインゲームなんてできるわけねえだろw」というスペックです。まあ、個人的にはC223NAはChromebookの何たるかを学ぶ上では名機だと思っていますけどね…。

ゆないとさんの記事によれば

動作の仕組み
このように、手元の端末(今回はChromebook)はまさに「端末」でしかなく、GeForce NOW上の仮想ゲーミングPCの映像を出力するだけなので、C223NAでも問題なくプレイできるはずです。

ということで、さっそくGeForce NOW powered by softbankのフリープランに登録してみました。プランへの登録はどの端末からでも可能なので、とりあえずメインのWindows PCで登録しました。

低スペックなChromebookでGeForce NOW

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これ、GeForce NOWのシステム要件ですが、Chrome OSがない…。しかしまあ、AndroidのベンチマークアプリなんかでもChrome OSはAndroidと認識されるケースも多いんで、まあいいか、と。それと、私が愛用しているXBOX 360コントローラーはGeForce NOWで、しかもAndroid OS上でも使えるようですね。これは安心。

とりあえずChromebookからブラウザーのChromeでGeForce NOW powered by softbank にアクセスしてみました。

低スペックなChromebookでGeForce NOW

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普通にアクセスできた上、なにやらアプリのインストールを促されました。半信半疑で「インストール」を選んでみたら…

低スペックなChromebookでGeForce NOW
入ってますね、アプリ…。このアプリの正体というか、どういう素性のものかはよくわかりません。Androidアプリなのか、それともChromebook用のアプリなのか、あるいはChromeの拡張機能をアプリのようにして見せているのか…。ただ、見た目は普通に「アプリ」です。

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低スペックなChromebookでGeForce NOW

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「アプリ」を開いてみるとこんな感じ。なお、この画像には「WRECKFEST」と「Gunfire Reborn」のアイコンがありますが、これはSteam上で私が所有しているゲームで、スクリーンショットを撮影した時点ですでに起動を試していたため、表示されています。

この画像の左下に「ストアアカウントを接続」というのがありますが、ここでSteamとEpic Gamesに接続します。ゆないとさんの記事にもあるように、GeForce NOWは好きなゲームを自由にプレイできるわけではなく、SteamかEpic Games上で購入済みのゲームしかプレイできません。私はSteam上でいくつかゲームを購入していますので、その範囲内でのみゲームができる、ということになります。なので、「SteamにもEpic Gamesにもアクセスしたことがない」という人は、先に何らかのゲームを購入する必要があります。無料のゲームもたくさんありますので、まずは無料ゲームを購入(変な日本語ですみません)してみるといいでしょう。

実際にChromebookで「WRECKFEST」と「Gunfire Reborn」をプレイしてみましたので、WRECKFESTのほうのプレイ動画をご覧ください。アプリの起動から撮影しています。なお、Chromebookは「画面の録画」も可能ですが、録画機能はさすがにハードウェアのスペックに左右されるらしく、私のChromebookだとかなりカクカクしてしまいましたので、今回はスマホから画面を直接撮影しました。少々画質が悪くなってしまいましたが、実際の挙動はわかりやすいと思います。

一応使用機材も書いておきます。使用した端末はこれまでご説明してきた通りASUS Chromebook C223NAで、XBOX360コントローラー(有線タイプ)を接続しています(動画内でカチャカチャ音がしていますが、これはコントローラーの操作音です)。また、ネットワークは「有線接続」です。

低スペックなChromebookでGeForce NOWを使ってみた

WRECKFESTの本来の推奨動作環境は「Core i5/RAM8GB/GeForce GTX970 or AMD Radeon R9 380X」です。これを「Celeron N3350/RAM4GB/外部GPUなし」のChromebookでプレイするわけですから「ロマン」以外の何物でもありません。

「全然普通にプレイできるじゃん」というのが感想です。ただし、XBOX 360コントローラーの「振動」機能は使えませんでした。

低スペックなChromebookでGeForce NOW

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これがGeForce NOW上のデフォルトのグラフィック設定です。しっかり高画質になっています。「そりゃ普通にプレイできるわな…」ということです。

ゆないとさんの指摘通り、端末側のスペックはほとんど関係ないようですね。GeForce NOW上の仮想ゲーミングPCから出力された映像を映せるだけの性能さえあれば大丈夫、ということでしょう。ただし、当然ですが通信回線の品質は重要です。私は今回有線接続でプレイしましたが、低速なWi-Fi接続だと快適にプレイするのは難しいでしょうね。それと、フリープランの場合は「時間制限1時間」と「RTX非対応」です。

個人的には「1時間というのは妥当。やりすぎ防止にもなるし」と思いますし、視力が悪いのでRTX非対応というのも気になりませんが、これらが不満な場合はプレミアムプラン(有料。月額税込み1,980円)を選択することになります。…まあ、最初はフリープランでいいんじゃないでしょうか。

ちなみに私、楽天モバイルのユーザーで5G対応のスマホを使っていますので、楽天モバイルの5Gエリアが十分に拡大すればインスタントテザリング(「Chromebookを使いこなす(第5回)」の記事をご参照ください)を使ってChromebookで快適にGeForce NOWが楽しめそうです。

Windows PCやMacにできて、Chromebookではできないこと、というのはまだたくさんあります。しかし、今回GeForce NOWを試してみて、「Chromebookでもオンラインゲームができる」と断言してもいい、と感じました。これでまたひとつ「Chromebookにはできないこと」が減ったように思います。

関連リンク

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コメント

  1. 匿名 より:

    インストールされるアプリは「PWA」だと思います。