Automation – The Car Company Tycoon Game - 自動車好きには是非プレイして頂きたいゲーム!面白いので紹介します

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こんにちは、ひつじです。連休はいかがお過ごしだったでしょうか。ガジェット系の話題からは少し離れますが以前より機会があれば紹介したいなと思っていたゲームがあるんです。その名も「Automation – The Car Company Tycoon Game」。

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発売は2015年なので結構古いゲームなのですが、アーリーアクセスのまま今に至っています。(ただしアップデートはとても頻繁に行われます)内容としてはいわば自動車の会社を運営しよう、という趣旨のゲームですね。ただ経営シムとしては「それなり」です。面白いのはむしろ自動車づくり。

小さな頃、よく自動車の落書きとかしませんでしたか?特に男児は自動車か電車のどちらかを通る場合が多い、なんて話を聞いたり聞かなかったりもしますが、このゲームはいわば「ぼくのかんがえたさいきょうのじどうしゃ」を再現出来てしまうんですよね。カーモデリングも可能なので、プラモデル好きとかにもお勧めしたい内容になってます。

販売サイト:
Automation – The Car Company Tycoon Game:Steam
※PC用のゲームで、推奨スペックが低いため、比較的世代の新しいIntel Core/AMD Ryzen搭載機であれば、外部GPUなしでも動作すると思われます。

1.主なゲーム内容

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ざっくり言うと「キャンペーンモード」「サンドボックスモード」「チャレンジモード」が存在しますが、それぞれ「自動車会社を運営していかに利益を出すか挑戦するモード」と「好きにエンジンや自動車を作成するモード」、「決められたお題にのっとってエンジンや自動車を作成するモード」になっています。

キャンペーンモードについて

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キャンペーンモードは需要に基づいて自動車会社を運営、製品を製作し販売することで利益を得て、その経営結果によって得られるスコアをなるべく多く獲得することに挑戦するモードです。

時には市場喚起や技術開発のための投資をしつつ、アルミニウムや高張力鋼板に対応した工場を建てながら限られたラインを駆使してエンジンや自動車を生産していきます。生産ラインはシフト管理しなければ行けないのですが、例えばいろんな自動車に共通のエンジンを使用すれば生産効率は高くなる反面で、複数のラインで同一のエンジンを生産しなければ過重労働になって生産数量や品質に悪い影響が出たりします。

もちろん、品質が悪ければ製品不具合が発生しますし、実際トラブルが出た場合はそれらをどう取り扱うか(全数リコールするか、サイレントリコールに留めるか、リスクを覚悟で問題を握りつぶすか)みたいなことも選べてしまいます。だからと言って歩留まりを上げるようにすると今度はコストに返ってくるというジレンマ。法整備も順次国ごとに移り変わっていきますので、無鉛ガソリンに対応しないといけないとか、衝突安全性を向上させなきゃいけない、みたいな苦労も一定数発生します。国ごとに経済力や人件費と人材としてのスキルも違いますから、どの市場をターゲットに車を作るのか、そしてその工場はどこに置くか、みたいなことも考えなきゃいけないんですよね。

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色々書いていますが、この手の経営シムとしては表層をなぞった感じではあるので良くも悪くもシンプルなルールです。その割にUI等は見づらさが目立ちますから、手探りで慣れていく必要があるモードですね。ただ難易度の選択が可能でかつ、一番簡単な「カジュアル」はよほどのことがない限り倒産しないだけの資本を持っています。不安がらずにまずはなんでもトライしてみる、でいいと思います。

レビューなどでもどちらかと言えば「おまけ」的な扱われ方をされているモードではありますが、普通に遊べるのでこれはこれでOKですね。

サンドボックスモードについて

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サンドボックスといえば本来ゲームのおまけポジションであることが多いのですが、このゲームではこのモードこそが実質のメインだと言えます。エンジンや自動車を制限なく製作できるモードです。なお製作した自動車は写真撮影や簡易的なタイムトライアル、市場評価の確認等が出来るだけでなく、BeamNG.driveというカーシミュレーターに出力が可能です。(※出力そのものはサンドボックスモードだけでなく、キャンペーンモードで作成した車でも可能)このBeamNG.driveというゲームも特に車の破壊表現に対するこだわりが強く、ドライブゲームとしては結構おススメ出来るソフトだとは思いますが、「自分で作った車を走らせることが出来る」ことがとても楽しい。

