MSIの公式ネットショップ「MSIストア」には「ストア限定モデル」というのがたくさんあります。どちらかと言うと「製品シリーズ中のハイエンドモデル」がストア限定になっていることが多いようです。ウインタブでもちょくちょくMSIストアを「セールやってないかなあ」と思いつつチェックしているのですが、「ありました」。正確に言うと「セール」という名前ではなく「値下げしました」という告知で、クリエイターノートのPrestigeシリーズ(ストア限定モデル)が一部安くなっていました。
つい先日「Modern 14 B10R」の実機レビュー記事を掲載したところですが、それよりもさらに高性能な製品が2機種「値下げ」されています。また、MSIからウインタブ読者に向けて「3,000円OFFクーポン」も頂いておりますので、さらにお買い得感が高まります。
1.Prestige 14(A10RAS-085JP)
セール価格: 184,800円(税込み)
※クーポンコード「MSISTOREPRESTIGE3000」使用後の価格
OS: Windows 10 Pro
CPU: Core i7-10710U
GPU: GeForce MX330
RAM: 32GB
ストレージ: 1TB NVMe SSD
ディスプレイ: 14インチ(3,840 × 2,160)Adobe RGB相当
サイズ: 319 × 215 × 15.9 mm / 1.29 kg
まずは14インチのモバイルノート「Prestige 14」です。この製品は「モバイルノートなのにグラボ(外部GPU)」を搭載する、ある意味MSIらしいハイスペックPCですが、ストア限定モデルはクリエイター向けの特性を強めた仕様になっています。
Prestige 14にはいくつかのバリエーションモデルがあります。CPUはすべてCore i7で、ノートPCに一般的に使われているCore i7-10510U(4コア8スレッド)のほか、より高性能なCore i7-10710U(6コア12スレッド)も選べます。また、外部GPUのGeForceも搭載しており、MX250、MX330、そしてGTX1650 Max-Qまで選択可能です。GTX1650はゲーミングノートにも使われている高性能なGPUで、モバイルノートでGTX1650を搭載している製品はほとんどありません。ウインタブが過去に実機レビューしたPrestige 14もGTX1650搭載モデルでした。
MSIストア限定モデルとなる「A10RAS-085JP」はGTX1650搭載ではありません。しかし、Core i7-10710UをCPUに、GeForce MX330をGPUに搭載し、ディスプレイは4K解像度です。また、ただの4Kではなく、Adobe RGB対応の、色表現にこだわった高品質なものです。GPU性能という点ではGTX1650搭載モデルに及ばないものの、高品質なディスプレイに大容量のRAM(32GB)とストレージ(1TB)と、クリエイターの高い性能要求にも十分応えられそうなシステム構成になっています。また、ハイスペックなモバイルノートを探しているビジネスマンにも向くと思います。この製品なら相当凝ったパワポ資料を難なく作り、使うことができますよね。
A10RAS-085JPは発売時の市場想定価格が税込み21万円前後と発表されていまして、まあスペックを見ればそのくらいしても当然かな、と思いますが、今回の値下げと限定クーポン「MSISTOREPRESTIGE3000」の利用により、税込みで184,800円となります。14インチのモバイルノートの価格としては結構高めですが、性能面から見ればかなりのバーゲンプライスと言えます。
MSIストアへのリンク:
PRESTIGE 14(A10RAS-085JP)
ウインタブ紹介記事:
MSI Prestige 14 - 14インチで1.29 kgのコンパクトボディにGeForce GTX1650を搭載!クリエイターもゲーマーも注目のモバイルノート
※MSIストアの現行モデルとは型番と仕様が異なります
2.Prestige 15(A10SC-066JP)
セール価格: 214,800円(税込み)
※クーポンコード「MSISTOREPRESTIGE3000」使用後の価格
OS: Windows 10 Pro
CPU: Core i7-10710U
GPU: GeForce GTX 1650 Max-Q
RAM: 32GB
ストレージ: 1TB NVMe SSD
ディスプレイ: 15.6インチ(3,840 × 2,160)Adobe RGB相当
サイズ: 356.8 × 233.7 × 15.9 mm / 1.6 kg
こちらは上に紹介したPrestige 14(A10RAS-085JP)の15.6インチ版、と言えるクリエイターノートです。スペックはPrestige 14とほぼ同じですが、GPUがMX330ではなく、GTX1650 Max-Qとなります。ウインタブでも実機レビュー(ディスプレイがFHD解像度のモデルです)をしていて、実際にオンラインゲームもプレイしてみましたが、やや発熱が大きめと感じられたものの、十分プレイ可能でした(ただし、長時間のプレイだと冷却が追いつかないと思います)。
すみません、GTX1650と聞くとついゲームプレイを想定してしまうのですが、この製品はゲーミングノートではなく、クリエイターノートでした…。処理性能面では上のPrestige 14よりもGPU性能が高い分だけ上と言え、クリエイターの込み入った業務にもしっかり対応できるのではないかと思います。また、ディスプレイサイズも15.6インチと大きく、それでいて重量が1.6 kgに抑えられているのも魅力ですね。
「A10SC-066JP」もMSIストア限定のモデルで、発売時の価格は税込み241,780円でした。さすがに値下げしても20万円は越えてしまいますが、「制作のプロ」「ビジネスのプロ」が使うのにふさわしいハイエンドマシンと言えます。
MSIストアへのリンク:
Prestige 15(A10SC-066JP)
ウインタブ紹介記事:
MSI Prestige15 レビュー - ゲーミングノートの性能と高級モバイルノートの筐体品質を両立した15.6インチ・クリエイターノート(実機レビュー)
※値下げ対象モデルとはスペックが異なります