MSI Prestige 15 A11の実機レビュー ー GeForce GTX1650Ti搭載で軽量なビジネス・クリエイターノートPC

 MSI Prestige 15 A11 実機レビュー
こんにちは、かのあゆです。MSIより第11世代Core i7(”Tiger Lake”)を搭載する最新ビジネス・クリエイターノート「Prestige 15 A11」をお借りしたので実機レビューしたいと思います。この製品はGPUにNVIDIA GeForce MX450もしくはNVIDIA GeForce GTX1650Ti MAX-Qを搭載しており、ゲーミングノートという立ち位置ではないものの3Dゲームも楽しめそうなスペックです。また外部GPU搭載モデルでありながらモバイルできる軽さを実現しているのも魅力の一つです。

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個人的にMSI製PCをレビューするのは初めてであることや、Tiger Lake世代のノートPCを一度触れてみたかったこともあり楽しみながら実機レビューを行うことができました。

1.スペック

スペック表

  MSI Prestige 15 A11
OS Windows 10 Home / Pro
CPU Intel Core i7-1185G7
外部GPU NVIDIA GeForce MX450
NVIDIA GeForce GTX1650Ti MAX-Q
RAM 16GB/32GB/64GB
ストレージ 512GB/1TB PCIe-NVMe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)
15.6インチIPS(3,840 x 2,160)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 Thunderbolt 4 Type-C x 2、USB 3.2 Type-A x 2、HDMI、LAN(RJ45)、HDMI、3.5 mmイヤホンジャック
カメラ Webカメラ(92万画素)
バッテリー 稼働時間 約16時間
サイズ 356.8 x 233.7 x 16.9 mm
重量 1.69 kg

バリエーション

Core i7-1185G7/32GB/512GB/MX450 139,800円
Core i7-1185G7/16GB/512GB/GTX1650Ti MAX-Q 197,800円(レビュー機)
Core i7-1185G7/32GB/1TB/GTX1650Ti MAX-Q 228,800円
Core i7-1185G7/64GB/1TB/GTX1650Ti MAX-Q 264,800円
※税込み価格
※RAM 64GBモデルはMSIストア限定販売
※GeForce MX450搭載モデルのみWindows 10 Home、GeForce GTX1650Ti MAX-Q搭載モデルはWindows 10 Pro

日本国内で正式投入されたPrestige 15 A11の構成は比較的シンプルで、CPUは最新の第11世代(Tiger Lake)のCore i7-1185G7です。発売当初はNVIDIA GeForce GTX1650Ti MAX-Q搭載モデルのみ設定されていましたが、2021年3月25日にはより購入しやすい価格設定のNVIDIA GeForce MX450搭載モデルもMSIストア限定で追加されています。GPUの性能は上位モデルに搭載されているGTX1650Ti MAX-Qよりも控えめではあるものの、ライトなゲームをプレイするのであればこちらでも十分かもしれません。廉価構成とはいえ、RAMが32GBとなっている点もうれしいポイントです。OSはMX450搭載モデルのみ「Windows 10 Home」で、GTX1650Ti MAX-Q搭載モデルは「Windows 10 Pro」がプリインストールされています。

ポイント

●最新の第11世代Core i7とGeForce MX450/GTX1650Ti MAX-Qを搭載
●外部GPUを搭載しつつ1.69kgという軽さを実現
●「MIL-STD-810G」準拠の高い耐久性

コメント

MSI Prestageシリーズは位置づけとしてはビジネス・クリエイター向けノートで、NVIDIA GeForce MX450/GTX1650Ti MAX-Qを外部GPUとして採用しているため、ゲームも楽しめそうな高性能マシンです。

外部GPUを搭載するノートは重量が重くなりがちですが、Prestige 15では15.6インチサイズで1.69gに抑えられており「時々モバイル」くらいの使い方は十分可能と思われます。またスタイリッシュな筐体を採用しながらMIL-STD-810G準拠の高い耐久性を持ち合わせています。

2.筐体と使用感

同梱物

同梱物

同梱物はわりとシンプルで、マニュアルなどのペーパー類、ACアダプター電源ケーブルが付属します。

天板と底面

天板

筐体色は「カーボングレイ」と「アーバンシルバー」の2色展開ですが、今回MSIからお借りしたPrestige 15 A11の筐体色は「カーボングレイ」です。落ち着いた色合いなので、プライベートはもちろんのこと、ビジネスシーンでも違和感なく使っていけそうです。天板には新デザインとなった「MSI」ロゴが配置されています。

