Teclast X6 Pro - 12.6インチでCore m3搭載、Surfaceタイプのデタッチャブル2 in 1

Teclast X6 Pro
中国メーカー「Teclast」のCore m3搭載デタッチャブル2 in 1「X6 Pro」を紹介します。この製品は「Surfaceタイプ」の筐体を備えている、というかSurfaceをかなり忠実にコピーした感じの製品特性になっています。少し前まではウインタブで紹介する中華PCのほとんどがCeleronをCPUに搭載する、エントリースペックのものでしたが、中国経済の成長、そして中国の人々の生活水準向上を反映してか、深センメーカーでもスペックの高いもの(そして価格も高い)製品が目立つようになってきたと思います。

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1.スペック

Teclast X6 Pro
この製品のスペックは中華製品としては高いです。CPUにCore m3-7Y30、RAMは8GB、ストレージは256GB SSDを搭載します。また、ディスプレイも12.6インチで解像度が2,880 × 1,920とかなり高精細なものが採用されています。

Teclast X6 Pro
別売りとなりますが、1,024段階の筆圧に対応するスタラスペンも用意されます。

入出力ポートもSurfaceタイプの製品としては健闘していると思います。USB Type-Cが1つ、フルサイズ(Type-A)USB 3.0が2つ、microHDMIポートが装備されますが、本家のMicrosoft Surface Pro 6はUSBポートが1つだけ、あとはMiniDisplayPortとオーディオジャックのみなので、ポートに関しては本家Surfaceをしのぐ充実ぶりです。ただし、よくわからなかったのがSD(microSD)カードリーダーで、Banggoodの製品ページには「あり」と記載されていますが、メーカー提供の筐体画像からは確認ができませんでした。Microsoft Surface Proシリーズの場合、キックスタンドの裏側にmicroSDカードリーダーがあります。Teclast X6 ProもSurfaceと同様の構造になっている可能性はありますが、現時点では不明です。

サイズのほうも悪くありません。中華のSurfaceタイプ2 in 1の場合、タテ・ヨコサイズでは割と頑張っているのですが、重量が決定的に重くなってしまうことが多いです。しかし、X6 Proは860 g(本体のみ)に収まっていて、Microsoft Surface Pro 6の775 g~792 gよりは重いものの、「許せるレベル」くらいにはなっていると思います。せっかくなのでタテ・ヨコサイズもSurface Pro 6と比較してみましょう。

Teclast X6 Pro: 300 × 210 × 8.5 mm
Surface Pro 6: 292 × 201 × 8.5 mm

このように、タテ・ヨコとも1センチほどSurface Pro 6よりも大きくなっていますが、ディスプレイサイズもSurface Pro 6の12.3インチに対し、X6 Proは12.6インチと若干大きくなっていますので、個人的にはこれも「許せるレベル」だと思います。

2.筐体

Teclast X6 Pro
キーボードを接続した状態で正面から見たところです。画像だけだとなんとも言えませんが、なかなかカッコいいですね。また、Windowsボタン(Windowsロゴのデザインのセンサーボタン)はしっかり残っています。

Teclast X6 Pro
背面はSurfaceシリーズにそっくりで、もちろんキックスタンドを備えます。筐体素材は不明ですが、このタイプの製品の場合、キックスタンド部分は100%金属製ですし、製品の格から考えて金属製(アルミ製)と思ってもいいでしょう。

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Teclast X6 Pro
CPUがCore mなので、おそらくファンレス構造と思われます。排熱にもかなり気を配っていて、このように非常に多くの通気口がついています。というか、メーカーがこのような画像を用意している時点である程度安心できます。

Teclast X6 Pro
キックスタンドの角度調整は「最大で135度まで」です。Microsoft Surfaceシリーズは「ほとんど水平」くらいまで開口ができますので、この点は少し弱いかもしれません。ただ、ここまで開口できるのであればイラスト用途にも十分使えそうです。