少し話が逸れましたね。この出力に関する話は後述するとして、サンドボックスモードで出来ることをもう少し詳しく説明します。

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まずエンジン製作ですが、直列エンジン、V型エンジン(バンク角は60度か90度)、水平対向エンジンの制作が可能です。また、過給機もターボは選択が可能。W型やロータリーエンジンやハイブリッド、過給機で言えばスーパーチャージャー等はないものの、660ccの軽自動車のエンジンや4リッターオーバーのV8ターボエンジンなどなど、思いついたエンジンを作成できる懐があります。また、年式の設定も可能で、古い年式ならプッシュロッドしか作れない、とか、キャブレター式エンジンしか搭載できない、良い触媒がないので排気ガスが汚くなりがち、みたいな細かい制限や仕様がついて回ったりしますね。

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また、作成できるエンジンの設定幅も広いです。エンジンブロックやコンロッド等の素材、最大回転数や燃料の希釈割合、圧縮率なども設定が可能です。もちろん無茶苦茶な設定は出来ませんが、ノッキングなしに高性能なエンジンが作れるとちょっと嬉しくなってしまいます。

なお、気筒数やボア径などでエンジンサイズが変わってしまうことから自動車のサイズ次第ではそもそも搭載できなかったり、搭載できても色々条件が発生する場合があります。これがまた面白いんですよね。

もちろん出力の最高を狙うのも面白いと思いますし、いかに低燃費を目指すか、みたいな楽しみ方もありますね。
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一方自動車製作では前述のエンジンを搭載しつつ、カーデザイン、サスペンションやブレーキなどの設定、内装の品質などをチョイスしていくことが可能です。特にカーデザインは自由度が高いです。ゲームユーザーからの評価が高いポイントの1つであると言えます。

チャレンジについて

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ざっくり言うと与えられた条件を満たすエンジンや自動車を製作するのがこのモードです。どちらかと言うとチュートリアルの一環に近いのかなと思います。不慣れなうちはこのモードをプレイしてみてもいいかもしれません。

2.作成した自動車の例

このゲームには作成した自動車を動画や写真に納めることが可能なモードがあります。これがなかなか面白いんですよね。撮影できる内容としては最近のレースゲームのそれに近いものがあります。どんな車が作れるかも兼ねて、いくつか写真を紹介したいと思います。(ちなみに短い動画も撮れたリしますが割愛します。)
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なお、今回詳しくは紹介していませんが、サスペンション形式やガソリン指定(オクタン価をどうするか)、更には車体のフレーム形式やボディパネル素材などに至るまで設定が可能です。結果、車両重量や駆動方式、積載量の限界などが決まるので燃費や実用性の評価が変わってきます。
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出来上がった自動車のスペック表を見てもなかなかに面白いゲームですよ。極端なセッティングをしていたら指摘を貰えるので初心者にも安心です。

3.BeamNG.driveへの出力

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前述の通り、このゲームは作成した自動車をBeamNG.driveというカーシミュレーターにMODとして出力できます。レースというよりはドライブゲームに近い内容でどちらかというと「車の悪い部分を色々表現しているタイプのシミュレーター」というべきかもしれません。例えば衝突時の壊れっぷりや破損表現を筆頭にエンジンのオーバーヒートやサスペンションの飛び跳ね、タイヤのパンク等が容赦なく再現されます。

そういったゲームの中で自作の自動車を走らせることができるのはなかなかに刺激的。特に適当にセッティングした自動車はやっぱり適当な挙動になるし、「ぼくのかんがえたさいきょうのじどうしゃ」は全然最強じゃない、なんてこともよくある話。それがまた奥深くて面白い。

さすがにMODであることなどから破損表現やそもそもの出力した自動車の質感などは「それなり」止まりですがそれでも十分楽しめる機能だと思いますね。是非2本セットで購入頂きたい。BeamNG.driveもドライブゲームとしては非常に出来が良いですから。

4.まとめ

Automation – The Car Company Tycoon GameはSteamで購入が可能なゲームです。7月27日現在の価格は3,090円。必要動作環境はWindows環境(Vista以上)が必須なものの、Core2duo E4500、メモリが2GB、GPUがGeforce 8600GTやRadeon X1650程度とかなり低め。今どきのマシンなら外部GPUが無くとも動作可能でしょう。(さすがにN4100などでは厳しいかもしれません)

お盆を始め、夏の休暇は外出も出来ないし時間をどう潰そうか悩まれている方もいらっしゃるかと思います。そんな方は「Automation – The Car Company Tycoon Game」で自動車づくりに精を出してみてはいかがでしょうか。

5.関連リンク

Automation – The Car Company Tycoon Game:Steam

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