こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。7月13日にドスパラ(会社名はサードウェーブ)の製品展示会があり、参加させてもらいましたので、簡単にレポートします。とはいえ、ウインタブではドスパラのノートPCやタブレットはほとんど実機レビューさせてもらってますし、新製品情報についてもほぼ100%紹介記事を掲載していますので、この記事で改めて一から紹介すべき製品というのは多くありません。なので、ドスパラの各製品ブランドのコンセプトなど、私達がドスパラというPCメーカーを理解する上で役立つお話を少し紹介したいと思います。
1.Diginnos
ドスパラにはたくさんの製品ブランドがありますが、Diginnosというのは階層としては一段上、というイメージです。Diginnosの下に「Critea」とか「Altair」、デスクトップPCだと「Magnate」といった製品ブランドがあります。このスライドを見ていただければわかりますが、Diginnosは「特定用途の専用機ではなく、汎用に効率よく使うモデル」と定義されます。ノートPCだとスタンダードノートのCritea、モバイルノートのAltair、タブレットの(そのまんま)Diginnos Tabletがあります。ウインタブ的にはDiginnosではなく、直接CriteaとかAltairと言ったほうがわかりやすいですけどね。
このラインで注目の新製品と言えば13.3インチのモバイルノート「Altair F-13KR」でしょう。当然実機も展示されていました。前身機の「Altair F-13」はウインタブでも実機レビューさせてもらいましたが、ニューモデルになって指紋センサーやキーボードバックライトが追加され、さらなる薄型・軽量化を実現した意欲作です。この製品であればHPやLenovoのモバイルノートとも十分渡り合える実力があると思います。
2.raytrek
続いては「創る人のraytrek」です。クリエイターPCに使われる製品ブランドです。当初のraytrekはゲーミングブランド「GALLERIA」の製品とほとんど見分けがつかず、スペックもほぼ同じというものが多かったのですが、ここに来てGALLERIAとの差別化が進んでいます。このスライドはドスパラが認識するゲーミングPCとクリエイターPCのニーズの違いですね。
クリエイターPCは「4Kディスプレイ」など超高精細なディスプレイが向き、ゲーミングPCは「高リフレッシュレート」のディスプレイが向く、などというニーズの違いは最近私も勉強させてもらったのですが、CPUやGPUのニーズの違いなどもわかりやすく説明されています。
また、ハイスペックマシンばかりではなく、創る人に大人気の小型タブレット「raytrektab」もありますね。この画像はつい最近追加された「raytrektab DG-D08IWP Siro」で、従来のraytrekタブから前面のWindowsボタン(センサーボタン)を取り去り、より快適に手書き入力ができるようにした製品です。
それと、Twitterなどでチラ見せされていて、すごく気になるのがこれです。どんな製品なのかは全然わかりませんが、「Gemini LakeかCore mを搭載した、やや大型のデジタイザー・タブレット」なんでしょうね。既存のraytrektabがネームやラフなどの、比較的「思いつきで描ける」ようなものをイメージしていたのに対し、「つよくてでっかいやつ」はもう一段踏み込んだ制作に使えそうです。秋が楽しみです。レビュー用にライターさんの身柄を確保しておかなきゃ…。
3.GALLERIA
私達ユーザーから見て「ドスパラといえばGALLERIA」なわけですが、この展示会では実機の展示、ニューモデルの説明もありました(ノートだとGALLERIA GCF1050TGF-EとGALLERIA GCF1060GF-Eの薄型コンビなど)が、より時間が割かれていたのは「eSportsに対する取り組み」です。つい先日潜入レポート(w)を書かせていただいたLFS池袋はもちろん、上の画像のようにゲーミング初心者に対するサポート(コミュニケーション)も一段と充実させているとのことでした。
参考までにドスパラ注目のゲームタイトルを3つ。スマホにも移植されて、大人気のPUBGももちろん入ってます。ちなみにPUBGは「低スペック機キラー」らしく、このゲームをやりたいがためにドスパラの店舗に駆け込むゲーマーが増えているらしいです。
4.上海問屋
上海問屋も多くの展示がありました。目立ったのはキーボードですね。画像のキーボードは「タッチパッド搭載 ミニワイヤレスキーボード」ですが、ご担当者によれば「これが一番人気です」とのこと。うーん、なぜだろう…。税込み2,999円という価格が受けてるんでしょうか。一応「どういうニーズの人に人気があるんですか?」と聞いてみたら、「いやあ、ゴロ寝ですよ、ゴロ寝」というご回答でした。横持ちでも縦持ちでも使え、特に縦持ちの場合はリモコンのように操作できる、というのが人気の秘訣なのか。Web通販でも店頭でも非常によく売れているそうです。
「トラックボール付 ミニワイヤレスキーボード」です。こちらもよく売れているそうです。この製品もどちらかと言うと「ゴロ寝用」なわけですが、ドスパラの顧客はみなさんゴロ寝でPC操作をするんですかねえ…。こちらも税込み2,999円と購入しやすいお値段で、サイズも少し大きいのでキーボードとしての実用性もある程度確保されています。
そして、つい最近発売されたばかりの薄型メカニカルゲーミングキーボードです。こちらは展示会時点で未発売だったので、売れ行きのほどはわかりませんが、ご担当者によれば自信をもっておすすめできる、とのこと。この製品は税込みで9,718円と、上の2つよりも高価ですが、実力の方は本格的です。こういうのを見てしまうと、たまには上海問屋の製品も手にとって試したくなりますよね!
いかがでしょうか?ドスパラはゲーミングPCだけでなく、誰でも使えるスタンダードノートやモバイルノート、そしてもちろんタブレットも手がけています。それと、この先GALLERIAシリーズから独立性を高め、オリジナリティのある展開が期待されるraytrekも注目です。もちろんウインタブ的に大好物な上海問屋の新製品も見逃せませんね!
コメント
え?「ゴロ寝キーボード」両方持ってますが?
ミニPC用に購入ですよ~w