底面

底面は排気口とスピーカーが配置されています。

側面

左側面

右側面にはMicroSDカードスロット、USB 3.0 Type-A x 2があります。

右側面

左側面にはUSB-C x 2、HDMI、イヤホンジャック。

側面に用意されているポート類はUSB-C x 2、USB 3.0 Type-A x 2となっており、必要十分な数は確保されています。ただしイーサネットポート(RJ45)は搭載されていないため、有線ネットワークに接続するには別途USBイーサネットアダプターを準備する必要があります。

キーボードとスピーカー

キーボード

キーボードです。タッチパッド左上には指紋認証センサーがあります。この画像はクリックで拡大します。

キーボード

キーボードにはバックライトが内蔵されています。

キーピッチ約は実寸で約19 mmと標準的な広さを確保しています。キーストロークは約1.5 mmです。配列に関しては「DELETE」キーが電源ボタンの下に配置されている関係でやや戸惑うものの、それ以外は癖のない配列となっており、打鍵感も良好です。

キーボードバックライトも内蔵されていますが、Prestige 15はゲーミングノートではないので、バックライトの色は白一色となっています。ゲーミングノートのように派手に光るというわけではありませんが、その分オフィスなどでも違和感がありません。

nahimic

(クリックで拡大します)

音響アプリとして「Nahimic」がプリインストールされており、こちらから「音楽」「映画」「コミュニケーション」「ゲーム」の4種類のプリセットから最適なサウンド設定を切り替えられるようになっています。もちろんイコライザーなどの設定は手動で変更することも可能で、バーチャルサラウンド機能も利用可能です。

スピーカーはステレオ出力で、底面に内蔵されています。自宅でメイン機として使用しているThinkPad E495やモバイル機として使用しているMicrosoft Surface Pro 4などと比較すると音質に関してはクリアなのですが、ボリュームを100%にあげても音量がやや小さめな点は少し気になりました。ただ作業をしながらSpotifyなどで配信されている音楽を流し聞きする分には十分「聞ける」音質です。

ディスプレイなど

前面

正面から見たところ。ベゼルも狭く、スタイリッシュな見た目です。

ディスプレイ

ディスプレイはノングレアタイプ。

Prestige 15のディスプレイサイズは15.6インチです。今回のレビュー機は2Kや4Kではなく、FHD(1,920 x 1,080)解像度と「標準的」ですが、sRGB相当の色域に対応しているため、画質は満足できるものになっています。64GB RAMを搭載する上位モデルではAdobe RGB準拠の色域に対応する4Kディスプレイを搭載しているため、より高解像度のディスプレイを選択したいのであればこちらを選択するのがいいでしょう。

MSI TrueColor

(クリックで拡大します。)

また設定ユーティリティとして「MSI True Color」がプリインストールされており、表示色や輝度、色温度設定などを細かく調整可能です。

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ヒンジ開口

ヒンジは水平位置(180度)まで開口可能です。少人数でのビジネスミーティングなどでは便利な構造です。

バッテリー

いつも通りバッテリーのベンチマークはフリーソフトの「BBench」を使用し、

10秒ごとにキーストローク送信
60秒ごとにWEBブラウザでWEB巡回

という設定でフル充電の状態から自動的にWindowsがシャットダウンされるまで放置したところ、4時間でバッテリー残量2%まで使い切る状態になっていました。メーカーが発表している最大16時間(JEITA 2.0測定値)はさすがに厳しかったものの、Prestige 15が外部GPU搭載モデルであることを踏まえるとバッテリーの持ちに関しては「わりと優秀」と感じました。

筐体と使用感まとめ

コロナ渦であることや、メーカーからお借りしているレビュー機ということもあり、レビュー期間中積極的に外に持ち出して使うことはできませんでしたが、テストの一環として、リュックに入れて職場に持ち込んでみましたが、特に重くて大変という感じではありませんでした。

バッテリー稼働時間も長く、MIL-STD-810G準拠の耐久性能を備えていることもあり、据え置きだけでなく高性能モバイルノートとしても魅力的な一台に仕上がっていると感じました。