Teclast X6 Pro
別売りのキーボード(Surfaceシリーズで言うタイプカバー)です。英語配列で、割とプレーンなものになっていると思います。指紋センサーとバックライトの装備はないようです。Microsoft Surfaceシリーズは世代を重ね、クラムシェルノートに劣らないキーボード品質を実現していますが、このキーボードはどうでしょうね。こればっかりは使ってみないとなんとも言えません。

Teclast X6 Pro
側面とポートの配置です。この画像からはmicroSDカードリーダーは確認できません。USBポートが左右に振り分けられており、使い勝手は良さそうです。また、DC-INはUSBではなく、専用端子となっています。

3.価格など

Teclast X6 Proは中国の通販サイト「Banggood」「Gearbest」に製品ページがあり、12月11日現在の価格は479.99ドル(55,000円強)と同価格です。また、別売りのスタイラスペンとキーボードはBanggoodでは近日取り扱い開始、Gearbestでは販売中で、ペンが33.99ドル(3,923円)、キーボードが81.73ドル(9,432円)となっています。この製品を購入する場合、少なくともキーボードは必要と思われますし、ペンもあったほうがいいと思いますので、「全部で7万円弱」くらいになりますね。

従来の考え方だと、「中華製品に支払う金額としては高い」ということになると思います。一方、Microsoft Surface Pro 6にはCore m3モデルの設定はなく、1世代前のSurface Proに「Core m3/RAM4GB/128GB SSD」という構成のモデルがありますが、税込みで107,784円(12月11日現在のMicrosoftストア価格)と、やはりX6 Proよりも高価です。

Surface Pro 6はつい先日ウインタブでも実機レビューをしており、ディスプレイの美しさとか筐体品質の高さに関しては素晴らしいものがありました。ちょっと失礼かもしれませんが、Teclastの現状の実力だとSurface Proに匹敵する品質を実現していることは期待できません。ディスプレイの発色であるとか筐体の質感、スタイラスペンの描き味、キーボードの打鍵感など、Surface Proには及ばないであろうと思います。しかし、X6 ProはSurface Pro 6の「半値以下」で購入が可能です。

このあたり、ウインタブ読者であれば先刻ご承知のことと思います。トータルの品質でSurface Proとまともに比較しようとは思わないでしょう。とにかく、「Surfaceをコピーして半額以下に仕上げる」というのが中華の醍醐味ですよね。また、Surface Goとの比較であれば「ちょっと面白い」かもしれません。

4.関連リンク

Teclast X6 Pro:Banggood
Teclast X6 Pro:Gearbest
TECLAST Taipower X6 PRO Dedicated Keyboard:Gearbest
Teclast TL – T6 / F5 Active Stylus Pen:Gearbest

Comment

  1. 匿名 より:

    core m3-7Y30は不足してる印象あるけど8100Y搭載するんだろうか?

    • wintab より:

      こんにちは、返信が遅くなりすみません。その可能性はありますよね!ユーザーとしては8100Yのほうがうれしいですけど…。

  2. natsuki より:

    これ、構成がすごく良い。
    特に何がいいかって、USBが合わせて3つ付いているとこ。これだけのポートを確保しているタブレットは他にはほとんどないです。経験上、中華USB3.0は不安定なことが多いので、そこだけは不安ですが。やっぱりWindowsは拡張性あってこそ。

    容量も申し分ないし、ペン性能には期待しなくても、Surfaceより、汎用性では上を行くのでは?

  3. 匿名 より:

    ペンの方式が気になりますね

  4. 匿名 より:

    X6Proを買いましたが、microSDカードリーダーは写真と違って上部左端にあります。またキックスタンドの裏側にはメンテナンスハッチがあり、SSDが簡単に交換出来るようになっています。

    • wintab より:

      こんにちは、もう入手されたんですか!すごい速さ。情報ありがとうございます。この製品はレビューしたいですねえ。

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