こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。2018年の歳末特集、「今年使ってみて、とっても気に入ったガジェット」の第2回目は私が担当です。この記事を書くにあたり「そういえば今年は全然買い物をしていない」ということに気づきました。いや正確には少し買い物をしているのですが、「ウインタブに実機レビュー記事が掲載されていない」という時点でお察しください。先日レビューした「LOFREEの電卓」のように、たとえ安価のものであっても、私が「面白い!」と感じたものはウインタブで記事化されています。
したがって、それらの購入品は「とっても気に入ったガジェット」には到底入らない、ということです。さて、困った…。
なぜほとんど買い物をしなかったか、というと「子どもたちの教育費で強烈にお金がかかり(自分の人生でMAXレベル)、自由に買い物をするような余裕もないし、そんな気持ちにもなれなかった」というのがあります。まあ、これはサイト運営には関係ないんで、読者には全然どうでもいい話ですね。ただ、「子供さんがいる人は、幼児のうちからしっかりお金を積み立てしておいたほうがいいですよ」というアドバイスだけはさせてくださいw
でも、国内外のメーカーさんとか通販サイトさんから非常に多くの実機をお借りしたり、提供いただいたりしたので、例年以上に多くのガジェットに触れることはできました。なので、それらの製品もふくめ「気に入ったもの」をいくつか紹介させていただきます。一部「パソコンそのものをガジェットって言うの?」とか「いやこれガジェットって言わないでしょ?」というご指摘をいただきそうなものも含まれますが、歳末特集なんで大目に見てください…。
目次
1.ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E
※15.6インチの高性能ゲーミングノート
2018年もたくさんのドスパラ製品をレビューさせてもらいました。ゲーミングノート、スタンダードノート、モバイルノートと、基本的にドスパラの「非デスクトップPC」はほぼ全機種レビューさせてもらっていると思います。
その中で私が最も気に入った製品がこれです。Coffee LakeのCore i7-8750HとGeForce GTX1060を搭載する高性能ゲーミングノートなのですが、私はゲーマーではなく、むしろ「低スペック機愛好家」でして、個人的な嗜好だと、イマイチこの製品とは合わないかもしれません。
しかし、性能云々よりも、この製品のパッケージングが素晴らしかったんですよね。ゲーミングノートとは思えないスリムな筐体、(GALLERIAは一般的にみな同じ傾向にあるのですが)サラッとしていてくどさを感じないシンプルなデザインがまず気に入りました。そしてキーボードがめちゃめちゃ気持ちよかったんですよね!
ゲーミングノートらしくRGB(ウインタブで言うレインボーカラー)のバックライトが装備されていますが、配色は自由にカスタマイズできます。それと、このキーボード「光学式スイッチ」を採用していて、限りなく青軸メカニカルに近い打鍵感だったんです。
この製品はメインPCとして欲しいと思いましたね。ウインタブ関連の作業に使う場合、明らかにオーバースペックになりますが、ゲーミングノートの実機レビューなどで検証機として比較対象に使えますし、それにもまして、「普通に使っていて気持ちがいい」というのが大きいです。つまり、「スタンダードノートとして使いたい」と思いました。ウインタブ読者の多くはゲーマーではないと思います。でも、この製品はゲーミングノートという切り口でなくともすごく魅力的です!
ドスパラ製品ページ:GALLERIA GCF1060GF-E
ウインタブ実機レビュー:ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E レビュー - 15.6インチでコンパクトサイズのゲーミングノート、もちろんCoffee Lake搭載(実機レビュー)
※なお、この製品は後日ディスプレイのリフレッシュレートが144 Hzにスペックアップし、そちらはtakumiさんが実機レビューしています。
2.富士通 LIFEBOOK WU2/B3(UHシリーズ)
※13.3インチの超軽量モバイルノート
モバイルノートに関しても魅力的な製品をたくさんレビューさせてもらいました。ただ、「伝統大手メーカー(NEC、富士通、東芝など)のPCに勢いあり」ということを実感させられた1年でもあったと思います。このLIFEBOOK WU2/B3というのは12月時点ではすでに旧モデルでして、最新モデルの「WU2/C3(UHシリーズ)」はなんと698 gという、13.3インチとしてはありえない軽量化を実現しています。
メーカーの意地と誇りをかけて軽量化したというのは高く評価できますが、それ以上に驚いたこともありました。この製品は筐体の強度も入出力ポートの数も形状も、まったく犠牲にしていないんです。USBやHDMIはフル規格ですし、有線LANポートまでついてます。なので、「クラス最軽量」ではありますが、厚みは15.5 mmと、そこそこはあります。よくあるのが薄さを追求するあまりに入出力ポートがUSB Type-Cだけになったりとかのパターンですが、富士通はそういうことはしてないです。
この製品は「元気な伝統大手メーカー」を象徴するような製品だと言えますが、東芝とかNECの製品もいくつかレビューしてみて、「安心の高品質」であることはもちろん、そもそも製品としての魅力が大きいことが確認できましたし、これら大手メーカーの運営する直販サイトを覗いてみると、会員価格だとかクーポン価格が設定されていて、外資系のLenovoとかHPとかDELLに全く劣らないくらいの価格競争力があるということもわかります。PCの購入を検討している人は、このLIFEBOOKはもちろん、国内の大手メーカーの直販サイトもチェックしてみることをおすすめします。
ウインタブ実機レビュー:富士通 LIFEBOOK WU2/B3(UHシリーズ)の実機レビュー - 世界最軽量の13.3インチは富士通製!デザインも性能もプレミアム!