また地味に便利だと感じたのがWindows標準の回復(リカバリー)機能だけではなく、専用のリカバリー領域が割り当てられているので真の意味で工場出荷時の状態にリカバリできるのは個人的にはありがたく感じられました。Windows 8以降、OS標準でリカバリー機能が備わるようになっており、大手メーカーでもWindows標準機能を採用しているところが増えてきていますが、Windows Updateが適用される関係で「真の意味での」工場出荷時の状態には戻せません。 MSIのようにリカバリー領域を割り当てている場合、万が一OSの大型アップデートに失敗してしまうようなことがあっても安心できます。なお出荷時期によって搭載されているWindows 10のバージョンは異なるかと思われますが、今回のレビュー機では2020年4月にリリースされた「Version 2004(20H1)」が適用済みとなっていました。

3.性能テスト

グラフィック

3DMark

参考1(外部GPU搭載機):
Lenovo Legion Y7000(i7-9750H):3,722、8,164
ドスパラ GALLERIA GR1650TGF-T(Ryzen 5 4600H)(注1):3,690、9,009
ドスパラ GALLERIA GCR1650GF7(i7-9750H):3,686、8,290
ASUS TUF Gaming A15(Ryzen5 4600H):3,637、8,779
ドスパラ GALLERIA GCR1650GF(i5-9300H):3,627、8,240
MSI GF63 Thin(i7-10750H)(注1):3,530、8,372
ASUS TUF Gaming FX505DT(Ryzen5 3550H):3,441、8,036
MSI Prestige 15(i7-10710U)(注2):3,286、7,326
Microsoft Surface Book 3(i7-1065G7、)(注2):3,144、6,958
MSI Prestige 14(i7-10710U、Max-Q)(注2):3,111、6,973
ASUS ZenBook 15 UX534FT(i7-8565U):2,988、6,789
※左からTime Spy、Fire Strikeのスコア
※GPUがGTX1650のもの
※(注1)GTX1650Tiを搭載
※(注2)GTX1650 Max-Qを搭載

参考2(外部GPU非搭載機):
ONE-NETBOOK OneGx1 Pro(Core i7-1160G7) 4,349
Lenovo Yoga Slim 750i Carbon(Core i7-1165G7):3,419
ASUS VivoBook S15 K513EA(Core i7-1165G7):3,304
ASUS VivoBook S15 S533EA(Core i7-1165G7):3,296
Lenovo IdeaPad Flex 550(Ryzen 7 4700U): 3,255
ASUS ZenBook 13 UX325EA(Core i7-1165G7):3,184
MINISFORUM EliteMini X400(Ryzen 5 PRO 4650G):3,012
ASUS ZenBook 14 UM4125IA(Ryzen 7 4700U):2,925
ASUS VivoBook S15 M533IA(Ryzen 7 4700U):2,834
※FireStrikeのスコア

グラフィック性能を測定する3D Markのスコアです。ここでは外部GPU搭載PCと非搭載PCの過去データを参考値として掲載しています。なお、SkyDiverについてはサポートが終了していますので、計測のみ行い、比較はしません。

スコアのほう、GTX1650Ti Max-Q搭載機としては妥当な水準だと思います。以前レビューした旧モデルのPresige 15よりも若干高めのスコアになっているのは、搭載CPUが第10世代から第11世代に、GPUがGTX1650 Max-QからGTX1650Ti Max-Qになった、というのが理由かと思います。また、FireSrtikeのデータのみの比較となりますが、外部GPU非搭載機とは歴然たる差になっているのがわかります。

実際にエレクトロニック・アーツがリリースしている人気FPS「APEX Legends」で実際に3Dゲームを楽しめるのか確認してみました。GTXTi 1650 MAX-Qではデフォルト設定で60fps出ており、高画質設定でもプレイできますが、起動から30分程度でPrestige 15 A11本体に熱がこもり、フレームレートが落ちる箇所が見られる点が気になりました。

Prestige 15 A11では外部GPUとは別に内蔵GPUとしてIntel Xe Graphicsも搭載されており、GeForce搭載機の場合「NVIDIA設定」、あるいはWindowsの設定にある切り替えメニューより優先するGPUを変更することも可能となっているので内蔵GPUでも一通りプレイしてみました。こちらはさすがにフルHDでも各種グラフィック設定を最低に落とさないと厳しいものの、最低設定であれば60fps出ており内蔵GPUでも十分「APEX Legends」を楽しむことができそうです。内蔵GPUの方がバッテリーの消費に関しては抑えられるので、自宅でプレイする場合はGeForce GTX1650Ti MAX-Qに、外出先でプレイする場合はIntel Xe Graphicsに切り替えて使うと良さそうです。

