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Lenovo Yoga 760(14) - Zen 3のRyzenを搭載する14インチ・コンバーチブル2 in 1

Lenovo Yoga 760(14)
レノボの14インチコンバーチブル2 in 1「Yoga 760(14)」をご紹介します。型番の下二桁が「60」なので、2021年モデルと言っていいと思いますし、発売が2021年6月(メーカーサイトにスペック表が掲載されたのが6月22日)なので、実際2021年モデルなわけですが、筐体はYoga 750i(14)(Intel CPU搭載)と同サイズです。Yoga 760はAMD Ryzenを搭載していますので、実質的には「Yoga 750i(14)のRyzen版」という感じですね。

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なお、この記事では主にスペックについてご説明します。筐体などの仕様についてはYoga 750i(14)の紹介記事をご覧ください。
Lenovo Yoga 750i 14 - 第11世代(Tiger Lake)Coreプロセッサー搭載、スリムな14インチコンバーチブル2 in 1

1.Yoga 760(14) 概要

スペック表

  Yoga 760(14)
OS Windows 10 Home
CPU AMD Ryzen 5 5600U / Ryzen 7 5800U
GPU なし
RAM 8GB / 16GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB 3.1 Type-C × 2、USB 3.0、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(720p)
バッテリー 稼働時間約19.3-19.9時間
サイズ 320.4×214.6×15.7mm(最薄部)
重量 1.41 kg

バリエーションモデル

・Ryzen 5/8GB/512GB
・Ryzen 7/16GB/512GB
※カスタマイズモデルあり

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ポイント

・Zen 3アーキテクチャのRyzen 5/Ryzen 7搭載
・サンドブラスト加工されたアルマイトメタルの筐体
・ヒンジが360度開口するコンバーチブル2 in 1
・アクティブペン付属

コメント

CPUはZen 3のRyzen 5 / Ryzen 7で、処理性能が非常に高く、ビジネス用とか学習用としては十分すぎるくらいの実力があります。それとこの製品、Yogaシリーズとしては珍しく、注文時に構成のカスタマイズが可能です(Intel版のYoga 750iにもカスタマイズモデルが設定されました)。従来のIdeaPadシリーズやYogaシリーズは構成のカスタマイズができないものがほとんどで、例えば「CPUはRyzen 5で十分」と思ってもRAMが8GBしか選べなかったり、CPUの型番によってSSDの容量も決まってしまう、ということもありました。しかし、Yoga 760は「Ryzen 5にRAM16GB、SSDは256GBでいいや」みたいなこともできます。

ただし、7月28日現在の実売価格を見ると、カスタマイズモデルのみ割引率がかなり低く(15%OFF)抑えられていて、非カスタマイズモデル(最大41%OFF)に比べて割高になってしまっているのがちょっと残念です。

Lenovo Yoga 760(14)
ディスプレイは14インチのFHD解像度、IPS液晶で、ペン入力も可能です(ペンも付属します)。なお、ペンは「Activeペン」という記載になっていますので、他のLenovo製品の例から、おそらくワコムAES方式のものと思われますが、詳細について開示がなく、実際どのくらいの筆圧に対応するのか、正式なデジタイザーの仕様は何か、ということは不明です。

Lenovo Yoga 760(14)

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なお、入出力ポートの配置はIntel版の750i(14)と同じですが、CPUがRyzenということもあり、USB Type-CポートはThunderboltではありません(750iはThunderbolt 4 × 2)。それと、この製品のスピーカーはキーボード面の左右にあり、Dolby Atmos Speaker Systemを搭載していますので、音質に関してはかなり期待ができそうです。

2.Yoga 760(14) 価格など

Lenovo Yoga 760(14)はレノボ直販サイトで販売中で、7月28日現在の価格は下記のとおりです。

Ryzen 5/8GB/512GB:93,975円
Ryzen 7/16GB/512GB:119,935円

なお、カスタマイズモデルは「Ryzen 5/8GB/256GB」というベースの仕様で144,925円となっており、現時点だと非カスタマイズモデルよりもかなり割高になってしまいます。それと、Intel CPUを搭載するYoga 750i(14)ですが、

Core i5-1135G7/8GB/512GB:95,467円
Core i7-1165G7/16GB/512GB:113,843円

という価格なので、760(14)とそんなに大きな価格差はありません。ただし、カスタマイズモデルが「Core 5/8GB/256GB」というベースの仕様で94,050円(40%OFF)と、非カスタマイズモデルに近い割引率になっているのが魅力です。Zen 3のRyzenに魅力を感じるなら760(14)を、RAMやストレージ容量を好みに合わせて変更したい場合は750i(14)を、という感じでしょうかね?

YogaシリーズはIdeaPadシリーズよりも価格も筐体品質もワンランク上だと思っています。「超ハイコスパなIdeaPad」と「定評あるビジネスマシンのThinkPad」の間に挟まれてあまり目立たない印象ではありますが、質感の良いノートPCとしてYogaシリーズはおすすめです。

3.関連リンク

Yoga 760(14):Lenovo
Yoga 750i(14):Lenovo

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