最新モデル紹介記事:富士通 LIFEBOOK UH(WU2/C3)- なんと698 g!軽量ボディのスペシャリストがさらにレベルアップ!13.3インチモバイルノート
富士通製品ページ:LIFEBOOK UHシリーズ
3.SoundPEATS Truengine
※完全ワイヤレスイヤホン
2018年はAmazonで人気のSoundPEATS製のイヤホンを合計で5台レビューさせてもらいました(うち1台は壁さんがレビューしています)。その中で私が継続使用させてもらっているのがこのTruengineです。今流行りの、というと笑われるかもしれませんが、コードのない、左右のユニットが完全に独立した形状で、スマホやPCとはBluetoothで接続します。
私がレビューした4台のSoundPEATS製品はいずれも音質面で高く評価できるものでしたが、Truengineは低音の再現力が非常に強く、人によっては不自然に感じられるくらいの重低音が楽しめます。ウインタブの記事によく出てくる音楽ジャンルといえば「ジュリアナ東京」で、ジュリアナ系の音楽にはピッタリだと思います。私はもともとあまり音楽鑑賞をするほうではありませんが、Spotify Premiumの「3カ月で100円」キャンペーンを利用中なので、最近は毎日楽しく音楽を聴かせてもらっています。
Amazon製品ページ:SoundPEATS(サウンドピーツ) Truengine Bluetooth イヤホン
ウインタブ実機レビュー:SoundPEATS Truengine レビュー - デュアルドライバー採用の完全ワイヤレスイヤホン、低音にパンチあり(実機レビュー)
4.Koogeek EMS マッサージャー
※スマホで操作する超小型マッサージ機
実はこれが一番気に入ったかもしれない…。ウインタブの本流とは違う気がするけど。日頃PCと向き合う時間が長い人なら誰しも感じるであろう首や肩のコリ。私もその一人です。この製品は超小型のマッサージ機で、2つのユニットを直接肌に密着させて使います。操作はスマホのアプリから。
医学的な効能はわかりません。しかし半端なく強烈な刺激を与えてくれます。なので、コリがほぐれるのかどうかについては言及できませんが、少なくとも気分転換・ストレス解消の効果は大だと思います。また、12月16日現在のAmazonでの価格も3,699円と比較的安価で、ウインタブの実機レビュー記事の締めにも「凝りに悩んでいる人は買ってみたほうがいいと思います」と書きました。私は実機レビュー記事で「買ったほうがいい」ということはめったに書きません。それは読者が記事を読んで判断すべきことだからです。でも、この製品に限っては「話が別」でしたね。それくらい感動しました。
現在でも、毎日は使っていませんが、デスクに置いておいて疲れが溜まってイライラしたりするときに使っています。一時的かもしれないですけどストレスを忘れられます。
ウインタブ実機レビュー:Koogeek EMS マッサージャー レビュー - コンパクトで低価格なのに強烈な刺激!スマホで操作するポータブルなマッサージ機(実機レビュー)
Amazon製品ページ:Koogeek EMS マッサージャー
5.Under-The-Jack Pack
※超薄型バックパック(リュックサック)
これはガジェットとは言わんでしょうね…。クラウドファンディング「Kibidango」で注文しました。超薄型のバックパックで、「ノートパソコンと書類をちょっとだけ」でいっぱいになってしまうくらいのサイズ感です。マウスすらも大型のものを入れてしまうと型崩れしてしまうくらいです。
ただこれ、私の活動パターンには非常に合ってまして、メーカーの製品発表会とかイベントとかにも必ずこれを背負っていきます。最近は街なかでも「スーツにリュック」という人をよく見かけますが、テーラードジャケットに合わせてもそれほど違和感がありません。展示会の受付をするときだけ背負わずに手に持つようにすれば大丈夫です(と、自分だけが思っているのかもしれませんけど)。
購入するときは正直なところ実用性に不安を感じましたし、こんな薄型のリュックを背負って街に出るのも気恥ずかしいなあ、と思ったものの、いまではもう私にとって手放せないくらいに頼もしい存在になりました。
ウインタブ実機レビュー:Under-The-Jack Pack レビュー - 超薄型のバックパックが届いたのでレビューします(実機レビュー)
Kibidango製品ページ:入らないものは置いていこう。究極のミニマルバックパック