CPU

PCMark 10

(クリックで拡大します。)

参考:
ASUS TUF Gaming A17(Ryzen 7 5800H、RTX3070):6,744
ASUS ROG FLOW X13(Ryzen9 5900HS、RTX3080):6,544
HP OMEN X 2S 15(i9-9880H、RTX2080 Max-Q):6,447
ASUS TUF Dash F15(i7-11370H、RTX3070):6,225
Lenovo Legion Y740(17)(Core i7-9750H、RTX2080Max-Q):6,151
MSI GE66 RAIDER(i7-10875H、RTX2070):6,081
ASUS ROG Strix SCAR 15 G532LWS(i9-10980HK、RTX2070SUPER):6,023
ASUS ROG Zephyrus G14(Ryzen 9 4900HS、RTX2060 Max-Q):5,852
Lenovo Legion Y740(15)(Core i7-9750H、RTX2070 Max-Q):5,830
MSI GS66 Stealth(i9-10980HK、RTX3080):5,763
ASUS ZenBook Pro Duo UX581GV(Core i9-9980HK、RTX2060):5,727
MSI Bravo 15(Ryzen 5 4600H、Radeon RX5300M):5,635
Lenovo Legion Y7000(Core i7-9750H、GTX1650):5,618
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC-G(Core i7-9750H、GTX1660Ti):5,573
ASUS ROG Zephyrus S GX502GV(Core i7-9750H、RTX2060):5,506
ドスパラ GALLERIA GCR2070RNF(Core i7-9750H、RTX2070):5,505
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060):5,401
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060):5,328
MINISFORUM EliteMini X400(Ryzen 5 PRO 4650G):5,304
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070):5,122
ASUS ZenBook 14 UM4125IA(Ryzen 7 4700U):5,014
MSI GF75 Thin(Core i7-8750H、GTX1050Ti):5,009
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060):4,976
ASUS VivoBook S15 M533IA(Ryzen 7 4700U):4,975
Lenovo IdeaPad Flex 550(Ryzen 7 4700U):4,971
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060):4,906
ASUS VivoBook S15 K513EA(Core i7-1165G7): 4,899
ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-E(Core i7-8750H、RTX2070): 4,893
ASUS VivoBook S15 S533EA(Core i7-1165G7):4,804
HP ENVY x360 15(Ryzen 5 4500U) :4,738
Lenovo Yoga 650(Ryzen 5 4500U):4,722
ASUS ZenBook 15 UX534FT(Core i7-8565U、GTX1650):4,709
HP ENVY x360 13(Ryzen 5 4500U) : 4,678
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti):4,545
ASUS ZenBook 13 UX325EA(Core i7-1165G7):4,526
ONE-NETBOOK OneGx1 Pro(Core i7-1160G7):4,522
※ROG FLOW X13はXG Mobile接続時のもの

ビデオチャットやオフィスソフトなどのビジネス利用や、動画編集や画像編集などのクリエイティブな作業を前提にしたベンチマークを実施する「PCMark 10」でのベンチマークスコアです。5,000点オーバーという高いスコアをマークしました。動画編集や画像編集、3DCGのレンダリングの性能を計測する「Digital Contents Creation」の数値も高くなっているので、本格的な動画編集や画像編集なども快適にこなすことができそうです。

Cinebench

参考:
ASUS ROG FLOW X13(Ryzen9 5900HS):1,459、12,046
ASUS TUF Gaming A17(Ryzen7 5800H):1,440、13,057
ASUS TUF Dash F15(Core i7-11370H):1,550、7,073
ONE-NETBOOK OneGx1 Pro(Core i7-1160G7):1,396、4,482
ASUS VivoBook S15 K513EA(Core i7-1165G7):1,342、5,788
Lenovo Yoga Slim 750i Carbon(Core i7-1165G7):1,227、3,363
Lenovo IdeaPad Slim 750i(Core i7-1065G7):1,183、4,174
Lenovo IdeaPad Flex 550 14(Ryzen 7 4700U):1,140、6,710
MSI Modern 15 A10RBS-600JP(Core i7-10510U):1,136、3,249
MSI GP65 Leopard(Core i7-9750H):1,077、5,999
ASUS ZenBook 14(Core i5-8265U):1,023、3,691
Microsoft Surface Laptop Go(Core i5-1035G1):1,006、3,559
MINISFORUM U820(Core i5-8259U):816、2,974
HP Pavilion x360(Core i5-7200U):790、1,740
※左から順にシングルコア、マルチコアのスコア

