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MSI Prestige 15 A12U - Alder Lake-PとGeForce RTX3050Ti、4Kディスプレイ搭載の15.6インチビジネス・クリエイターノート、2TB SSDモデルも追加されました

MSI Prestige 15 A12U
MSIがビジネス・クリエイターノートの「Prestige 15 A12U」にバリエーションモデルを追加しました。ウインタブではこの製品の紹介記事をまだ掲載していなかったので、改めて全てのバリエーションモデルについてご説明します。Prestige 15の旧モデルはウインタブでも実機レビューをしていますが、「『ビジネス』を謳いつつもGeForce搭載」の高性能な製品です。

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なお、この製品は筐体サイズが旧モデルから変更になっていません(ただし、ディテールは異なります)ので、筐体品質等については下記の実機レビュー記事もご参照ください。
MSI Prestige 15 A11の実機レビュー ー GeForce GTX1650Ti搭載で軽量なビジネス・クリエイターノートPC

1.Prestige 15 A12U スペック

スペック表

  Prestige 15 A12U
OS Windows 11 Pro
CPU Intel Core i7-1280P
外部GPU NVIDIA GeForce RTX3050Ti Laptop
RAM 32GB(オンボード)
ストレージ 1TB/2TB M.2 NVMe SSD
M.2 NVMe(PCI-e Gen3) 専用空きスロット×1
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ(3,840 x 2,160)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)x 2、USB3.2 Gen2 x 2、HDMI、microSDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(92万画素)顔認証対応
バッテリー 82Whr/5,280mAh(最大9時間)
サイズ 356.8 x 233.7 x 18.9 mm
重量 1.69 kg

バリエーションモデル

Prestige-15-A12UD-089JP:1TB SSD
Prestige-15-A12UD-096JP:2TB SSD(今回追加)

コメント

OSはPro版のみ、CPUは第12世代(Alder Lake)のバランスタイプ、Core i7-1280Pです。この型番は14コア20スレッドで、最近の他社ニューモデルでよく見かけるCore i7-1260P(12コア16スレッド)とは名称がよく似ていますが、パフォーマンスは全然違います。Passmarkが公表しているベンチマークスコアだと1280Pが19,888、1260Pが16,741となっています(6月23日現在)。

RAMは32GB、ストレージは1TB/2TBと大容量で、ディスプレイは4K解像度です。

MSI Prestige 15 A12U
また、このディスプレイは解像度が高いだけでなく100% Adobe RGBなど高い発色品質を備えていますので、CPUやRAM/ストレージ容量と合わせ、クリエイターのニーズにも応えられる仕様と言えるでしょう。ただし、リフレッシュレートは標準的な60Hzにとどまります。

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入出力ポート構成や筐体サイズは旧モデルから変わっていません。合計で4つのUSBポート(うち2つはThunderbolt 4)にHDMI、microSDカードリーダーを装備しています。

2.Prestige 15 A12U 筐体

MSI Prestige 15 A12U
筐体は「基本的に」変わっていないと思われます。15.6インチサイズで横幅が356.8 mmと小さく、重量もスペックから見てかなり軽いほうだと思います。

MSI Prestige 15 A12U
天板です。Prestige 15 A12Uの筐体色は「カーボングレイ」のみです。海外版だと「アーバンシルバー」という、ちょっと淡い色味も用意されていますが、現時点で日本版にこの色の設定はありません。

なお、旧モデルは筐体のエッジ部分が「ブルーに輝く」ダイヤモンドカット加工が施されていましたが、このニューモデルの画像を見る限り、その加工が廃止されたようで、少し落ち着いた雰囲気になりました。

MSI Prestige 15 A12U
キーボードです。この画像は海外版のもので、筐体色が日本版と異なるほか、英語配列になっています。日本版は「シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード」です。15.6インチサイズながらテンキーがない、という点は注意が必要です(ただし、テンキーレスが悪い、ということではありません。文字入力がメインならテンキーレス、数値入力が多いならテンキー付きのほうが使いやすいでしょう)。

また、画像にあるように、この製品のタッチパッドは面積が大きく、「Silky Smooth タッチパッド」という、非常に手触りのいいものになっています。

MSI Prestige 15 A12U

クリックで拡大します

側面と入出力ポートの配置です。旧モデルから変更はありません。

3.Prestige 15 A12U 価格など

MSI Prestige 15 A12Uはストレージ1TBモデルがパソコンSHOPアークなどのMSI認定サポート店などで販売中、ストレージ2TBモデルはMSIストア限定販売で、発売日は7月5日、すでに予約販売がスタートしています。6月24日現在の価格は下記のとおりです。

Prestige-15-A12UD-089JP(1TB SSD):259,800円
Prestige-15-A12UD-096JP(2TB SSD):269,800円
※税込み価格
※1TBモデルはパソコンSHOPアーク、2TBモデルはMSIストアのもの

あくまで旧モデルをレビューした感想ですが、この筐体は冷却性能が高くなく、長時間のゲームプレイにはあまり向かない印象があります。また、ディスプレイのリフレッシュレートも60Hzなので、ゲーム用ということであればStealth 15Mのほうが向くように思います。4Kの高品質ディスプレイを活かしたクリエイティブワークやビジネス利用に適した製品です。

4.関連リンク

Prestige 15 A12U:MSI公式サイト 製品紹介
Prestige-15-A12UD-089JP(1TB):パソコンSHOPアーク
Prestige-15-A12UD-096JP(2TB):MSIストア

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