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Lenovo ThinkPad E495 - 14インチでCPUにAMD Ryzenを搭載する、「バリューなThinkPad」が登場!週末なら4万円台から買える!?

Lenovo ThinkPad E495
Lenovoの「ビジネスマンの味方」ThinkPadシリーズにもAMD製のCPUを搭載するものが増えてきましたが、今度は手頃な価格が魅力のEシリーズに14インチのAMD搭載モデル「E495」が追加されました。「週末なら4万円台から購入できる」ThinkPadの登場です!

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1.スペック

Lenovo ThinkPad E495
Eシリーズの14インチには2019年モデルとして「E490」が、2020年モデルとして「E14」がありますが、このE495はE490と同一筐体です。CPUのメーカーが異なるので、マザーボードなど筐体の内部構造は別物だと思いますが、私達一般ユーザーにしてみれば「E495はE490のCPU違い」と考えていいと思います。

そのCPUはAMD Ryzen 3/Ryzen 5/Ryzen 7の3種類を選べます。非常に乱暴な言い方になりますが、Ryzen 3はCore i3、Ryzen 5はCore i5、Ryzen 7はCore i7とほぼ同等の性能であると考えていいでしょう。ウインタブの実機レビュー経験に照らすと、RyzenのほうがCore iよりもグラフィック性能が高い反面、PC Markのような表計算ソフトや画像加工、ビデオチャットなどをシミュレートするテストではCore iプロセッサーよりも若干低めのスコアになる、という傾向が見られますが、それでもほぼCore iプロセッサーと同等、という理解でいいと思います。なお、E490には設定のある外部GPU、Radeon RX550はE495には設定がありません(CPU内蔵GPUの名称がRadeonですが、これはあくまで「内蔵」です)。

RAMは最低で4GB、最大で32GBまで増量可能で、CPUがRyzenであることを考えると、最低でも8GBはあったほうがいいと思います。ストレージはプライマリーがSSDで128GBから512GBまでの容量を選べるほか、別途HDDを増設することもできます。

ディスプレイは14インチのTN液晶、HD解像度のものとIPS液晶、FHD解像度のものが選べます。個人利用の場合は視野角が広く、高精細なIPS液晶、FHD解像度を選ぶほうがいいと思います。IPS液晶にするための差額が3,000円弱(割引率考慮後)と小さいですし。

入出力ポートはビジネスマシンらしく、かなり豊富です。USBポートは合計で4つありますし、14インチながら有線LANポートもあります。SDカードリーダーがmicro規格であるのがちょっと残念ですが、文句なしの構成と言えますね。

サイズはE490と全く同じで、2019年に発売される14インチノートとしては大きいです。14インチというのはモバイルノートとスタンダードノートの境目のようなサイズ感になりますが、E495はどちらかと言うとスタンダードノートの方に近いと言えます。重量も1.75 kgありますので、毎日持ち歩くのは少しつらいかも知れません。そのかわり入出力ポートは充実していますし、ThinkPadらしい堅牢性にも期待できます。

2.筐体

Lenovo ThinkPad E495
E495はE490と「ぴったり同寸」なので、同一の筐体が使われていると思って間違いないでしょう。E490はウインタブでも実機レビューをしていますので、筐体品質についてはE490の実機レビューをご覧いただくほうがいいと思います。
Lenovo ThinkPad E490 レビュー - 14インチのハイ・コストパフォーマンス機。性能と価格を両立するならコレ!(実機レビュー:ゆないと)

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E495を正面から見てみると、下部ベゼルがかなり太くなっていて、そのぶん「ディスプレイが上のほうにある」ような感じになります。E490の実機レビューではこのレイアウトは好評価されていました。

Lenovo ThinkPad E495
天板はほとんどのThinkPadシリーズと同様、ABS樹脂製です。また、デザインもThinkPadそのもの、というか、装飾のない黒無地で、ThinkPadロゴのみが配される、「ある意味おなじみ」のものです。まあ、ThinkPadの天板にイルミネーションをつけられても困っちゃいますけどね。

Lenovo ThinkPad E495
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本語配列がデフォルトで、英語配列がオプション(定価ベースで3,300円、セール時なら2,000円弱)となります。14インチなのでテンキーはありません。また、バックライトの設定もないですね。ThinkPadシリーズのキーボードは「これを理由にThinkPadを買う(あるいはThinkPadから離れられない)」くらいの使い心地です。

Lenovo ThinkPad E495
側面と入出力ポートの配置です。スペックのところでも書きましたが、14インチノートとしては十分すぎるくらいにポートがありますので、ビジネス利用でも困ることはないでしょう。

3.価格など

Lenovo ThinkPad E495はLenovo直販サイトで販売中で、12月20日現在の価格は税込み51,612円から、となっています。私が12月19日の深夜(ナイトクーポン適用時間帯)に確認したところ、税込み49,588円からになっていましたので、週末や夜間だと5万円を切る価格になる可能性が非常に高いと思います。ちなみに最低価格の構成は「Ryzen 3/RAM4GB/128GB SSD/TNディスプレイ」なので、RAMを8GBに、ディスプレイをIPSに変更してみたところ、税込み58,344円となりました。週末価格だと税込み55,000円程度になると思います。

もともとThinkPadという製品は「安いから買う」というものではなく「モノがいいから買う」ようなPCだと思います。しかし、このE495に関しては「安いから買う」というのも十分ありえますね。ややどっしりした14インチというのは競合製品が必ずしも多くありませんし、単純に同等スペックの14インチノートと価格比較をしても十分勝てる(つまり安い)と思います。いちThinkPadユーザーとしても、この価格で十分な性能をもったThinkPadが買えるのなら強くおすすめしたいです。

4.関連リンク

ThinkPad E495

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