先日紹介した「マウス m-Book Jシリーズ」ですが、当初「Core i5モデルとCore i7モデルのみ」とご案内したものの、実はCeleronモデルもありました。ごめんなさい。製品ページが完全に分かれていまして、気づくのが遅れてしまいました。この製品は先日紹介したものと同じ筐体を使用していますので、この記事では相違点のみご紹介します。なお、この製品の筐体構造等については下記の記事をご覧ください。
マウス m-Book J シリーズ - 13.3インチ、マウスファン待望の第8世代Core i 搭載モバイルノートが出たよ!
この製品と先日紹介したm-Book Jとの最大の相違点はCPUですが、それ以外にもいろいろと違いがあります。
まずCPUです。Celeron 3865Uという、Kabylake世代のものとなり、Passmarkが公表しているベンチマークスコアだと、
Celeron 3865U: 1,901
Celeron N3450: 1,825
Celeron N3350: 1,118
Core i3-7100U: 3,780
※1月23日現在のPassmark公表値。数値が大きいほうが高性能
となっていました。つまり、Apollo Lake世代のCeleron N3450といい勝負くらい、低価格なノートPCに使われているN3350よりはずっと高性能です。ただし、Core i3には大きく水をあけられていますね。
RAMは標準だと4GBですが、8GB/16GB/32GBと増設注文が可能です。また、ストレージはm-Book J(Core i5/i7)のようにデュアル構成にすることはできず、HDDかSSDのいずれかを選ぶことになります。
次に大きな相違点はディスプレイ解像度です。この製品はFHD(1,920 × 768)ではなくHD(1,366 × 768)となります。
これ以外はm-Book J(Core i5/i7)とm-Book J(Celeron)の相違点はありません。筐体は同一ですし、入出力ポートの構成も変わりません。
つまり、「CPUがCeleronに」「ディスプレイがHDに」「ストレージが単一構成に」という3点が相違点となります。私たち個人ユーザーにしてみると、ストレージはともかくとして、CPUとディスプレイの2点についてはかなり重要な違いかと思います。
マウス m-Book J(Celeron)はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、価格は54,800円(59,184円)から、となっています。Core i5/i7モデルのほうは最低でも89,800円(税込み96,984円)ですから、お値段のほうはかなり抑えられていると思います。
マウスのノートPC全般に言えることですが、入出力ポートが非常に豊富でバッテリーも着脱可能(つまり、予備を持ち歩いたり、劣化したら交換することができます)だったりして、ユーザーニーズ、特にビジネスニーズをよく考えた構造になっています。Core i5とかi7が必要なのか、あるいはExcelやWord中心なのでCeleronでも十分なのか、人によってニーズは異なると思いますが、どちらにしても安心して長く使える製品だと思います。