Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9 － Lunar Lake搭載の薄型ノート、早くも販売開始です！

レノボがノートPC「Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」を発売しました。なんだかちょっと変わった名称ですが、この製品は「Lunar Lake搭載」のCopilot+ PCです。Yoga Slim 7シリーズにはCPUにSnapdragon X搭載のCopilot+ PC、Yoga Slim 7x Gen 9がリリース済みなので「これで2機種目のCopilot+ PC」ということになります。

1.製品概要

スペック表

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Yoga Slim 7x Gen 9はディスプレイが14.5インチ、重量1.28 kgのモバイルノートサイズの製品ですが、このYoga Slim 7i Aura Edition Gen 9はそれよりも一回り大きい15.3インチです。ただし重量は1.53 kg、厚さは最薄部で13.9 mmと「モバイルできそう」なサイズ感になっています。

OSはHome版CPUはLunar LakeのCore Ultra 7 258Vです。NPUにIntel AI Boost (最大 47TOPS)を、内蔵GPUにはIntel Arcを搭載、非常に高いAI処理性能・クラフィック性能を備えています。…Lunar Lakeに関してはベンチマークスコアがどのくらいになるのか楽しみですね。

RAMはCPUと統合されており、容量は32GB、ストレージは1TBです。

トップ画像を再掲します。ディスプレイは15.3インチと「ちょっと珍しい」サイズでIPS液晶、2,880 × 1,800と高解像度、リフレッシュレートも120Hzと高速でタッチ対応もします。「Delta E<1精度、100% P3、100% sRGB」と開示されており、非常に高い発色品質になっています。

筐体（フレーム）はマグネシウム合金製で薄くて軽く、筐体色はルナグレーのみが設定されています。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キー(Fnキー+Windowsキー+Copilotキーを含む)、JIS 配列、バックライト・キーボード」と開示されており、テンキーはありません。また、この画像を見ると両サイドにスピーカーグリルがあります。Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9は底面に2つ、キーボード面に2つ、合計で4つのスピーカーを搭載していますので、音質にも期待ができますね。

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側面と入出力ポートの構成です。USBポートは3つでうち2つがThunderbolt 4と高規格です。

2.価格など

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9はレノボ直販サイトで販売中（出荷は9月下旬～10月上旬）で、価格は249,810円です。

Lunar Lake搭載機に関しては先日Mouse Pro G4という製品の紹介記事を掲載しましたが、「販売開始、したがって価格も決定」という製品をウインタブがご紹介するのはこのYoga Slim 7i Aura Edition Gen 9が初めてです。

CPU以外のスペックも高い製品ではありますが、なんとなくLunar Lake価格かな、という感じもしますね（CPUがLunar Lakeでなければもう少し安いと思われる、という意味です）。今月中にはLunar Lake第一陣、という感じで各社から搭載機が出揃うと思いますので、もう少し様子見でもいいかもしれないですね。どうせ9月24日以前の出荷はありませんし。

3.関連リンク

Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9(Intel® Core™)：Lenovo

執筆者：ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。