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MSI GS75 Stealth - 17.3インチでGeForce RTX2080搭載、しかも薄型!ハイエンドな大型ゲーミングノートがMSIから!

MSI GS75 Stealth
ウインタブで実機レビューをするのは、記事を読んでくれる読者のためです。そのため、製品ジャンルによって私がレビューするよりもライターにレビューをお任せするほうがレビュー品質がよくなると思われるものはライターにお願いしています。しかし、「いやあ、あの製品は自分でもじっくり試してみたかったなあ」というものも少なからずあります。そんな魅力的な製品のひとつに「MSI GS65 Stealth Thin」がありました。最新かつハイエンドなシステム構成でありながら薄型で落ち着きのある、そして高級感あふれる筐体を備えたプレミアムなゲーミングノートです。

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今回紹介する「MSI GS75 Stealth」はGS65の大型版で、共通のデザインコンセプトのもと、NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX2080」を搭載するMSIの力作です。

1.スペック

MSI GS75 Stealth
GS75 Stealthは2つのバリエーションモデルがあり、「GS75-8SG-780JP」がGeForce RTX2080 Max-Qを、「GS75-8SE-760JP」がGeForce RTX2060を搭載します。GPU以外の構成は両モデル共通です。

CPUはもはやゲーミングノートではスタンダードと言えるCoffee Lakeの6コア、Core i7-8750Hが搭載され、GPUは上に書いたとおりNVIDIAの最新作「GeForce RTX20シリーズ」となります。RTXシリーズは「リアルタイムレイトレーシング」に対応し、ゲーム内で「光源、反射、影」などをリアルに描写できるという特徴があります。

RAMは16GB、ストレージは512GB SSD(M.2)ですが、ともに空きスロット(RAMは1スロット、ストレージはM.2スロット2つ)があり、「MSI指定販売店でのみ」という条件付きで増設可能です。

ディスプレイは17.3インチのFHD解像度で、リフレッシュレートが144 Hzです。ゲーミングノートとしては最高クラスのリフレッシュレートということになりますので、FPSやレースゲームなどもなめらかに動作すると思います。

ネットワークは有線・無線ともKiller(有線はKiller E2500、無線はKiller Wireless-AC 1550i)のチップが採用され、高品質なネットワーク接続が可能です。また、この製品は17.3インチと大型の筐体サイズになっていますので、入出力ポートも充実しており、薄型ながら必要なものはすべて装備されています。

そしてサイズもかなり小さめです。17.3インチサイズのノートPCの場合、横幅は40センチを越える(420 mmとかです)のが普通ですが、この製品は396.1 mmと、40センチ切りを実現しています。また厚さも18.95 mmしかなく、ゲーミングノートとしては画期的な薄さになっています。重量は2キロを越えますが、さすがにそれは仕方ないかな、と思えますね。

2.筐体

MSI GS75 Stealth
ゲーミングノートとしては非常にベゼルが細いです。最薄部で5.2 mmとのこと。また、MSIの製品ページでは「従来製品(17.3インチゲーミングノート)から約60%サイズダウン」という説明がなされていますが、ちょっと説明がアバウトすぎる気もしないではありません。まあ、薄くて軽いのは事実なので、ツッコミはやめておきましょう。

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MSI GS75 Stealth
天板です。以前実機レビューを掲載したGS65 Stealth Thinもそうでしたが、ゲーミングノートとしては非常にシンプルで落ち着いたデザインになっています。おそらくオフィスで使っても違和感はないくらいだと思います。筐体素材については開示されていませんが、GS65同様に金属(アルミ合金だと思います)と考えていいでしょう。

MSI GS75 Stealth
キーボードです。日本向けの仕様は「SteelSeries Per-Key RGB 日本語キーボード(キーひとつひとつに異なるバックライト色を割り当てられる)」です。定評あるSteelSeries製なので、ゲーミングはもちろん、通常のタイピングもごく快適なものと思われます。それと、ドスパラ製品と同様、この製品も「Windowsキーは右」です。

また、タッチパッドが非常に大型なものになっています。MSIでは「Silky Smooth タッチパッド」と称しており、サイズが35%ほど大きくなった上、「シルクのような滑らかな手触りで操作感が大幅に向上」しているとのことです。もちろん10種類以上のジェスチャに対応します。

MSI GS75 Stealth
薄型になっても冷却面に抜かりはありません。3基の冷却ファン、7本のヒートパイプを備え、名付けて「Cooler Boost Trinity+」という冷却システムを装備しています。MSIはゲーミングPCに「ほぼ特化」していると言ってもいい製品構成ですから、このあたりに関しては心配いらないでしょう。

3.価格など

MSI GS75 Stealthは2月下旬の発売予定で、想定される価格はGeForce RTX2060搭載のGS75-8SE-760JPが298,000円前後、RTX2080搭載のGS75-8SG-780JPが435,000円前後となっています。販売店は「ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、ヨドバシカメラ、ARK、TSUKUMOなど」です。

2モデルの構成差は外部GPUのRTX2060とRTX2080だけなのですが、RTX2080ってかなり高価なんですね。上級ゲーマーならやっぱりRTX2080なんでしょうけど、ライトゲーマーとかビジネスユーザー、あるいはクリエイターならRTX2060モデルのほうが購入しやすいし、性能面でも十分満足できそうな気がします。MSIのGSシリーズは筐体のデザインとか質感が非常に高いので、ゲーマーならずとも予算があればぜひ購入したいところです。

4.関連リンク

GS75 STEALTH:MSI公式サイト 製品ページ

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