CPUそのものの性能を計測する「CINEBENCH 23」での計測結果です。マルチコアの性能に関しては圧倒的な数値を計測している第3世代Ryzen 9 5900HS/Ryzen 7 5800Hはもちろんのこと、同じ第11世代の通常電圧版CPUであるCore i7-11370Hにも届かないものの、低電圧版CPUとしては高い性能を計測しています。シングルコアの性能に関してはRyzen 7 5800Hのスコアと比較すると若干差はあるもの、十分な性能です。

発熱とファン音

発熱に関してはWEBブラウジングなど、負荷がかからない作業を行っている最中は特に気になることはありませんでした。ただし「APEX Legends」や「Need For Speed Heat」といった3Dゲームのプレイ時は短時間で発熱し、フレームレートが落ちてしまう場面も見受けられました。ファン音もかなり大きめです。

この機種の用途を考えるとあまり3Dゲームを長時間プレイすることを前提に設計されていないのかもしれませんが、夏場にかけてより気温が暑くなることを考えるとゲームも楽しむのであれば別途ノートPC用の冷却ファンを併用するといいかもしれません。

その他

SSD

(クリックで拡大します。)

Prestige 15 A11では従来のPCIe Gen3規格よりも高速となるPCIe Gen4規格のNVMe SSDが標準で搭載されています。読み込み速度は圧倒的に高速なので、データ容量が大きい3Dゲームのロード時間も高速でストレスを感じることはありませんでした。

性能テストまとめ

3Dゲームのプレイ時に熱がこもりやすく、フレームレートが落ちてしまう場面が見受けられる点は残念に感じられたものの、第11世代Core i7の基本性能が高いこともあってそれ以外のパフォーマンスは高く、Microsoft Officeといったビジネスアプリの利用などはもちろんのこと、本格的な動画編集や画像編集なども快適にこなせる性能を備えています。

今回レビューしたPrestige 15 A11はRAM 16GBモデルですが、上位モデルは64GB搭載するモデルも用意されており、一番安価に購入できるGeForce MX450モデルでもRAM 32GB搭載されているのでメインPCとしても長く使っていけると思います。

4.まとめ

LG Prestige 15 A11はMSI公式オンラインストア、ビックカメラ、アプライド、Amazon.co.jpなどで販売中となっており、価格は以下の通りです。

Core i7-1185G7/32GB/512GB/MX450 139,800円
Core i7-1185G7/16GB/512GB/GTX1650Ti MAX-Q 197,800円
Core i7-1185G7/32GB/1TB/GTX1650Ti MAX-Q 228,800円
Core i7-1185G7/64GB/1TB/GTX1650 MAX-Q 264,800円
※税込み価格
※RAM 64GBモデルはMSIストア限定販売

コードネーム「Tiger Lake」という名称で知られる第11世代Core i7搭載機は内蔵GPUが以前のIntel UHD GraphicsやIntel Iris Graphicsより大幅強化されたこともあり、以前からこの製品を試してみたかったのですが、CPU性能、内蔵GPU性能ともに期待以上で個人的にもメインPCとして乗り換えたくなってしまいました。かのあゆの使い方であればGeForce GTX1650Ti Max-QではなくGeForce MX450でも十分なのですが、MX450であれば筐体デザインや搭載CPUの仕様はそのまま、RAMも32GB搭載しながら14万で購入できるのは魅力的です。

GTX1650Ti搭載機ということで、ついゲーミング性能にも期待してしまいましたが、もともとゲーミングPCとして作られているわけではないので、発熱性能が十分でなく、長時間APEX Legendsなどの3Dゲームを楽しむには若干厳しめでした。 ただし、本来の立ち位置である「ビジネス・クリエイターノート」としては筐体デザイン、性能ともに素晴らしい品質であると評価します。

5.関連リンク

MSI Prestige 15 A11:MSI Japan
Prestigeシリーズ(Tiger Lake搭載):MSI公式ストア
Prestige 15 A11:PCショップアーク

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