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マウス G-Tune P5(2020)- 15.6インチのエントリー・ゲーミングノート。性能がアップし、ひとまわりコンパクトになりました

マウス G-Tune P5(2020)
マウスコンピューターが同社のゲーミングブランド「G-Tune」の15.6インチノート「G-Tune P5」を発売しました。この製品には旧モデルがありますが、新しいP5は性能が向上しただけでなく、筐体サイズも「一回り」小さくなりました。G-Tuneの中では「エントリー」に位置する製品で、価格も低めに設定されています。

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1.スペック

  G-Tune P5(2020)
OS Windows 10 Home/Pro
CPU Intel Core i7-10750H
外部GPU NVIDIA GeForce GTX1650(4GB)
RAM 8GB/16GB/32GB/64GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB M.2 NVMe SSD(SSDまたはHDDの増設可)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5
入出力 USB3.1 Type-C、USB 3.0 × 2、USB 2.0、HDMI、miniDisplayPort、LAN(RJ45)、イヤホンジャック、マイクジャック、SDカードリーダー
カメラ Webカメラ(100万画素)
バッテリー 稼働時間 約10.0時間
サイズ 359.5×238×22.8 mm(突起物含まず)
重量 2.02 kg

G-TuneのノートPCは基本的に注文時の構成カスタマイズが可能です。P5の場合はOSのバージョン、RAMとストレージ容量などをカスタマイズすることができます。

CPUは第10世代(Comet Lake)のCore i7-10750Hで、ゲーミングノート用としてはスタンダードなものが搭載されます。GPUはGeForce GTX1650で、ゲーミングノート用としては下位の型番となりますが、VRAM(ビデオメモリー)をGDDR5からGDDR6に変更したことにより、従来のGTX1650から6.2%の性能アップを実現しています(マウスコンピューターの従来製品との比較)。

RAMは標準で8GB、最大で64GB、ストレージは標準で256GB SSD、最大で1TBまでの増量が可能で、別にもう1つSSDもしくはHDDを追加することもできます。標準の8GB/256GBというのはゲーミングPCとしてはやや不足気味(特にストレージは厳しいです)なので、できれば16GB/512GB以上にしておきたいところです。

ディスプレイは15.6インチのIPS液晶、FHD(1,920 × 1,080)解像度のノングレアタイプで、リフレッシュレートの説明がなかったので、おそらく標準的な60 Hzになっていると思います。

通信まわりではWi-Fi6(ax規格)に対応しました。また、入出力ポートはマウス製品らしく充実していて、合計で4つのUSBポート、HDMIとminiDPと、2つの映像出力専用ポート、入力と出力が独立した音声ジャックを備えていますし、もちろん有線LANポートもあります。SDカードリーダーもフル規格(micro規格ではありません)です。

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マウス G-Tune P5(2020)

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サイズは一回り小さくなりました。旧モデルも別に大きすぎるということはなかったのですが、ニューモデルになって横幅は360 mmを切り、奥行きも238 mmとコンパクトになっています。ただし、重量は2キロありますので、15.6インチノートとしてはそれほど軽いわけではありません。

2.筐体

マウス G-Tune P5(2020)
筐体サイズが小さくなったことによる恩恵は、このアングルから見るとよくわかります。左右のベゼルが細くなり、下部ベゼルもずいぶん細くなりました。ゲームプレイ時の没入感を高めてくれると思います。

マウス G-Tune P5(2020)
天板です。G-Tuneのロゴがあるだけで他に装飾はなく、シンプルな印象ですね。また、この製品のポート配置の画像がないのですが、背面にDC-INとHDMI、miniDPが配置されているようです。

マウス G-Tune P5(2020)
キーボードは新設計です。主要キーのキーピッチは約19 mmと余裕があり、テンキー部分は少し独立した配置になっています。それと、最近増えているように思うのですが、テンキー部分の横幅を節約するためか、加減乗除のキーが上段に集中配置されています。最近は15.6インチサイズでも横幅が360 mm前後のものが増えていて、テンキーを廃止する製品も増えています。テンキー付きの15.6インチでも、今後はこのレイアウトが一般的になるのかもしれません。

また、このキーボードはRGB(カラフルなもの)バックライトを装備しています。Per-Key RGB(個々のキーのバックライト色を自由に設定できる)ではないようですが、ゾーン別にライティングをコントロールできるアプリが入っています。

3.価格など

マウス G-Tune P5(2020)はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、7月16日現在の価格は119,800円(税込み131,780円)から、となっています。G-Tune製品としてはかなりの低価格と言えます。

私も最近毎日ゲームをプレイしています。私が使っているゲーミングノートはGeForce RTX2060を搭載していますが、仕事柄GTX1650搭載のゲーミングノートも何度も試したことがあります。最新のAAAタイトルについてはプレイする機会がなく(というか重量級AAAタイトルは容量が非常に大きいので、どうしてもプレイしたいゲームが出てこない限り、当面はやらないと思います)、Webなどで情報を取りやすい、少し古めのタイトルをプレイすることがほとんどなのですが、基本的にGTX1650でプレイできないゲームというのはありませんし、挙動に不満を感じる(つまりGPU性能が不足している)こともほぼありません。

その意味ではカジュアルゲーマーが仕事終わりとか休日にオンラインゲームを楽しむのにはGTX1650で十分なのではないか、と思います。G-Tune P5の場合、RAMとストレージに関しては少し大きめにしておくほうが安心かと思いますが、その前提なら十分ゲームを楽しめる性能になっていると思います。また、デザインやサイズ感もビジネス用のスタンダードノートとそんなに変わりませんし、価格も低めなので、仕事用兼ゲーム用PCとしてとても魅力的と言えそうです。

4.関連リンク(マウスコンピューター)

G-Tune P5

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