MSI Stealth 16 Mercedes-AMG Motorsport A13V － メルセデスAMGとコラボしたハイスペックノート。でも私はスバリスト

MSIがCOMPUTEX TAIPEI 2023にあわせ、ノートPCのニューモデル「Stealth 16 Mercedes-AMG Motorsport A13V」を発表しました。製品名を見ればすぐわかってしまいますが、メルセデスAMGとのコラボモデルです。

実は私、この製品とは「ニアミス」だったんですw COMPUTEX会場でMSIのブースを訪問したまさにその時、別会場で発表会が開かれていて、会場ではご覧の通り「もうすぐ実機が展示されるよ！」という状態でした。MSI Japanの方から事前に「台北に来られるんなら発表会も見ますか？」と言っていただいたのですが、あいにくスケジュールが合わず、発表会に参加することはできませんでした。

…なんか悔しい…、ということで、日本発売が決まっている製品ではないのですが、どうしても読者にご紹介したくて記事を書いています。

1.スペック

スペック表

※グローバル版のスペック表です。日本での発売時には異なるスペックになる可能性があります。

コメント

すでに国内でも販売中のStealth 16 Studio A13Vとは外装が異なるのみ…と思いましたが、実はスペックも結構違っています。グローバル発表されたモデルのOSはWindows 11 HomeのみでPro版はなく、CPUはCore i9-13900Hのみが設定されています。一方でGPUは既存モデルには設定のないGeForce RTX4050もあります。

RAMとSSDの容量は公表されていません。既存モデルがRAM32GB/64GB、1TB/2TB SSDというラインナップなので、おそらくそれに近い容量になると思います。

メルセデスAMGモデルが既存モデルと最も大きく異なるのがディスプレイの仕様です。既存モデルは2,560×1,600解像度のリフレッシュレート240Hz、3,840 × 2,400解像度のリフレッシュレート120Hzの2種類ですが、メルセデスAMGモデルは3,840 × 2,400解像度、リフレッシュレート60Hzで「有機EL」です。

GPUにRTX4050の設定があり、ディスプレイはリフレッシュレートが低く、そのかわり発色品質の高い4K有機ELということで「より強くクリエイターを意識した」製品、ということが言えると思います。

2.筐体

筐体のあちこちにメルセデスAMGのロゴが配されています。この画像だと下部ベゼルのロゴがMSIとメルセデスAMGのダブルネームになっていますね。

天板です。ここもロゴはダブルネーム。筐体色は「Selenite Gray」といい、メルセデスベンツで使われている色と同じ色名です。

上部ベゼル・Webカメラ付近

前面にもAMGロゴ

専用デザインのスペースキー

筐体の細部にも様々な趣向が凝らされています。

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コラボモデルのお楽しみ、と言いますか、専用の化粧箱や同梱品もご覧の通り豊富です。

3.価格など

MSI Stealth 16 Mercedes-AMG Motorsport A13Vの日本発売や価格については現時点で明らかになっていません。しかし既存モデル（ベースモデル）が40万円以上しますので、それ以上（50万円台？）にはなりそうですね。

ここまで記事を書いてみたんですけど、個人的にこの製品が欲しいかと聞かれれば「いや…」と答えます。私メルセデス・ベンツやAMGには興味がないし、興味があったとしても購入するのは無理だと思います。MSIが「（私が長年愛用している）スバルとのコラボPC」を出してくれるのなら飛びつくかもしれませんけど…。

こういう人は多いんじゃないでしょうか？メルセデスAMGに乗っている人、これから購入しようと思っている人、あるいはモータースポーツに関心のある人じゃないと、ちょっとねえ…。

4.関連リンク

Stealth 16 Mercedes-AMG Motorsport A13V：MSIグローバルサイト